ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
2009-07-07 19:29
自衛官・保安官の生命保険料私費負担はおかしい
佐藤 考一
桜美林大学教授
ソマリア海域に、海上自衛隊の護衛艦2隻が出動して、早くも3ヶ月が過ぎた。アジアと欧州・アフリカを往き来する船舶の護衛任務に当り、既にアデン湾では34回の護衛任務を終了した。8名の海上保安官を含む総勢400名の海守(うみもり)たちは、文字通り我々日本国民の誇りである。また、彼らの活動が韓国や中国の海...
▶続きはこちら
2009-07-07 08:47
三木内閣末期に似てきた今の政局
杉浦正章
政治評論家
今の政局を見て思い出すのは、自民党記者クラブのキャップとしてつぶさに見た三木内閣末期の政局だ。1976年9月は、やはり今と同じで、任期満了選挙か、解散か、が最大の焦点だったが、三木武夫の宿敵田中角栄の影響下にある15閣僚が解散詔書への署名を拒否して、任期満了選挙に追い込んだ。選挙は敗北し、三木内閣...
▶続きはこちら
2009-07-06 12:50
中国・韓国との「アジア共同体」形成は無理
四条秀雄
不動産業
アジア共同体については、以前から反対の立場ですが、何年経って考え直しても、やはり無理だという結論になります。その理由を以下にまとめてみました。
中国はそれ自体でEUのサイズですし、経済成長をするごとに、唯我独尊となり、他国との協調を無意味なものと見なすようになるでしょう。米国でもどこでも大...
▶続きはこちら
2009-07-06 12:29
中国はSDRを制するか?
近藤 健彦
明星大学教授
世界経済での中国の存在感がますます大きくなっている。中国の外貨準備は2兆ドル。その70%は米国債で運用されている。米以外の海外投資家の保有する米国債の4分の1は中国が保有する。本年3月の中国人民銀行・周小川総裁の提言は、SDRを重視する提言をして、米のうるさ型の専門家までこれに支持を表明している。...
▶続きはこちら
2009-07-03 05:40
注目されるキャンベルの対東アジア外交証言
石垣 泰司
アジア・アフリカ法律諮問委委員
オバマ政権の対東アジア外交の政策を策定し、遂行する上での実務責任者となる国務省東アジア太平洋地域担当国務次官補として指名されていたキャンベル(Kurt M. Campbell)が承認され、その東アジア外交が本格的に動き出す体制が整った。 6月10日行われた上院外交委員会の指名承認公聴会では、キャン...
▶続きはこちら
2009-07-02 21:46
(連載)世界を覆う手詰まり感(2)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
怖いのはダモクレスの剣だけだというのは、実はやや単純化が過ぎるようで、それと同時に手詰まり感を共有しつつ平穏裡に暮らすという選択肢を、様々な理由から断固拒否するという「横紙破り」にどう対応するか、というのも悩みの大なるものだという側面もある。「横紙破り」は、何も将軍様やアルカイダには限らない訳で、...
▶続きはこちら
2009-07-02 07:45
鳩山はトラバサミから逃れられない
杉浦正章
政治評論家
「政権は末期症状」と民主党代表・鳩山由紀夫が批判しているが、自分自身も末期症状ではないか。鳩山は、選挙での有利さを考慮に入れて「麻生首相の手で解散をすべきだ」とも主張するが、逆に自民党にとっては、鳩山が総選挙までひたすら代表であり続けてほしいという事態になった。個人献金偽装記載問題は、自民党にとっ...
▶続きはこちら
2009-07-01 22:31
さあ、人事に踏み切れるか
花岡 信昭
ジャーナリスト
ここまで来たら、人事に踏み切らないと、麻生首相の求心力は一気に落ちる。そんな気がしている。天皇陛下が7月3日から日本を留守にされるから、政治の常識からいえば、内閣改造は2日中だ。認証式を行う必要がある。となると、1日のうちに、つまり、これから数時間後に党役員人事にとりかかるかもしれない。この段階で...
▶続きはこちら
2009-07-01 22:23
(連載)世界を覆う手詰まり感(1)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
手詰まり感が深い。解決すべき方向は見えているのに、さっぱりそこに行き着く道筋が見えてこないという状況が、世界に充満しているということだ。颯爽と登場したオバマ大統領も、中東情勢、核拡散、国内経済問題、いづれをとっても快刀乱麻という訳にはゆかないようだ。もちろん問題のどれ一つをとっても、そんな目の覚め...
▶続きはこちら
2009-06-29 13:12
(連載)北朝鮮核開発問題の経緯と展望 (4)
関山 健
東京財団研究員
では、米国がミサイルによって北朝鮮の核開発施設を破壊すればよいかと言えば、事はそれほど単純ではない。もし北朝鮮の核開発施設を破壊するとすれば、北朝鮮は日本や韓国にミサイル攻撃などで報復する可能性がある。すなわち、北朝鮮の抑止力は、米国には遠く届かないとしても、米国の同盟国たる日本や韓国は人質に取ら...
▶続きはこちら
2009-06-29 07:44
目にあまる政局報道のぶれ
杉浦正章
政治評論家
解散時期にせよ、党役員人事の問題にせよ、全国紙の「政局判断」が揺れに揺れている。「都議選前」の解散が「都議選後」となり、役員人事も朝日新聞などは名前まであげて散々人事報道したあげく、「見送られる」である。朝日の解散、党役員人事報道は、誤報に近い誤判断とも言える。勝手に誤判断しておきながら、各紙とも...
▶続きはこちら
2009-06-28 15:37
(連載)北朝鮮核開発問題の経緯と展望 (3)
関山 健
東京財団研究員
この二つの選択肢について、当時、中国は「北朝鮮の持ちうる核兵器は、米国にとって直接的な脅威とはならず、したがって核抑止による安全確保には役立たない」、「むしろ核を持つことによって、危険国として、米ロに攻撃の口実を与える」と、北朝鮮に核保有を思いとどまるように説得したそうだ。しかし、もともと金正日と...
▶続きはこちら
2009-06-27 10:55
(連載)北朝鮮核開発問題の経緯と展望 (2)
関山 健
東京財団研究員
結局、米国側の非難に反発した北朝鮮は、IAEA査察チームを国外退去させ、黒鉛減速炉による発電を再開して、IAEAから脱退してしまった。1994年に続く第2次北朝鮮核危機である。「第2次核危機は米国が招いたと言っても過言ではない」と、中国の元駐北朝鮮武官は言う。2002年時点で、米国は北朝鮮の核開発...
▶続きはこちら
2009-06-27 10:42
東アジア共同体と興亜論者たちの流れ
山下 英次
大阪市立大学大学院教授
20世紀初頭の日露戦争で日本が勝利したあと、アジア各国から独立の志士たちが続々と日本にやってきた。その人たちを厚く受け入れたのが、頭山満、大川周明、内田良平を中心とする日本の興亜論者たちであった。当時の興亜論者は、欧米列強の植民地支配からアジア諸国を解放するという熱い理念を持っていたからである。
...
▶続きはこちら
2009-06-26 14:02
(連載)北朝鮮核開発問題の経緯と展望 (1)
関山 健
東京財団研究員
6月13日、北朝鮮外務省は、同国が5月25日に実施した2度目の核実験に対する国連安保理制裁決議について、「断固として糾弾排撃する」と非難し、(1)新たに抽出するプルトニウム全量の兵器化、(2)ウラン濃縮作業への着手、(3)制裁への軍事的対応、という三項目の措置を実施するとの声明を発表した。2003...
▶続きはこちら
2009-06-24 10:27
(連載)東アジアに求められる「痛み分け」の論理(2)
矢野 卓也
日本国際フォーラム研究員
現代は、「有限性の世界」である。「右肩上がりの成長」「無限のフロンティア」「飽くなき自由の追求」などといった近代世界を支えた通念が大きく崩れようとしている。我が国にしても、過去、近代化の過程で、自らの持つさまざまな(時として相矛盾する)価値の間でたくみに取捨選択をし、優先順位をつけてきたことで、大...
▶続きはこちら
2009-06-24 07:47
“猫だまし”で芸人・東国原の勝ち
杉浦正章
政治評論家
「芸人」対「川筋モン」の戦いは、“猫だまし”の奇襲で「芸人」の勝ちというところか。宮崎県知事・東国原英夫に礼を尽くして会いに行った自民党選対委員長・古賀誠は、芸人の自己PRに乗せられた形だ。タレント知事にまで救いの手を求めるとは、自民党も末期症状の極みだ。古賀は総選挙大敗の情勢に、正常な判断を出来...
▶続きはこちら
2009-06-23 19:16
(連載)東アジアに求められる「痛み分け」の論理(1)
矢野 卓也
日本国際フォーラム研究員
昨6月23日、公正取引委員会がコンビニ・チェーンのセブンイレブン・ジャパンに対し、傘下のフランチャイズ加盟店が販売期限の近づいた商品を値下げして販売することを不当に妨害しているとして、その行為の排除措置命令を下した。公取が乗り出した以上、この事案が商取引上の不正(優越的地位の乱用)という観点から取...
▶続きはこちら
2009-06-23 12:23
(連載)イラン情勢の動向を(2)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
アフマディネジャド大統領は、どこかの首相も真っ青になるくらいのばらまきを地方中心に行い、それなりの支持層を固めた他、西欧先進国の反応をネガティブ・キャンペーンの軸に据えたムサビ広報には根強い反感もあったようで、一面的な評価はまだ困難である。ただ、オイル・リッチな国がどれほど原理主義的であろうが、過...
▶続きはこちら
2009-06-22 17:17
(連載)イラン情勢の動向を(1)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
イラン政情の帰趨がはっきりしない。アフマディネジャド大統領の原理主義的言動に対して批判的なムサビ氏が、対立候補に立ち、西欧メディアは希望的観測を含めてムサビ氏の勝利を期待した。80%を超える高投票率も、現状に対する不満分子の噴出を意味するものと解釈され、西欧の期待はいっそう高まった。
とこ...
▶続きはこちら
«最初
«前
181
182
183
184
185
次»
最後»
総論稿数:4661本
東アジア共同体評議会