国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百家争鳴」
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2015-01-06 14:03

(連載1)円安は日本の安売りという愚行

中村 仁  元全国紙記者
 アベノミクス(経済政策)では、異次元の金融緩和により、円安を実質的に誘導しています。経済体力に見合った円・ドル相場ならともかく、2年前に1ドル=80円だったのが120円まで円が下落すると、さすがに弊害のほうが大きいぞと、批判されるようになってきました。「日本は自国の通貨価値の下落を喜んでいる珍しい...▶続きはこちら
2015-01-01 08:38

新年明けましておめでとうございます

伊藤 憲一  東アジア共同体評議会 会長
新年明けましておめでとうございます

 e-論壇「百家争鳴」の全国および全世界の愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、このe-論壇も、2006年4月12日のスタートから数えて、9度目の正月を迎えることになりました。この間に愛読者、そして投稿者の皆様のネットワークは着実な広がりを見...▶続きはこちら
2014-12-28 15:32

韓国人研究者との交流に寄せて

池尾 愛子  早稲田大学教授
 12月6日、ソウル国立大学校の林采成氏に、「三陟(サムチョク)炭田の開発と石炭輸送:日本電力による植民地朝鮮の資源開発史」と題する公開講演を学内で行っていただいた。微妙な時代を扱う専門性の高い研究に基づく講演になることがわかっていたので、正直なところ、私自身は当該分野の専門家以外の方々には積極的に...▶続きはこちら
2014-12-24 13:54

国内志向企業に税優遇を

田村 秀男  ジャーナリスト
 安倍晋三首相は「アベノミクス」を衆院総選挙の争点に据えて勝利したが、浮かれてはいられない。アベノミクス成功に向け、今後残された時間的ゆとりはさほど長くないからだ。2017年4月の消費税率10%実施は待ったなしだ。首相はそれまでに増税に十分堪えうるだけの、力強い成長軌道に日本経済を乗せ、15年デフレ...▶続きはこちら
2014-12-22 10:49

CIAバッシングとアメリカ民主党の末期的症状

高畑 昭男  ジャーナリスト
 米中央情報局(CIA)による過酷な尋問の実態を批判した報告書の公表が注目されているが、新聞報道によれば、報告書をまとめて公表したのは民主党だけで、内容に関する意見の対立から共和党は離脱したという。誠実かつ公正不偏の立場で知られる過去の議会報告とは、少し質が違うのではないだろうか。どちらかというと、...▶続きはこちら
2014-12-20 11:45

選挙を終えての私からのメッセージ

鈴木 馨祐  衆議院議員
 衆議院選挙が終わりました。本当に多くの方々、支援者の方々や地域の方々、ボランティアの方々、そして、街頭や駅頭で声をかけていただいた多くの方々のお力添えで、選挙を進めてくることが出来ました。心から感謝申し上げます。有難うございました。「景気回復・経済成長への流れを止めることなく進めさせていただきたい...▶続きはこちら
2014-12-19 10:12

トルコを取り込むプーチンの地政学

川上 高司  拓殖大学教授
 ロシアは天然資源を武器にパイプライン地政学を展開してきた。ウクライナ問題でヨーロッパとの関係が悪化しても、ブルガリアを経由するサウスストリーム・パイプラインの敷設は着々と進めてきた。だが12月上旬、プーチン大統領はついにサウスストリームを断念すると発表した。ロシアのガス最大手ガスプロムの代表は「T...▶続きはこちら
2014-12-18 06:53

選挙圧勝は日米同盟深化と対中抑制に資する

杉浦 正章  政治評論家
 総選挙の結果を極東情勢と照らし合わせて見た場合、紛れもなく日米同盟の深化と対中抑止力の強化に資する傾向を示した。自民党は今後の日米安保体制の要となる集団的自衛権の行使容認を選挙公約に掲げて圧勝を果たしたのであり、反対派が見る影もなき惨敗となったことは、アベノミクスと共に外交・安保も「この道しかない...▶続きはこちら
2014-12-17 21:07

5割もコストが上がった中国生産をどうするか

田村 秀男  ジャーナリスト
 今から29年前の1985年9月、ニューヨーク・セントラルパーク脇のプラザ・ホテルで日米欧5カ国の財務相・中央銀行総裁が集まって、ドル高是正で合意した。外国為替市場では円高ドル安が急速な勢いで進行していく。日本の某新興不動産業者一行はナマオケ楽団を引き連れ訪米し、夜はホテルで演歌に興じながら全米を回...▶続きはこちら
2014-12-15 07:06

新55年体制で安倍長期政権へ

杉浦 正章  政治評論家
 この総選挙圧勝が意味するものは、自民党長期政権が保守合同以来38年間続いた55年体制が形を変えての再現であるかのように見える。新55年体制とも呼べる長期政権の体制が視野に入ってきたのだ。自公3分の2の325議席の達成はアベノミクスが成果を上げれば16年の参院選に向けてもプラスに作用しよう。万一参院...▶続きはこちら
2014-12-12 21:44

東アジア共同体形成からみる今次APT首脳会議の評価

菊池 誉名  日本国際フォーラム主任研究員
 さる11月に、ミャンマーのネピドーで一連のASEAN関連首脳会議が開催された。ASEAN関連首脳会議については、本邦でも毎年必ず報道されるようになったが、そのほとんどが、日中間の政治的な対立に焦点をあてた否定的かつ断片的なものばかりで、会議の具体的な中身や成果を取り上げているものは少ない。しかしな...▶続きはこちら
2014-12-11 19:21

反省も対案もない民主党

田村 秀男  ジャーナリスト
 衆院選は本格的な選挙戦に突入した。野党に先んじて「アベノミクス」を争点にした安倍晋三首相に対して野党がどこまで巻き返すか。筆者は、興味津々で1日に東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた8党首の討論会を傍聴したが、拍子抜けした。野党側はアベノミクスに代わる日本再生案を示せなかったからだ。野党第1党民...▶続きはこちら
2014-12-10 06:38

自民圧勝は「リベラル4兄弟」敗北を意味する

杉浦 正章  政治評論家
 まれに見る自民党圧勝の構図が出来つつあるが、総選挙の結果はマスコミの論調の在り方にも問題を投げかけるだろう。最大の焦点がアベノミクスの是非に絞られているから、その陰で比較的目立たないが、大きな焦点はさらに2つある。来年待ったなしとなる原発再稼働と集団的自衛権容認の安保法制への事前信認だ。自民党は両...▶続きはこちら
2014-12-09 15:37

首相もあきれた御用学者・エコノミストのウソ論法

田村 秀男  ジャーナリスト
 これまでの筆者の主張通り、安倍晋三首相は来年10月に予定されていた消費税率10%への引き上げを先送りした。首相はさらに衆院解散・総選挙に踏み切って、国民の信を問う。現行の消費税増税関連法には「景気弾力条項」があり、首相は経済状況次第で、増税実施を見送ることができた。なのになぜ、解散総選挙にまで突き...▶続きはこちら
2014-12-08 21:23

武田惣角の調査結果

池月 映  郷土史研究家
 武田惣角の故郷会津を10年間取材して、「会津の武田惣角」(口伝編)、「合気の発見」(合気編)、「合気の創始者武田惣角」(完結編)を書いた。これまでの大東流の格式高い史実は仮託で、さらに宗家を名乗った子孫によって美化されてきた。武田惣角については、秘密主義によって、地元では奇人変人のままになっており...▶続きはこちら
2014-12-06 12:00

アベノミクス蘇生には財政出動を

田村 秀男  ジャーナリスト
 内閣府発表の7~9月期の国内総生産(GDP)速報値によると、実質成長率は前期比年率換算で2四半期続けてマイナス成長に落ち込んだ。消費税増税はデフレを再燃させつつある。甘利明経済財政・再生相はGDP速報値発表後の記者会見で、「デフレ下で消費増税を行うことの影響について学べた」と反省の弁。甘利氏周辺の...▶続きはこちら
2014-12-05 10:05

ヘーゲル国防長官の辞任の余波

川上 高司  拓殖大学教授
 11月24日、ヘーゲル国防長官の辞任が発表された。ISISとの闘いやエボラ出血熱問題、まもなく終了するアフガニスタンからの撤退など難問が山積みの最中の辞任に動揺は隠せない。しかも中間選挙で民主党が大敗を喫した直後である。民主党政権にあって、唯一の共和党であるヘーゲル国防長官の辞任は憶測を呼んでる。...▶続きはこちら
2014-12-04 07:00

自民300議席で安倍の長期政権確定の流れ

杉浦 正章  政治評論家
 アベノミクス解散が大当たりにあたった感じだ。朝日、読売、毎日の各紙の選挙情勢調査が「自民圧勝」の構図を示している。朝日が自民単独で300議席と踏み切った。毎日も「自民300議席超す勢い」。読売は「自公で300議席」と慎重だが、自民は「293議席をうかがう」としている。選挙まで10日の時点での調査は...▶続きはこちら
2014-12-02 15:31

民主党は「消費増税」をわびるべきだ

田村 秀男  ジャーナリスト
 安倍晋三首相は消費税率10%への引き上げ実施を先送りしたうえで、衆院解散・総選挙に踏み切る情勢になった。アベノミクスが4月からの消費増税のために、瀕死の状態に追い込まれたことから、再増税見送りは当然だが、現役世代に対する所得税減税などの景気対策も必要だ。安倍政権は増税に応じたために、ずいぶんと回り...▶続きはこちら
2014-12-01 06:00

海江田が党首言論戦で“不振”

杉浦 正章  政治評論家
 NHKの党首討論を録画して綿密に分析したが、野党は肝心の民主党代表・海江田万里がろくろく理論武装もせずに臨んだとみえてめろめろ。焦点の雇用を巡って首相・安倍晋三から完膚なきまでに討ち取られてしまった。海江田発言は他党からも攻撃の対象になって、昼間視力が衰えるフクロウがほかの鳥からいじめに遭っている...▶続きはこちら
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東アジア共同体評議会