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2009-04-28 10:02
(連載)日本 戦後最大の衰退期に陥る(2)
関山 健
東京財団研究員
金融危機震源地の米国や欧州などは、統計データを見る限り、経済の落ち込みは日本ほど深刻でないようである。日本の経済収縮は、欧米のレベルを超えていると言うことができるのか?2008年第4四半期の実質GDP年率成長率は、米国が3.8%減と27年ぶりの低水準、欧州も1999年のユーロ圏設立以来最悪の5.7...
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2009-04-27 20:21
(連載)日本 戦後最大の衰退期に陥る(1)
関山 健
東京財団研究員
日本政府公表の統計によれば、昨年第4四半期のGDPはマイナス12.7%だったが、このニュースは意外だったか、それとも予想の範囲内だったか?内閣府が2月16日に発表した2008年第4四半期(10~12月)の国内総生産(GDP)速報によると、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整済み)は前期比3....
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2009-04-25 12:54
「公益法人制度改悪」を推進するお役人の魂胆
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
4月19日の朝日新聞朝刊は、同紙船橋主筆と米国ガイトナー財務長官とのインタビュー記事の中で、「日本政府が自国の存在感をより強いものにとどめおくためにG7に固執した結果、G20を表看板にして実は米中G2を推進しようとした米国の舵取りが失敗した」という見解を表明した。この新聞にしては、珍しく平衡感覚の...
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2009-04-23 11:12
(連載)タイ政治と東アジアの地域統合(2)
矢野 卓也
日本国際フォーラム研究員
しかし、このような事態は、遅かれ早かれ生じてしかるべきものであった。中央優先、都市部偏重、エスタブリッシュメント優位といった今日のタイの緊張構造は冷戦期にすでに確立されたものであるが、冷戦終結後も温存され今日に至っている。他方、グローバリゼーションは、その恩恵を国土全体に及ぼすと同時に、地域格差を...
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2009-04-23 08:03
公明対策で首相と官房長官が役割分担
杉浦正章
政治評論家
ニュースの流れを掌握していれば、官房長官・河村建夫の「公明党から警告」発言は、「あっ、麻生との役割分担だな」とすぐ気づく。首相と官房長官の役割分担の成果は何かと言えば、公明党を怒らせずに“友党”関係を維持できた、と言うことである。そして結果としては、麻生が解散へのフリーハンドを握った状態は変わって...
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2009-04-22 18:57
(連載)タイ政治と東アジアの地域統合(1)
矢野 卓也
日本国際フォーラム研究員
タイが「政治の季節」を迎えている。昨年12月の東アジア・サミット延期にひきつづき、今月またもや開催中止を余儀なくされたことで、タイ政治の混乱状況が国際社会に晒された結果となった。東アジアが、地域として多くの懸案を抱えた現状において、このような重要な国際会議がなかなか開かれないということは不幸である...
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2009-04-22 16:21
中国は本当の大国になれるのか?
四条秀雄
不動産業
中国の大国化や空母保有が、日本において緊張感をもって語られ始めています。そこで「大国とは何なのか?」「空母保有はどういう目的に適うのか?」について、考えてみました。新聞記事で中国の高官が言うところでは「大国とは、自国の意思を他国に強制することができる国」だということです。確かにそれはそうなのですが...
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2009-04-20 15:43
(連載)北朝鮮の行動の基礎にあるポイント(2)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
分析はともかく、一体どう対応すれば良いのか、という段になると、提示されている選択肢は極めて少ない上に、即効性も期待できそうにない。窮乏化が極に達した民衆の蜂起(というのが穏やかでなければ)、不服従、あるいは経済的枠組みの崩壊を期待する、というのはおそらく正論ではあろうが、(可能性が皆無でないにして...
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2009-04-20 08:03
世襲制限なくして自民党に未来はない
杉浦正章
政治評論家
「売り家と唐様で書く三代目」の事態に自民党が陥らないよう、次期総選挙のマニフェストに「次々回の総選挙から世襲を制限する」という構想を盛り込む案が台頭している。案の定2世議員らの総反発と開き直りで、盛り込めるかどうかは風前の灯だ。しかし自民党がやると報じられて、野党も同様の措置をする方向にあり、自民...
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2009-04-19 07:13
(連載)北朝鮮の行動の基礎にあるポイント(1)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
およそ格言なるものには、簡潔で要を得たものが多いのだが、同時に相互相反するのも珍しくない。「善は急げ」と「急がば回れ」、あるいは「鳶が鷹を産む」「蛙の子は蛙」なんていうのは、その一例だ。北朝鮮の将軍様に対して「話せば解る」と楽観的に構える人はそんなに多くはないだろうが、さりとて「問答無用」といって...
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2009-04-16 11:01
求められる戦争体験の相対化
近藤 健彦
明星大学教授
私の全訳したジャン・モネの仏語『回想録』(1976年)について、ボチボチ批評に接するようになった。フランス語で642ページもの大著を一人で訳して「その労苦はたいへんだったろう」などとお世辞にでもいってくれる人がいるかと期待したが、甘かった。そういう緩い書評はない。その中で私が無理して仕立て上げると...
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2009-04-15 10:13
(連載)「金正日・張成沢体制」が見えてきた(3)
大江 志伸
江戸川大学教授・読売新聞論説委員会特約嘱託
張成沢氏の国防委員起用の第二の要素は、国内最大の政治集団と化した朝鮮人民軍との関係である。核兵器、ミサイル開発や対南敵視政策は、強硬路線をとる人民軍の影響力拡大と連動したものだ。暫定体制の色彩が濃いとはいえ、「金正日・張成沢体制」の発足に当たり、人民軍の出方が最大の鍵となったはずだ。年明け以降の軍...
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2009-04-15 07:55
安保理議長声明は、日中痛み分けの構図
杉浦正章
政治評論家
北朝鮮のミサイル発射での国連安保理における駆け引きを見ると、北東アジアにおける外交イニシアチブをめぐって、日中正面対峙の構図が浮かび上がっている。ぎりぎりのせめぎ合いの中で双方“痛み分け”の形で終わった形だ。とても官房長官・河村建夫が述べるように「大きな成果」ではないが、自民党の参院幹事長・谷川秀...
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2009-04-14 10:09
(連載)「金正日・張成沢体制」が見えてきた(2)
大江 志伸
江戸川大学教授・読売新聞論説委員会特約嘱託
金正日総書記の実妹、金敬姫さん(党軽工業部長)は大学在学中、容姿端麗、頭脳明晰な張成沢氏に一目ぼれし、結ばれたとのエピソードが伝わっている。ロイヤル・ファミリー入りした張成沢氏は、金正日総書記の信任を得て、1995年に党の最有力ポストで国内統制を主導する党組織指導部第1副部長に抜擢された。韓国情報...
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2009-04-14 00:06
悔やまれる東アジア首脳会議(EAS)の中止
中野哲弥
大学院生
私は東アジアの地域統合に関心があり、勉強中の大学院生です。いつも東アジア共同体評議会のホームページを興味深く拝見しています。特にこの政策掲示板で様々な方々が中身の濃い議論を展開しているのを読ませて頂くのは、大変勉強になります。そうした所に、私のような未熟な者が投稿するのは気が引けますが、タイで開催...
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2009-04-13 16:53
(連載)「金正日・張成沢体制」が見えてきた(1)
大江 志伸
江戸川大学教授・読売新聞論説委員会特約嘱託
「ミサイル発射ショー」に世界の耳目が集まる中、北朝鮮の最高人民会議第12期第1回会議が4月9日、開催された。「宇宙の平和利用」を声高に叫ぶ一方で、平壌の官営メディアは、「衛星打ち上げ成功により、軍事優先の尊厳と威力を誇示した」という最高人民会議の楊ヒョンソプ常任副委員長の発言を報じた。「衛星打ち上...
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2009-04-13 10:19
また見えた、お役所外郭団体の無駄と重複
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
今回のテポドン騒ぎの中で、いくつか一般の国民には聞き慣れない名前のシステムの存在が浮かび上がっている。その一つはテレビ朝日で冷やかされた「J−アラート」だ。これは財団法人「自治体衛星通信機構」が実施している通信衛星を利用した消防庁による全国瞬時警報システムである。この財団が行っている20数億円の事...
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2009-04-13 07:19
分割統治にどう対応するか
四条秀雄
不動産業
第二次大戦以降の植民地の独立を経て、世界史においては「植民地」という言葉は、過去に属する言葉になりました。しかし、他人や他国をコントロールする手法としては、植民地時代の手法はまだそのまま生き延びているかもしれません。その可能性について、分析してみたいと思います。その手法とは、植民地時代の主要な統治...
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2009-04-10 22:50
北朝鮮にも使い道はある
河東哲夫
自営業
北朝鮮は、世界中で嫌われている。そして政権が倒れて半島が再統一されることが自明の理であるかのように語られている。だが、一つの国はそんなに簡単にはなくならない。1989年には東欧諸国の政権が相次いで倒れたが、それは西欧という、経済だけではなく、人間的・価値観的に非常に引力の強い存在が隣にあったからだ...
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2009-04-10 09:47
(連載)東アジア首脳会議(EAS)に向けた日本の立場(3)
関山 健
東京財団研究員
去年の10月に、韓国メディアは「豊富な外貨準備を持つ韓国、中国、日本の3カ国が軸となり、輸出低迷などによるドル資金不足に対応し、外貨準備の共有チャンネルを確保するため、アジア版IMFを創設せよ」と、いっせいに取り上げた。これに対し、日本はどう考えているのか。アジア版IMF構想は、もともと1997年...
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東アジア共同体評議会