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2012-01-28 11:09
(連載)死角を見過ごしたユーロ・エリア(1)
山下 英次
大阪市立大学名誉教授
ブレトン・ウッズ体制やEMS(欧州通貨制度)のような固定為替相場制の場合には、構成国に、国際収支(経常収支)の大幅な赤字を長く続けてはいけないという国際収支ディシプリンが働く。なぜなら、固定相場制下では自国通貨のパリティ(平価)を外国為替市場に対する介入によって守らなければならないが、大きな赤字が...
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2012-01-27 13:47
「ますます高まる『民主国家台湾」の戦略的重要性」を読んで思う
中山 太郎
団体非常勤職員
1月25日付けの姉妹政策掲示板「百花斉放」に掲載された高峰康修氏の投稿「ますます高まる『民主国家台湾」の戦略的重要性」を読み、感ずるところがあったので、その感想を述べる。読み応えのある論述であることは確かだが、しかし、次の視点も忘れてはならないのではないだろうか。それは、このように日本にとって得な...
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2012-01-26 06:59
小泉ジュニアは自民党の希望の星か?
杉浦 正章
政治評論家
辛気くさい老齢政治家が多い自民党で希望の星扱いされているのが、青年局長の衆院議員・小泉進次郎(神奈川11区・当選1回・30歳)だ。歯切れのいいコメントがテレビうけするのか、しょっちゅう出てくる。それも父親純一郎に勝るとも劣らない説得力がある。その純一郎は、離婚してクレイマークレイマーで進次郞を育て...
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2012-01-25 12:39
ミャンマー軍事政権の「雪解け」傾向
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
ミャンマー軍事政権の「雪解け」傾向が、当初多くの人が懐疑的であったのに背いて、着実に望ましい方向に向かっているのは喜ばしい。特に今回の政治犯大量釈放は長く望まれていただけに、ひときわ政権側の真摯さを示す良きバロメーターになったと思う。釈放者の中にかつての開明派将軍として期待の星であったキン・ニュン...
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2012-01-23 06:57
国会天気予報は「話し合い解散・時々ハプニング解散」
杉浦 正章
政治評論家
通常国会を天気予報風に見通すならば、「話し合い解散、時々ハプニング解散」だろう。「消費増税政局」を軸に3月末からいつ解散があってもおかしくない激動状況に陥り、6月の会期末には、本命の「話し合い解散」が待っているという状況だろう。この間、元民主党代表小沢一郎への判決、さらなる民主党離党、新党結成の動...
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2012-01-22 18:04
政策提言「膨張する中国と日本の対応」を読み、考える
中山 太郎
団体非常勤職員
さる1月20日、日本国際フォーラムから政策提言「膨張する中国と日本の対応」が発表され、同日、伊藤憲一理事長から野田佳彦首相に直接提出された。一読したが、現実政治に明日からでも活用できる極めて実用的な、地に足の着いた素晴らしい提言だと思う。以下に、別の角度から光を当てる形で、この提言にコメントする。...
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2012-01-21 00:17
(連載)ライス氏のカゲキな回顧録(2)
高畑 昭男
ジャーナリスト
中東和平では、イスラエルのオルメルト首相がライス氏を呼び出して、大胆な極秘和平構想案をもちかけ、パレスチナ自治政府のアッバス代表との間の取り持ちをしてくれるように求めた秘話が明かされている。ライス氏は初め驚き、興奮しながら、中東和平の打開策とするために任期の最後まで、オルメルト構想の実現に尽力した...
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2012-01-20 20:04
(連載)ライス氏のカゲキな回顧録(1)
高畑 昭男
ジャーナリスト
米国の外交安保政策をめぐり、ブッシュ政権の当事者たちが回顧録を通じて活発な論戦を展開している。ブッシュ大統領(肩書きはいずれも当時)本人の回顧録は2010年に出版されたが、2011年には2月にラムズフェルド国防長官が回顧録を出版し、8月末にチェイニー副大統領が「私の時代」を出版した。続く11月には...
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2012-01-20 10:10
金正日後の北朝鮮
岡崎研究所
シンクタンク
ファイナンシャル・タイムズ12月19日付で、Victor Cha元米国家安全保障会議アジア部長が、金正恩への権力継承が上手くいくかどうかわからない、米国としては情勢の進展を見守り、準備をしておくしかないが、北朝鮮政権が崩壊に至る可能性はある、と言っています。
すなわち、北の政権が崩壊する契...
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2012-01-18 13:00
危機が続く国、さらに危機が高まる国―2012年の予測―
川上 高司
拓殖大学教授
2012年の元旦は世界を見回してみても比較的穏やかだった。しかしだからといってこの1年が穏やかとは限らない。危機的状況にある国や地域は相変わらず危機にあるか、さらに悪化している。
その中でも最も危機的状況に陥っているのがパキスタンであろう。昨年以来米パ関係は最悪になっただけでなく、国内政治...
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2012-01-18 06:54
「小沢燕雀」が描く解散阻止戦略は無理
杉浦 正章
政治評論家
民主党元代表・小沢一郎が、消費増税を掲げ解散も辞さぬ構えの首相・野田佳彦を「政治感覚が分からない」と批判した。分からないのも無理もない。理由は、落語家みたいだが「小沢燕雀(えんじゃく)」だからだ。史記にはちゃんと「燕雀安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや」と書いてある。ここ数年では初めて...
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2012-01-16 09:49
若手の原石に期待を寄せるしかない日本の政治
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
遅ればせながら明けましておめでとうございます。東西南北どちらを向いても、また眼を国内に向けても海外に投じても穏やかならざる予感に満ち満ちている。そんな明け暮れに何がおめでとうだ、と一休禅師ではありませんが、めでたくもなし、というのが正解かもしれません。野田内閣は4ヶ月にして改造です。「最善かつ最強...
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2012-01-13 20:52
2012年問題は日本を直撃する
田村 秀男
ジャーナリスト
いよいよ2012年に入った。米ナショナル・ジオグラフィック誌によれば、同年中に地球が終末を迎えるという「仮説」や「予言」が8件もある。代表例が古代マヤ暦で、12年12月21日が人類最後の日だという。そんなバカな、そもそも古代マヤ文明はスペイン人の到来による自身の滅亡を予言できなかったではないか、と...
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2012-01-13 06:51
「岡田副総理」でも政権浮揚はあるまい
杉浦 正章
政治評論家
「岡田副総理」は、2閣僚への問責決議で追い込まれた首相・野田佳彦が、その印象を払拭するために打った起死回生策だが、果たして実効はあるだろうか。どうも両刃の剣のように見える。筋金入りの消費増税論者だから、野田にとっては中央突破への強い援軍だろうが、党内的には小沢グループを敵に回した。それに幹事長時代...
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2012-01-12 15:45
中国のパキスタン援助ディレンマ
岡崎研究所
シンクタンク
Foreign Affairs12月4日付で、米外交問題評議会のEvan A. Feigenbaumが、パキスタンは中国の南アジア政策の要だが、パキスタン経済財政の弱体化や治安状況は中国の重荷になっているので、米国はこの状況を利用して、米中共同のパキスタン政策を模索できるかもしれない、と言っていま...
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2012-01-10 06:55
自民党は「政局亡者」の道を選択するな
杉浦 正章
政治評論家
永田町には「政局亡者」が2人居る。自他共に許す亡者が言うまでもなく小沢一郎だが、もう1人は自民党総裁・谷垣禎一だ。すべての事象を政局に結びつけようとしている。谷垣は何が何でも消費税での3月解散に固執しているのだ。しかし、自民党は野田の「2015年10%引き上げ」のいわば元祖だ。その元祖が「賛成だが...
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2012-01-08 02:11
真の脱官僚とは何か
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
司法試験に合格し、司法修習を終えた弁護士志望者のうち約2割(400人)が弁護士登録をしなかった。その理由は「弁護士が増え過ぎて仕事がない」ので、弁護士会や日弁連に入るのに必要な数万円から数十万円、さらには毎月数万円の会費が払えないのだという。(23.12.16朝日朝刊1面及び37面)法曹の絶対数が...
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2012-01-01 10:43
新年明けましておめでとうございます
伊藤 憲一
東アジア共同体評議会議長
政策掲示板「百家争鳴」の全国および全世界の愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、この政策掲示板も、2006年4月7日のスタートから数えて、6度目の正月を迎えることになりました。この間に愛読者、そして投稿者の皆様のネットワークは着実な広がりを見せ、毎日数万人の皆様からアクセスを受けて...
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2011-12-27 09:47
既得権益構造への回帰が明らかな野田政権
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
「友愛」とか「東アジア共同体」さらには「最低不幸社会」などと、内容が判然としない大風呂敷あるいはキャッチフレーズの類いを口走ることの多かった前任総理お二人とは異なり、一体何がなさりたいのか、大きな構図のようなものがほとんど見えない、というのが特徴の野田政権ではある。その反面、消費税は上げる、公共投...
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2011-12-25 09:12
(連載)解鈴还需系鈴人-ポスト金正日総書記の北朝鮮の行方(3)
李 鋼哲
教授
筆者はかつて北朝鮮は中国式の改革・開放で変化する可能性が大きいと考えていた。そのような論文もたくさん書いたことがある。しかし、その後の国際政治を考察すると筆者の考え方は幼稚で甘かったことが今ではよくわかった。かつて、中国が改革・開放政策に大胆に踏み切ったのは、米国との国交正常化、日本との平和友好条...
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