ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
2009-07-16 20:28
罪万死に値する「八方美人」の社説
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
新聞の社説というのは、どこからも文句の出様のない正論、あるいは八方美人の議論を展開し、正義の使者然とした論調が目立つ。それかあらぬか、社説などには、よくよくの好き者でなければ目を通さないようだから、まあ、それはそれでよいのかもしれない。しかし、通り一遍の常識論のように見えて、実はとんでもない食わせ...
▶続きはこちら
2009-07-15 10:17
(連載)北朝鮮の核問題と北方領土問題(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
日本とロシアあるいは日本と中国の間では、経済関係は発展したが、残念ながら政治的な信頼関係が構築されているとは言えない。ロシアの指導者や専門家たちと国外の専門家たちが討議するヴァルダイ会議に何回か参加したことがある。2005年9月に参加したとき、ロシアの専門家から「中露間では国境問題が大騒ぎすること...
▶続きはこちら
2009-07-15 07:42
自民党は“主敵”を見定めよ
杉浦正章
政治評論家
賽は投げられたにもかかわらず、自民党はなぜ一刻も早く総選挙の戦闘モードに突入しないのか。執行部は受け身の対応ばかりしている。絶好の「鳩山疑惑」を突いて一点突破するしかないのに、見逃しの三振で、ベンチの中のつかみ合いばかりに目を向けている。反麻生の動きなどは、民放テレビが大げさに報道するほどのもので...
▶続きはこちら
2009-07-14 19:16
(連載)北朝鮮の核問題と北方領土問題(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
北東アジアにおいては、狭い国家利益の枠を超える安全保障システム構築の試み、あるいは国家間の信頼関係の試みがこれまで成功したとは言えない。特に、北東アジアでは、最近は北朝鮮の核ミサイル開発問題という地域や世界の安全を脅かす深刻な問題が強まっている。これに対抗するために、韓国ではすでに核保有論が台頭し...
▶続きはこちら
2009-07-13 10:03
都議選大敗で、自民は大変だ!
花岡 信昭
ジャーナリスト
都議会議員選挙の結果は、自公過半数とはならなかった。自民は過去最低ラインの38議席だ。黒い霧解散以来、40議席を割り込んだことはなかった。民主党は「勝った」「勝った」の大騒ぎだ。58人のうち54人が当選、現有から20議席も増やしたのだから、それも当然だ。「鳩山故人献金」はまったく問題視されなかった...
▶続きはこちら
2009-07-11 12:55
タテマエとホンネの乖離
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
このパーティーに出席したさの一念で総理の椅子にしがみついていたのではないか、と疑われるくらい喜色満面のG8における麻生総理だった。しかし、この席でどのような外交成果が上がったかという話になると、いささか寂しいものがある。というのも、日本外交(そんなものが存在するとして)のメッセージ性は失われて久し...
▶続きはこちら
2009-07-10 07:47
小沢、不信任案で「麻生解散」を狙う
杉浦正章
政治評論家
一見混沌としているように見えるが、せんじ詰めれば都議選後の政局は、首相・麻生太郎が「直後の解散」に踏み切るか、「鳩山疑惑」追及を完成させてからの7月28日の「会期末解散」とするか、に絞られてくるだろう。麻生の性格からいって、「政権投げ出し」の可能性は少なく、したがって総裁選挙前倒しの確率は低いだろ...
▶続きはこちら
2009-07-08 19:54
軍事掃討から民生安定に軸足を移すアフガニスタン作戦
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
イラクから撤収し、本来の9.11の元凶であるアル・カイダの立てこもるアフガニスタンに軍事力を集結する、というオバマの方針は着々と実行されていることはご承知の通りだ。主力を東部と南部に投入。しかも軍事掃討よりは民生安定を主目的にする、という米軍にとってはやや勝手の違う作戦になっているようだが、それな...
▶続きはこちら
2009-07-07 19:29
自衛官・保安官の生命保険料私費負担はおかしい
佐藤 考一
桜美林大学教授
ソマリア海域に、海上自衛隊の護衛艦2隻が出動して、早くも3ヶ月が過ぎた。アジアと欧州・アフリカを往き来する船舶の護衛任務に当り、既にアデン湾では34回の護衛任務を終了した。8名の海上保安官を含む総勢400名の海守(うみもり)たちは、文字通り我々日本国民の誇りである。また、彼らの活動が韓国や中国の海...
▶続きはこちら
2009-07-07 08:47
三木内閣末期に似てきた今の政局
杉浦正章
政治評論家
今の政局を見て思い出すのは、自民党記者クラブのキャップとしてつぶさに見た三木内閣末期の政局だ。1976年9月は、やはり今と同じで、任期満了選挙か、解散か、が最大の焦点だったが、三木武夫の宿敵田中角栄の影響下にある15閣僚が解散詔書への署名を拒否して、任期満了選挙に追い込んだ。選挙は敗北し、三木内閣...
▶続きはこちら
2009-07-06 12:50
中国・韓国との「アジア共同体」形成は無理
四条秀雄
不動産業
アジア共同体については、以前から反対の立場ですが、何年経って考え直しても、やはり無理だという結論になります。その理由を以下にまとめてみました。
中国はそれ自体でEUのサイズですし、経済成長をするごとに、唯我独尊となり、他国との協調を無意味なものと見なすようになるでしょう。米国でもどこでも大...
▶続きはこちら
2009-07-06 12:29
中国はSDRを制するか?
近藤 健彦
明星大学教授
世界経済での中国の存在感がますます大きくなっている。中国の外貨準備は2兆ドル。その70%は米国債で運用されている。米以外の海外投資家の保有する米国債の4分の1は中国が保有する。本年3月の中国人民銀行・周小川総裁の提言は、SDRを重視する提言をして、米のうるさ型の専門家までこれに支持を表明している。...
▶続きはこちら
2009-07-03 05:40
注目されるキャンベルの対東アジア外交証言
石垣 泰司
アジア・アフリカ法律諮問委委員
オバマ政権の対東アジア外交の政策を策定し、遂行する上での実務責任者となる国務省東アジア太平洋地域担当国務次官補として指名されていたキャンベル(Kurt M. Campbell)が承認され、その東アジア外交が本格的に動き出す体制が整った。 6月10日行われた上院外交委員会の指名承認公聴会では、キャン...
▶続きはこちら
2009-07-02 21:46
(連載)世界を覆う手詰まり感(2)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
怖いのはダモクレスの剣だけだというのは、実はやや単純化が過ぎるようで、それと同時に手詰まり感を共有しつつ平穏裡に暮らすという選択肢を、様々な理由から断固拒否するという「横紙破り」にどう対応するか、というのも悩みの大なるものだという側面もある。「横紙破り」は、何も将軍様やアルカイダには限らない訳で、...
▶続きはこちら
2009-07-02 07:45
鳩山はトラバサミから逃れられない
杉浦正章
政治評論家
「政権は末期症状」と民主党代表・鳩山由紀夫が批判しているが、自分自身も末期症状ではないか。鳩山は、選挙での有利さを考慮に入れて「麻生首相の手で解散をすべきだ」とも主張するが、逆に自民党にとっては、鳩山が総選挙までひたすら代表であり続けてほしいという事態になった。個人献金偽装記載問題は、自民党にとっ...
▶続きはこちら
2009-07-01 22:31
さあ、人事に踏み切れるか
花岡 信昭
ジャーナリスト
ここまで来たら、人事に踏み切らないと、麻生首相の求心力は一気に落ちる。そんな気がしている。天皇陛下が7月3日から日本を留守にされるから、政治の常識からいえば、内閣改造は2日中だ。認証式を行う必要がある。となると、1日のうちに、つまり、これから数時間後に党役員人事にとりかかるかもしれない。この段階で...
▶続きはこちら
2009-07-01 22:23
(連載)世界を覆う手詰まり感(1)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
手詰まり感が深い。解決すべき方向は見えているのに、さっぱりそこに行き着く道筋が見えてこないという状況が、世界に充満しているということだ。颯爽と登場したオバマ大統領も、中東情勢、核拡散、国内経済問題、いづれをとっても快刀乱麻という訳にはゆかないようだ。もちろん問題のどれ一つをとっても、そんな目の覚め...
▶続きはこちら
2009-06-29 13:12
(連載)北朝鮮核開発問題の経緯と展望 (4)
関山 健
東京財団研究員
では、米国がミサイルによって北朝鮮の核開発施設を破壊すればよいかと言えば、事はそれほど単純ではない。もし北朝鮮の核開発施設を破壊するとすれば、北朝鮮は日本や韓国にミサイル攻撃などで報復する可能性がある。すなわち、北朝鮮の抑止力は、米国には遠く届かないとしても、米国の同盟国たる日本や韓国は人質に取ら...
▶続きはこちら
2009-06-29 07:44
目にあまる政局報道のぶれ
杉浦正章
政治評論家
解散時期にせよ、党役員人事の問題にせよ、全国紙の「政局判断」が揺れに揺れている。「都議選前」の解散が「都議選後」となり、役員人事も朝日新聞などは名前まであげて散々人事報道したあげく、「見送られる」である。朝日の解散、党役員人事報道は、誤報に近い誤判断とも言える。勝手に誤判断しておきながら、各紙とも...
▶続きはこちら
2009-06-28 15:37
(連載)北朝鮮核開発問題の経緯と展望 (3)
関山 健
東京財団研究員
この二つの選択肢について、当時、中国は「北朝鮮の持ちうる核兵器は、米国にとって直接的な脅威とはならず、したがって核抑止による安全確保には役立たない」、「むしろ核を持つことによって、危険国として、米ロに攻撃の口実を与える」と、北朝鮮に核保有を思いとどまるように説得したそうだ。しかし、もともと金正日と...
▶続きはこちら
«最初
«前
186
187
188
189
190
次»
最後»
総論稿数:4709本
東アジア共同体評議会