国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百家争鳴」
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2013-05-08 12:17

進化するオスプレイ:第3世代の登場か

川上 高司  拓殖大学教授
 アメリカ陸軍は、2030年代にはブラックホークとアパッチを新しいヘリコプターに交代させる。その新しいヘリコプターを開発するプログラムは「統合多機能次世代垂直離着陸リフト開発プログラム」と呼ばれ、時速426㎞という高速で航続距離が長くあらゆる作戦に対応できる能力が求められている。その陸軍の要望に応え...▶続きはこちら
2013-05-07 09:41

(連載)いかにも物足りないEAVGⅡ報告書(2)

山下 英次  大阪市立大学名誉教授
 金大中(在任期間;1998年2月~2003年2月)の後を継いだ盧武鉉大統領も、就任直後は、アジア地域統合に熱心だった。同氏は、2003年2月の大統領就任演説では、「北東アジアにおける韓国の役割」を強調し、韓国が日中両国の「バランサー」として機能していくというようなことを言っていた。しかし、ほどなく...▶続きはこちら
2013-05-06 08:49

(連載)いかにも物足りないEAVGⅡ報告書(1)

山下 英次  大阪市立大学名誉教授
 1999年、韓国の金大中大統領の発案によって、「ASEAN+3」13カ国の民間の識者によって構成される東アジア・ヴィジョン・グループ(EAVG)が形成され、2001年11月、『東アジア共同体の設立に向けて』と題するEAVG報告書が発表された。これは、アジア地域統合についてかなり野心的な内容であり、...▶続きはこちら
2013-04-26 06:19

「円安空襲」が韓国経済を直撃

杉浦 正章  政治評論家
 韓国副首相・玄オ錫(ヒョン・オソク)が、よほどこたえているのであろうか、「円安は北朝鮮の威嚇より、より大きな韓国経済の障害物だ」と述べるに至った。韓国メディアは「無制限の円安空襲」「円安は沈黙の殺人者」と大反発。まさに北の威嚇以上に円安が韓国を直撃しているのだ。しかし首相・安倍晋三は何も韓国狙い撃...▶続きはこちら
2013-04-25 16:14

日銀が演出した「サプライズ」と日本の三つの「リスク」

鈴木 馨祐  衆議院議員
 4月5日付の英紙『Financial Times』は、“Japan starts monetary revolution”との大見出しに始まり、数ページにわたって日本の金融政策あるいは経済についての記事で埋め尽くされました。このように日本に関心が、それもポジティブな驚きをもって向けられるのはいつ以...▶続きはこちら
2013-04-24 12:20

イスラエルのハッカー部隊の逆襲

川上 高司  拓殖大学教授
 世界のハッカー集団「Anonymous」は、4月7日にイスラエルの銀行や学校、政府のサイトを攻撃すると予告した。これは「オペレーション・イスラエル(OPIsrael)」と彼らが呼んでいるサイバー攻撃で、ガザ地区への攻撃やネット遮断などのガザ地区へのイスラエルの弾圧に抗議する目的で行われるという。6...▶続きはこちら
2013-04-23 06:53

改憲で「民主党分断Vs自公連立分断」論争の様相

杉浦 正章  政治評論家
 暴走老人石原慎太郎の投げた「自公分断」の一石がこだまを呼んでいる。安倍が改憲の要件緩和の憲法96条改定に踏み込めば、民主党は「自公連立解消を」とくさびを打ち込む。維新共同代表・石原自身は“改憲再編論議”に火が付いて、してやったりとほくそ笑んでいるに違いない。しかし、石原は物事を“認知”できなくなっ...▶続きはこちら
2013-04-19 11:47

TPP「聖域」は米国にもある!

田村 秀男  ジャーナリスト
 先の、オバマ米大統領との会談で、安倍晋三首相がTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉について「聖域なき関税撤廃」が前提ではないことを確認したが、実は「聖域」はどの国にもある。米国が露骨なまでに保護主義政策をとっている工業品がある。それは「ライトトラック(LIGHT TRUCK)」という車種に対す...▶続きはこちら
2013-04-18 06:48

党首討論は実績背景に安倍の圧勝

杉浦 正章  政治評論家
 最後に最重要テーマで相手を追及して、時間切れに持ち込む。まさに党首討論技術の要だが、首相・安倍晋三はこの作戦を踏襲した。民主党代表・海江田万里は見事に引っかかった。0増5減区割り法案で完敗だ。アベノミクスでも実績を強調する安倍に、架空の論議で追及しても説得力はない。従って安倍は支持率と同じ7割方勝...▶続きはこちら
2013-04-17 10:10

安倍政権、まもなく100日

鈴木 馨祐  衆議院議員
 安倍政権が昨年の12月26日に発足してからまもなく100日になろうとしています。政権発足100日までの間はハネムーン期間、それをすぎれば厳しく成果が吟味される、というのが多くの国の政権のパターンです。政権発足より、金融政策における大胆な緩和策およびその発信、財政からの景気刺激策等の効果もあって、株...▶続きはこちら
2013-04-16 10:10

ムシャラフはブット女史と同じ道を辿るのか?

川上 高司  拓殖大学教授
 3月24日朝、4年間の逃亡生活を終えてムシャラフ元大統領がパキスタンに戻ってきた。2001年以来ブッシュ前政権の「テロとの闘い」の最前線としてアメリカに協力して親米路線をとっていたが、その親米路線にイスラム過激派や国境地帯での反発が高まりパキスタン国内は政情不安になった。そのためムシャラフは国境地...▶続きはこちら
2013-04-15 06:46

「安倍長期政権」が霞ヶ関を完全掌握

杉浦 正章  政治評論家
 民主党政権で“脱官僚”の合い言葉の下に“血祭り”に上げられた霞ヶ関の官僚が、上も下も競うかのように安倍政権に大接近。まるでごますり競争の観を呈している。「長期政権説」が定着し始めたのが最大の原因だ。官僚ほど政権の行方に“嗅覚”が鋭い人種はいない。つぶれるとなればすぐに見放すし、長期政権となれば必死...▶続きはこちら
2013-04-12 10:43

日本には「米国モデル」当てはまらず

田村 秀男  ジャーナリスト
 大胆な金融緩和を掲げる黒田東彦日銀総裁体制がスタートした。「量的緩和=通貨安」というわけで、円安に誘発されて日本株買いが同時進行する可能性が高い。だが、このままマーケット主導の脱デフレ、景気拡大は可能だろうか。まず、史上最高値を記録している米国はどうか。米国では株式保有者の数が野球ファンよりも多い...▶続きはこちら
2013-04-11 10:00

中国への環境協力のあり方

鈴木 馨祐  衆議院議員
 中国の公害問題で、中国への支援や協力の議論があります。しかし、安易な協力は長期的に見れば日本のためにも中国のためにもならない、ということを我々は肝に銘じておかねばなりません。環境問題に措いて協力をすることが正しい選択であるケースは、その当該国が、問題を認識し、解決への強い意志がある一方で、経済的に...▶続きはこちら
2013-04-10 06:56

川柳で馬鹿扱いの3代目

杉浦 正章  政治評論家
 中国の史書「戦国策」に「乱を以て治を攻むる者は滅ぶ」とある。自分の国を治めることもできないでいる者が、政治が行き届いてよく治まっている国を攻めれば、逆に自分の国が滅びることになるという教えだ。金王朝の刈り上げ殿下・金正恩は、どうもこうした“皇帝教育”を受けずに育ったらしい。もう王朝も3代目ともなる...▶続きはこちら
2013-04-09 13:17

スマートパワーを駆使するオバマ外交

川上 高司  拓殖大学教授
 オバマ大統領が大統領就任2期目の最初に選んだ訪問国は、イスラエルであった。オバマのイスラエル訪問の狙いは、トルコとイスラエル関係を修復させ中東地域を安定(rebalance)させることにあった。イスラエルとトルコは、2010年5月イスラエル軍がガザへの支援物資を搭載したトルコの船舶を急襲、9人のト...▶続きはこちら
2013-04-08 14:37

アベノミクスの第2、第3の矢

田村 秀男  ジャーナリスト
 大胆な金融緩和を掲げる黒田東彦日銀総裁体制がスタートした。円安・株高基調が続くのは間違いないし、産業界でも賃上げ気運が生まれている。このまま2%のインフレ目標を達成し、4%程度の名目成長率の軌道に乗せてほしいものだが、マーケット主導の脱デフレ、景気拡大は可能だろうか。黒田日銀が日銀資産を無制限に増...▶続きはこちら
2013-04-05 11:46

(連載)イラク戦争から10年:その検証(2)

川上 高司  拓殖大学教授
 イラク復興には膨大な資金がつぎ込まれたが、その行き先が不透明であることも特徴だった。資金の行き先は国防産業であった。戦費の重圧にアメリカ社会は押しつぶされたが、国防産業はバブルに沸いたのである。まさに一人勝ちだった。イラクでは駐留兵士よりもコントラクターの従業員数が多いというアメリカ戦争史上初めて...▶続きはこちら
2013-04-05 06:08

一朝有事なら集団的自衛権の行使は不可避

杉浦 正章  政治評論家
  「無慈悲な作戦が決定されたことをホワイトハウスとペンタゴンに通告する」と、北がついに米国に核攻撃作戦の通告だ。日本海側の舞水端里(ムスダンリ)には核搭載可能な中距離ミサイル・ムスダンが配備された。米国も無視するわけにもいかず、グアムへのミサイル防衛システムTHAAD(サード)配備を決めた。何をす...▶続きはこちら
2013-04-04 18:45

(連載)イラク戦争から10年:その検証(1)

川上 高司  拓殖大学教授
 3月20日でイラクへアメリカが侵攻してからちょうど10年になる。イラクからは戦闘部隊が撤退し一応戦争は終結したことになっている。だが、民間部門の支援などの人員などが残ってイラク再建の支援をしており、完全に終わったわけではない。イラク戦争とは何だったのか。何のための戦争だったのか。10年間にアメリカ...▶続きはこちら
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東アジア共同体評議会