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2007-01-03 13:26
台湾政治の潮流の変化と東アジア
舛島 貞
大学助教授
アジア欧州会合(ASEM)が形成される過程で「東アジア」は実質上ASEAN+3としてスタートした。中国は、ASEANにコミットする中で国際的な地域枠組みへの足がかりを得てきた。他方、中国にとって、この枠組みのメリットは台湾を含んでいないことにもある。逆に台湾を含むAPECは必ずしも歓迎されない場だ...
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2007-01-01 11:41
新年明けましておめでとうございます
伊藤 憲一
東アジア共同体評議会議長
2007年を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。21世紀も7年目を迎えたわけですが、この7年の変化を思うとき、世界が急速に変化しつつあることを痛感します。曇りのない目で見てゆかないと、その変化の本質を見落とすことになりかねません。そもそも人類の歴史的時間の加速度的進行という事実があります。それ...
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2007-01-01 09:12
アジア通貨危機から10年と「タイ・ショック」
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
昨年12月18日、タイ中央銀行は、流入する短期資本の30%を無利子の準備金として外貨のまま預託することを義務づけ、1年以内に引き出す場合にはその3分の1を没収するといった資本流入規制を発表した。財・サービスの貿易取引や居住者による海外投資の利益送金、直接投資は対象から除外されており、あくまで投機的...
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2006-12-29 05:56
東アジア共同体関係各国の態度の弱さ、曖昧さ
石垣 泰司
東海大学法科大学院教授
東アジア・サミットの開催なきまま1年が過ぎ去ろうとしている。12月初旬フィリピンのセブで開催が予定されていた第2回東アジア・サミット(EAS)が間際に台風襲来との理由で明年1月へ急遽延期になったことについては、単なる気象上の理由だけではなく、テロ情報や内政上の事情もあったとの憶測がなされているが...
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2006-12-27 23:03
東アジアのエラスムス計画について
四条秀雄
不動産業
明治以来日本の知性は、欧米との比較において、近代化した日本人に関するアイデンティティーの危機に晒されてきました。表面上は和魂洋才で西洋化に成功した日本でしたが、夏目漱石を始めとして明治知識人の多くが、近代化を内発的に生み出しうる知性が日本の文化にあったのかという疑念に苛まれてきました。その後この疑...
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2006-12-27 15:40
「アジア太平洋戦争」と表現する
吉田 春樹
吉田経済産業ラボ代表取締役
2006年4月7日付けの投稿で、私は「太平洋戦争か、大東亜戦争か」と問いかけましたが、その後何人かの方がたからいろいろなご意見をいただきました。遅ればせながら大変ありがとうございました。
執筆その他で多忙をきわめ、その後のご報告がすっかり遅れてしまいましたが、2006年5月18日付け堀田毅...
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2006-12-27 09:56
アジアで日本のリーダーシップを発揮せよ!
岡本 由美子
同志社大学教授
先日、オーストリアで開催された「ザルツブルグ・セミナー」に参加をする機会を得た。本セミナーは戦争直後に始まって以来、438回目を数える大変歴史の長いセミナーであり、現在では世界各国及び各界の比較的若い世代の人々が参加し、グローバルなイシューについて話し合うというものである。今回の全体テーマは「世界...
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2006-12-25 15:43
アジア地域統合の消極論者は、想像力に欠けている
山下 英次
大阪市立大学大学院教授
アジア地域統合について、残念ながら、現状、わが国では、政府を含めて消極論者が多数を占めるが、長期的には積極論者が勝利することになるであろう。
消極論者に共通して言える最大の欠点は、想像力に極めて欠けるということである。このような人たちは、現状の世界環境が、この先も長期的にずっと続くと前提し...
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2006-12-22 17:49
公式な制度と非公式なネットワークの多層化と共同体
本山 健一
大学院生
東アジア共同体を考えるにあたって、しばしば、公式の制度に裏付けられた地域枠組みを目指すのか、あるいはもっぱら非公式なネットワークの活動の充溢を以って共同体と位置づけるのかという理論上の選択肢がある。この問題は、統合論というテーゼと非統合論(非制度統合論といったほうが正しいかもしれないが)というアン...
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2006-12-20 18:10
「不可逆的な東アジア地域統合の流れ」への反論への質問
上辻 宏
大学院生
7月21日付けの私の投稿「不可逆的な東アジア地域統合の流れ」に対し、四条秀雄氏から「戦前グローバリズムの失敗に学べ」(7月23日付け投稿)および「グローバリズムには『小さな政府』で対応できる」(10月17日付け投稿)の2つの反論をいただきました。2度の投稿に答えるべく何度も投稿を読ませていただきま...
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2006-12-19 16:46
このような組織があるとは知りませんでした
竹山・李相哲
大学教授
このような組織があるとは知りませんでした。小生は、中国生まれの韓国系2世ですが、現在は日本国籍をもって日本で生活しています。韓国はお父さんの国、中国は自分が生まれ育った国(自分の国)、日本は娘や息子が生まれ育つ国、しかもこれから自分の骨を埋めることとなる国であります。つまり、私にとって日中韓は何れ...
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2006-12-18 06:30
アジア外交と対米関係の両立を図るべき
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
東アジア共同体については、賛成派であれ反対派であれ、往々にしてイメージ先行の思い込みの議論に陥ることが多い。東アジア共同体はこれから創り上げていこうというものであるが故に致し方ない面はあるのだが、あまりに物事を単純化した一面的な議論は有害無益である。その代表例が「アジアをとるのか、アメリカをとるの...
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2006-12-15 10:03
東アジア共同体構想の内憂外患
冨山 泰
時事通信解説委員
フィリピンのセブ島で12月に開催が予定されていた第2回東アジア・サミットなど東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の首脳会議が延期されたことにより、将来の東アジア共同体構築を視野に入れた協力の枠組みづくりは水を差された。
主催国フィリピンは来年1月に会議を再設定する方向で調整しているよ...
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2006-12-13 17:56
「国際アジア共同体学会設立記念大会」開催迫る
進藤 榮一
筑波大学大学院名誉教授
フィリピン・セブ島での第2回東アジア首脳会議とASEAN+3首脳会議が延期になったのは実に残念なことでした。アジア地域協力の枠組みがさらにつくられる好機であるだけに、予定通り来年1月に開催されることを期待したいものです。開催延期の理由が、主催者側のいう台風であったにしろ、メディアが伝えるテロやクー...
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2006-12-13 10:58
「開かれた」地域共同体構想とアメリカ
舛島 貞
大学助教授
12月1日付け寺田貴氏の投稿「『東アジア』FTAと『アジア太平洋』FTA」を興味深く読んだ。APECを利用したFTAAPの提案をどのように捉えるかという点について、ブリリアントなコメントをした一文であった。ここで提案されている、「日本など東アジア域内FTAを推進したい国にとって重要なのは、この東ア...
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2006-12-11 12:30
地方分権の確立とバランスシートの役割
四条秀雄
不動産業
経済社会を観察すると、その進化の方向は、調整主体としてのバランスシート(B/S)が各分野において確立されていく広がりにあるように見えます。国家経営→民間企業経営→地方自治体経営→個人経営と広がっていく傾向にあるようです。もちろん重層的な広がりですが。最初のB/Sは、イタリアにおいて航海の収支を認識...
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2006-12-11 09:51
第4回 東アジア・コングレスに参加して
山下 英次
大阪市立大学大学院教授
12月3日から5日までクアラルンプールで開催された第4回東アジア・コングレス『東アジア共同体の建設―戦略的課題と不可欠な要素』の第5セッション「東アジアのアイデンティティー」に、スピーカーとして招かれ参加してきたので、その会議の報告と感想についてまとめておきたい。
まず、東アジア共同体の推...
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2006-12-08 15:53
共同体とアイデンティティ
滝田 賢治
中央大学法学部教授
共同体構築にはidentity(アイデンティティ)、interest(利益)、institution(制度)などが不可欠の要素であるとしばしば強調される。10月5日付けの私の投稿「東アジア共同体のインプリケーション」でも強調したように、共同体という言葉を当面使用しながらも実際には機能的な国際協調の...
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2006-12-06 19:58
日本は「東アジア・サミット」を重視すべし
諸澤 宏
大学院生
第1回「東アジア・サミット」が終わり、早くも1年が経とうとしている。その間、「東アジア共同体」に関する多くの議論がなされ、また関連する出版物も多々見られた。第2回「東アジア・サミット」は近くフィリピン・セブ島で開催予定であるが、日本は今後どのような外交を展開すべきだろうか。まず第一に言えることは、...
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2006-12-04 07:30
アジア経済の地域統合と中国
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
市場主導で進んできたアジアの地域統合において、中国の果たしている役割は非常に大きい。米国の経済学者であるエドワード・リンカーンは、2年前に出版した「East Asian Economic Regionalism」と題する著書において、アジア域内の相互依存関係が深まっていると言っても中国の経済成長に...
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東アジア共同体評議会