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2013-05-27 06:11
自民党ハト派が絶滅危惧種となった
杉浦 正章
政治評論家
「鷹化して鳩と為る」は俳句で春の季語だ。殺意ある鷹が春には温和な鳩に変わるという中国古来の伝承に基づいている。チョー難しい季語で、筆者などまだ一句も作っていない。だがさすがに一茶だ。「新鳩よ鷹気を出して憎まれな」というユーモアたっぷりの俳句を作っている。そのタカ派の首相・安倍晋三が「ヤバイ」と感じ...
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2013-05-24 10:19
「外務省は『暗黙の了解』の存在を認めているに等しい」を読んで思う
中山 太郎
団体組織研究所客員研究員
5月23日付けの姉妹政策掲示板「百花斉放」に掲載された桜井宏之氏の投稿「外務省は『暗黙の了解』の存在を認めているに等しい」において展開されている「なぜ尖閣諸島領有権問題は、これ程までにこじれたのか?その我が国国内要因の1つが、中国に対して領有権の主張を怠った外務省の怠慢にあると言わざるを得ません」...
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2013-05-22 13:27
(連載)日本こそアメリカとアジアを守る防壁である(2)
河村 洋
外交評論家
ここで私が指摘したいことは、ケリー国務長官に書簡を送った8人の上院議員はイラク、アフガニスタン、シリアそしてイランでのオバマ氏の中東政策にはきわめて批判的である。この事実から、オバマ政権の中東への関与を弱める方針がアジアへの関与の強化につながるものではないことがわかる。中東で宥和姿勢のアメリカは、...
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2013-05-22 06:03
橋下の自爆で“自公過半数”確定的
杉浦 正章
政治評論家
選挙で相手の信用を失わせることで自分を相対的に高めることをネガティブ・キャンペーンというが、維新共同代表・橋下徹はこれを自らの党維新に向けて行う方向となった。まさに自爆テロならぬ、自爆選挙が参院選に向けて展開される。「慰安婦有用論と米軍慰安婦活用論」を撤回するどころか、開き直って今後も主張し続ける...
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2013-05-21 19:05
(連載)日本こそアメリカとアジアを守る防壁である(1)
河村 洋
外交評論家
中国の拡張主義的な野心と北朝鮮の核瀬戸際政策は東アジアの緊張を高めている。特に、中国への対処には綱渡り外交が求められる。中国とは安全保障での協調と経済関係を模索する一方で、アメリカもアジア太平洋諸国もこの国の危険性をしっかり認識しておかねばならない。強い日本は中国に対する防壁となり、それは北京政府...
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2013-05-21 12:06
(連載)日・NATO共同政治宣言は対米イエローカード(2)
加藤 朗
桜美林大学教授
さらに専門家もあまり注目していないが、両条約の第一条、第二条は句読点(英文ではピリオド、カンマ)まで含めてそっくりである。第一条は国連の枠組みの中に条約があることを明記しており、同じ内容になることはある意味当然である。注目すべきは新安保条約の第二条である。第二条が経済条項であることはよく知られてい...
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2013-05-20 11:22
中国の教養市民層の形成に期待する
若林 洋介
学習塾経営
最近の中国の目覚しい経済成長の中で、注目すべきは都市人口が農村人口をやや上回りつつあることと、それに伴って教育水準が向上し、大学生の数も増大しているという点である。こういう富裕層(ブルジョアジー)の増大に伴って、国民の知識欲も増大し、知識階級(教養市民層)というものが形成されていく。ただ中国は、共...
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2013-05-20 10:04
(連載)日・NATO共同政治宣言は対米イエローカード(1)
加藤 朗
桜美林大学教授
2013年4月15日、日本と北大西洋条約機構(NATO)の初めての共同政治宣言が安倍首相とラムスセンNATO事務総長の間で調印された。今回の政治宣言のもとになったのは、2007年1月12日にラトビアの首都リガで開かれたNATO理事会における安倍首相(当時)の演説にある。今回の政治宣言の内容は、ほぼ...
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2013-05-19 15:29
(連載)尖閣摩擦は世界のflush point(2)
坂本 正弘
日本国際フォーラム客員上席研究員
日本は、戦後、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し」憲法9条を定め、特に中国には神経を使ってきた。しかし、戦後、日中関係は中国の国力増強とともに、悪化する印象がある。現在の尖閣の高い緊張も中国の長期な、周到な計画の策略だとの意見があるが(防衛研修所『東アジア戦略概観2013』参照)、中国への対...
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2013-05-18 11:02
(連載)尖閣摩擦は世界のflush point(1)
坂本 正弘
日本国際フォーラム客員上席研究員
2013年年4月上旬、訪米しサンフランシスコで米国際関係学総会(ISA)出席後、ワシントンで米有識者と会談したが、尖閣問題が今や極めて可能性の高い世界の発火点(flush point)だとの指摘が相次いだ。5月上旬、カーネギー財団は400ページ超の報告書「2030年への中国の軍事力と日米同盟」で、...
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2013-05-17 06:03
“隣の小舅”は「いちゃもん国家」から離脱せよ
杉浦 正章
政治評論家
「隣の小舅(こじゅうと)はやかましい」というが、韓国政府の“偏狭さ”にはほとほとあきれかえった。内閣官房参与・飯島勲の訪朝に難癖をつけるかと思えば、首相・安倍晋三が試乗した自衛隊機の番号731を戦中の731部隊に関連づけて文句をつける。まるで“いちゃもん国家”の様相だが、その根底にはマスコミに頭が...
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2013-05-14 10:43
占領統治時代の意味をどう判断すべきか
若林 洋介
学習塾経営
4月28日の主権回復式典は、安倍首相の肝入りで実施されたのであるが、安倍首相の歴史認識についての問題提起をしておきたい。サンフランシスコ講和条約の締結によって、占領統治の時代が終焉し、国際法的には“戦争状態”が終結したということは事実である。そういう意味において「主権回復」の意義が大きいということ...
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2013-05-14 10:21
(連載)自由民主主義を守れ(2)
加藤 朗
桜美林大学教授
自由民主主義が、フクヤマの言うようにある程度の財産と知識を持った中産階級の人々によって支持されるとするなら、中国で自由民主主義が根付くのは絶望的に困難である。何しろGDPで中国がアメリカを追い越したとしても、人口比から考えれば、一人当たりGDPはアメリカの三分の一という新興国のレベルにしかならない...
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2013-05-14 05:46
憲政の常道に反する「衆参同日選挙」はありえない
杉浦正章
政治評論家
ばかばかしいから「衆参同日選挙」説など書かないでいたら、最近「どうなるんですか」と問い合わせが殺到しだした。筆者が政界で最初に「同日選挙」説を紹介したのは4月18日で、そのときは「97.5%ない」と断定したが、今回はそれに1%付け加えて「98.5%ない」と断定しておこう。動物的直感による“空想科学...
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2013-05-13 10:10
(連載)自由民主主義を守れ(1)
加藤 朗
桜美林大学教授
フランシス・フクヤマは「歴史の終わり」(『ナショナル・インタレスト』1989年、夏号)で高らかに自由民主主義の勝利を宣言し、歴史は終わったとまで言い切った。東欧諸国の民主化、ソ連の事実上の敗戦というまさに世界史的な国際情勢の変化を受けて、フクヤマの高揚感はアメリカ国民ならず日本を含めて西側諸国民に...
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2013-05-12 12:22
韓国が円安に脅える本当の理由
田村 秀男
ジャーナリスト
「アベノミクス」による脱デフレのための大胆な金融緩和政策と、それに伴う円高是正は世界にとってもいいことだと、米英当局や国際通貨基金(IMF)、世界銀行が評価している。「WIN-WIN」(共栄)をもたらすというわけだが、二国間関係にとってみるとそう受け取られるとはかぎらない。韓国に至っては「近隣窮乏...
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2013-05-10 09:53
川口順子議員の対中外交に意義はない
若林 洋介
学習塾経営
対中外交が重要な時期であることはよくわかるが、自民党・安倍政権の対中外交の一環としての訪中なのだろうか。自民党の言う「国益」というものがまるで理解できない。
どうしてかと言うと、川口議員が楊潔篪国務委員と会談したのが4月25日であるが、4月23日、安倍総理は、自民党丸山議員の質問に対して「...
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2013-05-09 05:48
苦悩の議員外交に“解任の報酬”はない
杉浦 正章
政治評論家
故人いわく「鷹が飛べば糞蠅も飛ぶ」だ。参院がまさにその状態に至った。外相経験者として明らかに対中議員外交で国益を守った環境委員長・川口順子を、参院の野党がよってたかって解任決議を成立させるという。それも憲政史上初の解任であり、パフォーマンスだ。参院選挙に向けて民主党をはじめ野党は国民にその存在価値...
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2013-05-08 12:17
進化するオスプレイ:第3世代の登場か
川上 高司
拓殖大学教授
アメリカ陸軍は、2030年代にはブラックホークとアパッチを新しいヘリコプターに交代させる。その新しいヘリコプターを開発するプログラムは「統合多機能次世代垂直離着陸リフト開発プログラム」と呼ばれ、時速426㎞という高速で航続距離が長くあらゆる作戦に対応できる能力が求められている。その陸軍の要望に応え...
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2013-05-07 09:41
(連載)いかにも物足りないEAVGⅡ報告書(2)
山下 英次
大阪市立大学名誉教授
金大中(在任期間;1998年2月~2003年2月)の後を継いだ盧武鉉大統領も、就任直後は、アジア地域統合に熱心だった。同氏は、2003年2月の大統領就任演説では、「北東アジアにおける韓国の役割」を強調し、韓国が日中両国の「バランサー」として機能していくというようなことを言っていた。しかし、ほどなく...
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