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2009-07-28 19:37
(連載)いわゆる「審議会」の実態(1)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
お役人の独断専行をチェックすべくさまざまな仕掛けが考案され、いくつかは束の間はうまく機能したかに見えた。その代表例が小泉政権時代の「経済財政諮問会議」であったことは、よく知られている。2001年に出来たこの制度は、森政権時代には機能していなかったものの、小泉政権になって竹中平蔵とい名馬を得たことも...
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2009-07-27 19:30
負けたが、立場は強化された都議会共産党
花岡 信昭
ジャーナリスト
都議選結果について、書き洩らしたことがある。共産党のことだ。13議席から8議席に激減した。民主党圧勝のあおりを受けたかたちだ。だが、選挙結果によって、共産党は都議会のキャスティング・ボートを握る立場になった。民主党は勝ったとはいえ、54議席だ。都議会の過半数64には及ばない。自民38、公明23だか...
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2009-07-25 16:09
人民元と日本円の協調の可能性について
山下 英次
大阪市立大学大学院教授
今年5月25-26日、中国の長春(旧満州国の首都新京)の吉林大学で、『グローバル金融危機下における東アジア通貨金融協力:人民元と日本円の協調は可能か?』と題する日中国際シンポジウムが開催され、出席してきた。日本からは、アジア開発銀行研究所(ADBI)の河合正弘所長や私を含め合計6名の専門家、中国側...
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2009-07-24 19:33
中国は「偉大」な「征服者」になりたいのか
大江 志伸
江戸川大学教授・読売新聞論説委員会特約嘱託
中国西部、新疆ウイグル自治区で7月上旬、最大規模の暴動が起きた。ウイグル族の決起、漢族の報復襲撃、当局による力の制圧へと展開した今回の事態は、中国共産党政権の隠れた素顔を白日の下にさらした。「征服者」のそれである。漢族中心主義は今に始まったことではない。中国近代史を振り返れば、孫文が唱えた「五族協...
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2009-07-24 11:41
東アジアは「共同体」よりも50年の「不戦条約」を
四条秀雄
不動産業
EUの掲げる欧州統合の目的の一つは、市場統合や単一通貨をつうじて、世界的覇権国である米国の政治的・経済的圧力に対する交渉力を持つことにあると思います。この点、「東アジア共同体」構想の現実をみると、中国は一国でEUの規模ですし、経済発展段階の違いから通貨政策上の協調行動も取り難いです。そこを韓米FT...
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2009-07-24 07:46
東京12区からとん走した小沢の舞台裏
杉浦正章
政治評論家
ここまで気を持たせながら、民主党代表代行・小沢一郎が東京12区からの出馬を見送ったのはなぜか。小沢は国替えしない理由について、「もう自分が立たなくても勝てる」と公言しているという。しかし小沢の本音は、都議選分析の結果12区に出ても公明党代表・太田昭宏に勝てそうもないと悟って、とん走したに過ぎない。...
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2009-07-23 10:06
政治家の世代交代に期待する選挙後の政党再編
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
猪口邦子・片山さつき・佐藤ゆかりの3氏が外国特派員クラブ(FCCJ)のプロフェッショナル・ランチョンに再登場した。前回は2005年10月13日。その間ほぼ4年経っている訳だ。押しも押されもせぬ「小泉チルドレン」の筆頭御三家ともいうべき面々だけに、昨今の政治情勢に対してのコメントも、と期待もしたが、...
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2009-07-22 21:53
政治の流れの潮目は変わるか
花岡 信昭
ジャーナリスト
衆院が解散された。注目したのは、自民党の両院議員懇談会と代議士会だ。まず両院議員懇談会。麻生首相は最後に「ここにいる候補者全員が帰ってきてもらいたい」といった趣旨のことを述べて、声を詰まらせた。涙ぐんでいるようにも見えた。代議士会。最前列に陣取った中川秀直氏は「きょうの総理の発言はよかった。握手し...
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2009-07-21 19:53
日本はアジア各国の環境問題への「参画」を強化せよ
武石 礼司
東京国際大学教授
世界の各地域において、環境問題への取組みが「総合安全保障」確保の一環となる状況が生まれている。現在の日本においては、環境問題といえば、即「温室効果ガス削減」との認識が一般的であるが、発展途上の諸国においては、経済成長の過程において生じる公害問題、居住環境の劣化・破壊、健康被害、自然破壊という、より...
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2009-07-21 07:43
自民党歴史的大敗の危機
杉浦正章
政治評論家
衆院は、今日7月21日に解散され、総選挙に突入する。あらゆる世論調査が自民党の歴史的大敗を予感させるものとなっている。そして民主党単独過半数の可能性も強まっている。自民党への世論の拒絶反応は“かたくな”ともいえる状況にある。焦点は、調査結果が予測しているように、自民党が再起不能と言えるほどの完膚無...
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2009-07-18 12:19
不安定化する日本政治と民間シンクタンクの役割
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
衆議院の過半数は241だ。先の選挙では、小泉旋風が吹き荒れて300を超える議席を獲得した自民党だが、その前の選挙では(無所属から自民に復党した議員を含めて)240だった。大敗を喫して、驚天動地の自社さ(覚えていらっしゃる方がどれくらいいるだろう)政権が誕生したが、その時の選挙が223。選挙強さをし...
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2009-07-17 10:42
「解散予告」戦術の妙
花岡 信昭
ジャーナリスト
解散の日程を1週間前に予告するというのは、長い間、政治の世界を見てきたが、はじめての経験だ。これは「麻生おろし」の動きをストップさせることに大きく役立った。公明党の主張する8月30日投票も、21日の解散ならぎりぎりで可能になる。麻生首相は都議選前から、14日解散、8月9日投票のシナリオを描いていた...
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2009-07-16 20:28
罪万死に値する「八方美人」の社説
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
新聞の社説というのは、どこからも文句の出様のない正論、あるいは八方美人の議論を展開し、正義の使者然とした論調が目立つ。それかあらぬか、社説などには、よくよくの好き者でなければ目を通さないようだから、まあ、それはそれでよいのかもしれない。しかし、通り一遍の常識論のように見えて、実はとんでもない食わせ...
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2009-07-15 10:17
(連載)北朝鮮の核問題と北方領土問題(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
日本とロシアあるいは日本と中国の間では、経済関係は発展したが、残念ながら政治的な信頼関係が構築されているとは言えない。ロシアの指導者や専門家たちと国外の専門家たちが討議するヴァルダイ会議に何回か参加したことがある。2005年9月に参加したとき、ロシアの専門家から「中露間では国境問題が大騒ぎすること...
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2009-07-15 07:42
自民党は“主敵”を見定めよ
杉浦正章
政治評論家
賽は投げられたにもかかわらず、自民党はなぜ一刻も早く総選挙の戦闘モードに突入しないのか。執行部は受け身の対応ばかりしている。絶好の「鳩山疑惑」を突いて一点突破するしかないのに、見逃しの三振で、ベンチの中のつかみ合いばかりに目を向けている。反麻生の動きなどは、民放テレビが大げさに報道するほどのもので...
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2009-07-14 19:16
(連載)北朝鮮の核問題と北方領土問題(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
北東アジアにおいては、狭い国家利益の枠を超える安全保障システム構築の試み、あるいは国家間の信頼関係の試みがこれまで成功したとは言えない。特に、北東アジアでは、最近は北朝鮮の核ミサイル開発問題という地域や世界の安全を脅かす深刻な問題が強まっている。これに対抗するために、韓国ではすでに核保有論が台頭し...
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2009-07-13 10:03
都議選大敗で、自民は大変だ!
花岡 信昭
ジャーナリスト
都議会議員選挙の結果は、自公過半数とはならなかった。自民は過去最低ラインの38議席だ。黒い霧解散以来、40議席を割り込んだことはなかった。民主党は「勝った」「勝った」の大騒ぎだ。58人のうち54人が当選、現有から20議席も増やしたのだから、それも当然だ。「鳩山故人献金」はまったく問題視されなかった...
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2009-07-11 12:55
タテマエとホンネの乖離
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
このパーティーに出席したさの一念で総理の椅子にしがみついていたのではないか、と疑われるくらい喜色満面のG8における麻生総理だった。しかし、この席でどのような外交成果が上がったかという話になると、いささか寂しいものがある。というのも、日本外交(そんなものが存在するとして)のメッセージ性は失われて久し...
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2009-07-10 07:47
小沢、不信任案で「麻生解散」を狙う
杉浦正章
政治評論家
一見混沌としているように見えるが、せんじ詰めれば都議選後の政局は、首相・麻生太郎が「直後の解散」に踏み切るか、「鳩山疑惑」追及を完成させてからの7月28日の「会期末解散」とするか、に絞られてくるだろう。麻生の性格からいって、「政権投げ出し」の可能性は少なく、したがって総裁選挙前倒しの確率は低いだろ...
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2009-07-08 19:54
軍事掃討から民生安定に軸足を移すアフガニスタン作戦
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
イラクから撤収し、本来の9.11の元凶であるアル・カイダの立てこもるアフガニスタンに軍事力を集結する、というオバマの方針は着々と実行されていることはご承知の通りだ。主力を東部と南部に投入。しかも軍事掃討よりは民生安定を主目的にする、という米軍にとってはやや勝手の違う作戦になっているようだが、それな...
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