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2013-06-19 12:33
(連載)日本は米中関係に楔を打つ以外ない(2)
加藤 朗
桜美林大学教授
しかし、シリア情勢やイランの核開発など中東情勢が次第に緊迫し始め、今後は再び中東に回帰することになるだろう。そのためには中国と協力してアジア太平洋の安定を確保する必要がある。かつては日米同盟こそアジア太平洋に不可欠と言われたが、今回の首脳会談でオバマは「米中関係は両国の繁栄と安全保障だけでなく、ア...
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2013-06-18 10:02
(連載)日本は米中関係に楔を打つ以外ない(1)
加藤 朗
桜美林大学教授
米中首脳会談で中国の帝国主義的性格が露わになった。それは、次の文言である。「太平洋には両国を受け入れる十分な空間がある」。言い換えるなら、現在の空間は不十分だということに他ならない。その背景には帝国主義、植民地主義の人口過剰、資源不足という問題意識があるのだろう。我々日本人は、この空間概念には苦い...
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2013-06-17 05:43
政権高支持率の“岩盤”は外交・安保にある
杉浦 正章
政治評論家
安倍政権の支持率は微減の傾向が見られるものの、依然として内閣、自民党とも高水準を維持している。その背景はどこにあるのか。この支持率は参院選に反映できるのだろうか。その疑問に答えれば、まず第一に言うまでもないが、安倍政権による景気回復への期待感があげられる。国民はアベノミクスがたとえ「夢」でも、すが...
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2013-06-15 03:55
(連載)今北朝鮮を動かしているのは誰なのか(2)
李 相哲
大学教員
この点が、金正日政権と金正恩政権の決定的な違いである。金正日は、大小案件を独断で決めた。意見を聞く場合も議論は許さず、一人ひとりを呼びつけて聞いた。この変化は何を意味するのか。金正恩は自分の意思で何かを決定していると錯覚を覚えているのかもしれないが、結局、下の人間たちの考えを肯定、あるいは否定する...
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2013-06-14 11:28
(連載)今北朝鮮を動かしているのは誰なのか(1)
李 相哲
大学教員・教授
最近の北朝鮮を見ていると、壊れる寸前の、ブレキーの効かない暴走中の車を連想させる。運転席に座っているのは金正恩に間違いないが、問題は、金正恩は自分の意思で自分が行きたいところを目指しているのか、それとも同乗者の誰かの指図を受けているのかである。つまり、今、北朝鮮を動かしているのは誰なのか?金正日存...
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2013-06-14 10:30
マーケットに無知なメディアの妄言
田村 秀男
ジャーナリスト
昨年11月中旬に8600円台だった日経平均株価は、するすると上昇を続け、5月中旬には1万5000円台となったが、5月23日には前日終値比で7・3%、1100円以上も急落、以来不安定な相場展開だ。もともとアベノミクスを冷ややかに見ていた国内一部大手メディアが「それみたことか」とばかりはやしたて、「ア...
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2013-06-14 10:12
中国、韓国との付き合い方
中山 太郎
団体非常勤職員
6月9、10、11日の公開政策討論「百花斉放」欄に、元外交官の平林博さんから「近くて遠い国・韓国とは適当な距離感と是々非々で」及び「中国は品格ある大国になれ」の投稿があり、面白く読んだ。平林さんは、ワシントン勤務時代は、CNNなどに生出演され、日本叩きの米世論の中で日本の立場を強く訴えた方だ。フラ...
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2013-06-12 10:32
八尾のオスプレイ訓練基地化問題
熊谷 直
軍事評論家
杉浦正章氏の橋下大阪市長発言についての評論に、軍事専門家としてのコメントを加えたい。八尾は、もともと陸上自衛隊のヘリコプター基地であるので出てきたオスプレイ訓練基地化の発言であろうが、軍事上の検討がまったくなされていない発言といえよう。
訓練基地にするためには機体の整備関係施設や兵員の宿舎...
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2013-06-12 06:59
安倍の「原発推進政権」こそ早期復興への近道だ
杉浦 正章
政治評論家
「これは原発推進政権だ」と朝日新聞が6月8日の社説で激怒している。首相・安倍晋三の原発推進路線とセールスマンぶりが佳境に入っているからだ。安倍は中東、インドへの売り込みに続いて、東欧市場に着目、16日にはポーランドでチェコなど東欧諸国首脳と個別に会談、売り込みを展開する。野党、マスコミなど原発反対...
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2013-06-11 16:20
歴史認識問題を持ち出して足を掬われるな
若林 洋介
学習塾
オバマ・習近平の米中首脳会談は、2日間、長時間(8時間)にわたって議論された。米中間にはサイバー攻撃問題など、さまざまな問題を孕んでおり、具体的成果がどれ程のものかは疑わしいが、両大国首脳が長時間にわたってしっかり議論したということ自体が大きな進展と見るべきであろう。昨年、中国共産党主席に就任した...
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2013-06-10 10:13
シリア問題で地域大国を目指すトルコ
川上 高司
拓殖大学教授
5月16日、トルコのエルドガン首相はホワイトハウスでオバマ大統領と会談した。当然ながら主要かつ緊急の議題はシリア問題だった。アメリカの軍事介入を希望するエルドガン首相が派兵はしないと表明しているオバマ大統領をいかに説得するか、が注目された。16日の夕食会には、トルコ側はエルドガン首相、アフメト・ダ...
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2013-06-07 15:24
粛々とアベノミクスを進めよ
田村 秀男
ジャーナリスト
マーケットは投機で乱高下するが、下落すれば上がる。重要なのは基調である。アベノミクスがもつ破壊力、中韓が嫌悪するとも粛々と進めよ。お札を刷っては円安・株高を演出し、脱デフレにつなげる「アベノミクス」は、世界経済全体の利益になるという解釈が米英のエコノミストの間では主流である。ところが、その共存の定...
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2013-06-07 06:45
なぜここで橋下に“救いの手”なのか
杉浦 正章
政治評論家
エンガチョは不浄のものを防ぐために囃したてる子供による口遊びのひとつである。参院選を前にして、その「橋下エンガチョ」とは一線を画さなければならない時に、どうして首相・安倍晋三があえて“感染”してしまったのだろうか。八尾空港でのオスプレイ訓練提唱は、その無責任さと実現性の無さにおいてまるでルーピー鳩...
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2013-06-06 10:11
アジア政党会議に見る中国のしたたかさ
鈴木 馨祐
衆議院議員
5月29日の午後から、中国の西安で開催されたアジア政党会議(ICAPP)に自民党より派遣され出席してきました。またその場で、共産党の外交担当部局である中共対外連絡部の高官とも日中関係等につき会談も行いました。会談や経済発展と環境問題をテーマとした会議の中身はさておき、今回目にしたものは、ある意味中...
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2013-06-04 05:55
中国のTPP参加に反対する
杉浦 正章
政治評論家
6月7日からの米中首脳会談に向けて中国がしきりと融和ムードを演出し始めた。狙いは習近平の国家主席就任以来最重要の首脳会談への地ならしである。外交・内政で何ら成果を上げていない習近平にとって、首脳会談の成功は今後の政権安定に不可欠の重要ポイントとなる。融和演出の一つは、環太平洋経済連携協定(TPP)...
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2013-06-03 18:01
株価乱高下の真相
田村 秀男
ジャーナリスト
5月23日の日経平均は乱高下の挙げ句に、終値は前日比で7.3%と急落した。リーマン・ショック当時の暴落期(前日比最高で15%下落)という状況ではなく、投機による一過性の下落に違いない。問題は、投機がなぜ大きな決定力になるか、ということだ。根本原因はアベノミクス相場そのものにある。日銀主導のマーケッ...
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2013-05-31 11:01
シリア情勢の鍵を握るのは米露関係
川上 高司
拓殖大学教授
5月5日、イスラエルがシリア国内を空爆したがこれはレバノンに拠点をおくイスラム組織ヒズボラへ武器を供給する補給車列を狙ったものだった。この空爆に対してシリアは報復も辞さないほどに激怒し、シリア内戦が地域戦争へと拡大することが懸念された。幸いシリアの報復は現時点では行われず、シリア内戦はどうにか内戦...
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2013-05-30 06:16
沖縄県連の“普天間独走”で自民苦境
杉浦 正章
政治評論家
安倍政権が「ルーピー鳩山」と類似の落とし穴に落ちそうになっている。普天間移設をめぐり自民党沖縄県連が5月27日、地域版公約に「県外移設」を明示、党本部に容認を迫っているからだ。もし容認すれば首相・安倍晋三の外交・安保戦略の1丁目1番地を否定することになる。元首相・鳩山由紀夫が「最低でも県外」を二転...
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2013-05-29 10:59
「市場閉鎖性」の自虐史観排しTPPで攻めに転じよ
田村 秀男
ジャーナリスト
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加が確実になった。そこで気になるのは、国内メディアの自虐史観である。1980年代から90年台半ばにかけ、米政府のネゴシエーターは執拗に「日本市場は閉鎖的」と喧伝した。このイメージが刷り込まれた日本の主流経済メディアが、しきりに「開国」論を唱える。特定の...
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2013-05-27 10:01
ロシアンピボット:ロシアのアジア戦略
川上 高司
拓殖大学教授
4月16日、オバマ大統領の国家安全保障担当補佐官のトム・ドニロンがオバマ大統領の親書を携えてロシアを訪問した。プーチン大統領はドニロンと会談し、米露の経済的な協力関係の強化が最優先事項だと述べたという。親書には、貿易や経済分野でのアメリカの提言やミサイル防衛、核問題、軍事的政治的問題の解決について...
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