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2009-09-08 07:40
危惧される岡田外相人事
杉浦正章
政治評論家
新外相に決まった岡田克也人事を、読売新聞が「体よく追いやられた」と書いて民主党の熱烈支持者がネットでカンカンに怒っているが、事実関係はその通りだから、いくら怒っても仕方がない。小沢一郎が「幹事長になる」といえば、鳩山由紀夫は即座に従うのだから、むしろ見事な表現だ。しかし追いやられたポストが外相とあ...
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2009-09-07 20:19
(連載)これは小泉選挙の裏返しだ(1)
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
長い間、政治の世界を見続けてきて、本格的な政権交代に初めて遭遇した。メディアの事前予測が出ていたから衝撃度は少なかったものの、民主300超が現実のものになるとは、この選挙戦がスタートした時点では想像もつかなかった。まあ、小選挙区制を軸とした選挙制度だから、こういうことが起きるのも、あり得ない事態で...
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2009-09-05 08:42
(連載)ロシア側は日露関係をどのように捉えているか(3)
斎藤 元秀
杏林大学教授
ロシアの『コメルサント』紙(7月10日付け、電子版)によれば、イタリアでの日露首脳会談の当日、プーチン首相はカレリア地方のペトロザヴォーツクで開催された国家国境委員会の会議に出席した。そして上記の日本の国会決議に対する直接的な言及を避けながらも、「近隣諸国にとってロシアの天然資源は魅力的である」と...
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2009-09-04 10:50
(連載)ロシア側は日露関係をどのように捉えているか(2)
斎藤 元秀
杏林大学教授
7月の日露首脳会談をまえにして、プーチン・メドヴェージェフ双頭政権にとっての最大の関心事は、「新たな独創的で型にはまらないアプローチ」について具体的な説明を首脳会談の席上で行わない場合、どのような反応を日本側がするのか、日露関係の険悪化を避けるためには、どのような布石を打つべきか、ということであっ...
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2009-09-04 04:50
東アジア共同体と鳩山次期政権への期待
石垣 泰司
アジア・アフリカ法律諮問委委員
東アジア共同体についての内外の熱意の低迷が取り沙汰される中で、民主党がそのマニフェストに「東アジア共同体の構築をめざし、アジア外交を強化する」と明記したことは、注目される。鳩山政権発足後、具体的にどのような外交的取組みがなされることになるのか、興味がもたれるとともに、期待するところも少なくない。
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2009-09-03 15:05
(連載)ロシア側は日露関係をどのように捉えているか(1)
斎藤 元秀
杏林大学教授
7月9日、主要国首脳会議(G8サミット)がイタリアのラクイラで開催された。その際に、麻生・メドヴェージェフ会談がもたれたが、この会談をロシア側はどのように評価しているのであろうか。それをまず検討してみたい。
2月のサハリンでの日露首脳会談でメドヴェージェフ大統領は「新たな独創的で型にはま...
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2009-09-03 07:53
鳩山の「反米」は、確信犯か?
杉浦正章
政治評論家
民主党代表・鳩山由紀夫が米大統領・オバマとの電話会談で「日米同盟は基軸」を確認したが、これは歴代政権が繰り返している「お経」のようなもので、問題のすべては各論にある。外務省が胸をなで下ろしているというが、まだ早い。鳩山の言動をフォローしていると、明らかに「反米」とも言うべき米国離れの思想がある。付...
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2009-09-03 06:20
小選挙区二大政党制は日本には向いていない
四条秀雄
不動産業
「今回の選挙で、日本にも初めて二大政党制が定着してきた。それはよいことである」と、今回の選挙結果を肯定的に受け止める向きが大方ですが、果たしてそれでよいのでしょうか。まず、二大政党制の定着は、日本にとって今回が初めての経験ではありません。戦前の日本において、われわれは既に政友会と憲政党などの二大政...
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2009-09-01 15:00
逆戻りさせてはならない政官癒着の大変革
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
驚くべき民主党の大勝である。小選挙区制というのはここまで凄まじい破壊力があることを改めて思い知った。先の小泉選挙の時にもそれは感じられたが、あのケースは争点の単純化と、類い稀なる彼のプレゼンテーション能力によって起きた例外的な事象だ、という思いがどこかにあった。だから、民主党は勝つだろうが、単純過...
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2009-08-31 12:08
(連載)FTAは地域統合の本筋ではない(2)
山下 英次
大阪市立大学大学院教授
また、東アジア諸国は、域外諸国との間のFTA締結にもかなり熱心であり、特に、アジア太平洋で、オープン・エンド型のFTAのネットワーク作りが進行している。TPP(Trans Pacific Partnership)と呼ばれるアメリカとP4(ブルネイ、チリ、ニュージーランド、シンガポール)の間でFTA...
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2009-08-31 07:50
政界、「不安・混迷」の時代に突入
杉浦正章
政治評論家
自民党長期政権へのうっ積が爆発して、一種の“無血革命”的な選択がなされた。この与野党の大差を背景に、民主党は政権を4年間は維持しようとするとみなければなるまい。たとえこの選択が、与党に対する不信に根ざした「消極的投票行動」であっても、選択は選択である。国民はその責任からは逃れられない。一方、民主党...
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2009-08-30 14:40
(連載)FTAは地域統合の本筋ではない(1)
山下 英次
大阪市立大学大学院教授
外務省も経済産業省も、この数年、EPAの締結交渉に大変力を注いできているし、アジア地域統合というと、多くの人は、まずFTAを頭に浮かべるようである。しかし、本来、FTAやEPAが地域統合の主役ということでは全くない。
ヨーロッパでは、1950年代に6カ国で欧州統合を開始したが、FTAの段...
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2009-08-29 09:43
(連載)ああ、民主320議席獲得の予測!?(2)
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
自民惨敗がその通りになるとすれば、これはもう「ピッチャーはボーク連発。野手もエラー続出で大量点を許した」野球の試合のようなものだ。ピッチャーは助っ人外人どころか、「宇宙人」だから、球筋はぶれたり、甘かったりするのだが、なんとも打ちにくい。監督はきのうプロになったばかりの若者をピンチヒッターに立てた...
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2009-08-28 10:25
(連載)ああ、民主320議席獲得の予測!?(1)
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
「民主300議席獲得」の予測がすっかり定着した。朝日新聞の昨27日付の中間情勢調査によれば、「320」だ。毎日調査と同じになった。320というのは、衆院の3分の2ラインだ。これを超えると、法案の衆院再可決が可能になる。麻生首相はこの3分の2条件を巧みに使って、大型予算4本を仕上げた。民主党が320...
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2009-08-26 07:38
民主党圧勝のあとの日本政治のカオス
杉浦正章
政治評論家
列島を覆う「民主党ええじゃないか」の風潮について、少子化相・野田聖子が「政権交代と対峙している感じだ」と言い、防衛相・浜田靖一が「見えない敵と戦っている」と表現している。政権党が壊滅的な打撃を被る例は、世界史的には多いが、日本の戦後政治史では初めての例であり、選挙戦の渦中にいる閣僚自身も説明がつか...
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2009-08-25 11:50
(連載)平知盛の死生観と現代世界(2)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
話し合いそのものにもルールがあって、それを誰がどうやって決めるんだ、というのもひと議論だが、それをさておくとすれば、ここでは場慣れと経験がものをいう。成功よりは失敗のほうが教訓に富む、というのは世の倣い。タテマエとホンネの使い分けの場数をどれほど踏んでいるか、という知恵はいくつもの苦い経験から、人...
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2009-08-24 20:17
(連載)平知盛の死生観と現代世界(1)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
「見るべきほどのものは見つ」と言い残して、華やかな鎧と共に入水して果てた知盛が、ロンドン塔や万里の長城を見ていた筈もない。だからといって誰が知盛の死生観を嗤うことができよう。自己完結した小宇宙の中で生きている人間にとって、巨視的に見た相対的価値などというものは、そもそも存在しない。故に、どうでもよ...
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2009-08-21 07:41
選挙後の混乱は10年は続くだろう
杉浦正章
政治評論家
朝日新聞の「民主300議席」報道は、筆者が記述してきた総選挙の潮流をまさに裏付けたものとなった。自民党は土砂崩れのような敗退で政権の座を去るばかりか、党自体が1955年の保守合同以来の存亡の危機に至るだろう。民主党が単独過半数で政権の座につき、他の野党との連立で参院とのねじれ現象も解消する。衆院議...
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2009-08-20 18:32
ミャンマーに「変化の兆し」あり
大江 志伸
江戸川大学教授・読売新聞論説委員会特約嘱託
閉塞状況に陥っていたミャンマー情勢に、「変化の兆し」が出てきた。米国人を無断で自宅に滞在させたことが国家防護法違反にあたるとして、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんに禁固3年の実刑判決を言い渡したうえ、軍事政権が1年6か月の自宅軟禁への「減刑措置」をとった一件である。騒動の張本人である米...
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2009-08-20 14:28
アジア通貨単位(ACU)は夢ではない
吉田 春樹
吉田経済産業ラボ代表取締役
現在、日本円は米ドル、ユーロに次いで第3の国際通貨の位置にある。しかし、遠からず中国が国内総生産(GDP)で日本を抜く見通しで、やがて人民元の国際取引も自由化される時が来るだろう。ぼつぼつアジア通貨のあり方を真剣に考えておく必要があると思う。以下は、最近の『日経新聞』「十字路」欄にも寄稿したことで...
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東アジア共同体評議会