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2010-09-13 10:13
「氷河特急」はスイス国鉄の路線ではありませんよ
山田 なおみ
主婦
「『氷河特急』事故でスイス国鉄の喪ったもの」と題する本欄への7月28日付け投稿で入山映氏は、「スイス国鉄の『氷河特急(Glacier Express)』の事故には、二重の意味で驚かされた。最初の驚きは、いうまでもなく、スイスの鉄道に事故が起こった事だ」と述べられたあと、「第二の驚きは、その事故の原...
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2010-09-12 14:48
民主党代表選に白ける
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
民主党党首選挙が何日か後に迫った。正直に言って白けきった行事の感が深く、マスコミがはしゃいだり、巷で熱の入った様子などを報道されると、「ほんとかいな」と感じたりするのだから、困ったものだと思う。歯切れが悪くて官僚答弁みたいな発言を繰り返している菅さんと、何ヶ月か前に幹事長を辞任、その後も一切説明責...
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2010-09-09 22:06
小沢氏は「国民に対して負う負債」をまず清算せよ
四条 秀雄
不動産業
小沢氏が民主党の代表戦に立候補したと聞いたとき、「ああ、やはりな」という思いがしました。鳩山氏が芝居がかった方法で小沢氏を退陣の「道連れ」にしたのは、ついこの間のことです。私は、今の情景を見て、あのときの様子をすぐさま思い起こしました。
日本人の多くは馬鹿ではないから、私と同じ印象を抱いて...
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2010-09-09 07:32
菅でも、小沢でも、早期解散含み
杉浦 正章
政治評論家
民主党代表選挙と早期解散・総選挙の可能性をかねてから指摘してきたが、ようやく野党も分かって来たようだ。自民党が石原伸晃を幹事長に据えるのも、紛れもなく総選挙シフトだし、みんなの党も100人以上の擁立準備に着手した。菅直人が勝つと思うが、小沢一郎がなっても、解散・総選挙は早い。小沢なら秋の臨時国会、...
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2010-09-08 12:39
アジアの同盟国による緩やかな連合
岡崎研究所
シンクタンク
1.7月27日付けの『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の紙面で、米 AEI の Daniel Blumenthal 氏は、つぎのように論じている。
アジアの同盟国は米国主導の緩やかな連合を作って、中国軍事力の台頭に立ち向かうべきだ。ASEAN地域フォーラムでクリントン国務長官が、南シナ海の...
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2010-09-07 10:18
批判を受けるオバマ政権の経済政策
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
菅総理の「一に雇用、二に雇用、三に雇用」というのは、2009年米国雇用統計発表にあたって、オバマ大統領の首席補佐官ラーム・エマニュエルの言った「雇用、雇用、雇用」を彷彿とさせる。(まさかパクリじゃないよね。)オバマ大統領も言ったものだ。「毎日、再度経済を活性化すべく努力しなくてはならない。多くのア...
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2010-09-06 07:35
「小沢首相」なら、「日本の荒廃」は必至
杉浦 正章
政治評論家
「裁判を受け堂々と潔白を主張したい」と民主党代表選候補・小沢一郎は胸を張って開き直っている。しかし、日本の首相が、強制起訴で法廷に立ち、疑惑の一つ一つを弁明する姿を想像できないのは、筆者だけであろうか。国民は小学生に至るま凝視する。国民ばかりか、世界中のメディアが報道する。この「首相イコール刑事被...
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2010-09-03 09:47
(連載)ロシアの対日戦勝記念日にどう対応すべきか(3)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
このような捏造された歴史観やそれに基づく報復主義が、ロシアの歴史教育では正されていないし、きちんとした歴史教育も為されていない。領土問題も解決されていない。だからこそ、日本は、今の状況のままで9月2日をロシアが戦勝記念日とすることに、はっきりと抗議する必要があるのだ。もちろん、抗議に際しては、ここ...
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2010-09-02 22:50
対中政治配慮のにじむ2010年版『中国の軍事力』
石垣 泰司
アジアアフリカ法律諮問委員会委員
米国防省が毎年米議会に提出している報告書『中国の軍事力』については、例年であれば3月に提出されているべき筈のものが、本年は理由が明らかにされないまま、提出が大幅に遅れ、如何なる事情によるものか取り沙汰されてきたが、ようやく8月16日になって提出され、内容が公表された。その内容は、米国および本邦主要...
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2010-09-02 10:09
(連載)ロシアの対日戦勝記念日にどう対応すべきか(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
ロシアにおける9月2日の戦勝記念日の制定についてだが、ロシアがこの戦勝記念日を祝うのは、米国など他の連合国が同じ日を対日戦勝記念日(V-J Day)と見ているのと同じで、ロシア国内の問題であり、取り立てて抗議すべき筋合いのものではない、との見解がある。しかし、この日に関して言えば、日本にとっては、...
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2010-09-01 17:00
(連載)ロシアの対日戦勝記念日にどう対応すべきか(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
ロシアでは最近、9月2日を戦勝記念日として国の祭日にすることに決めた。もちろん対日戦終戦の記念日だ。また、北方領土の択捉島で軍事演習も行われた。さらに、メドベージェフ大統領やラブロフ外相の対外関係に関する最近の声明は、明らかに日本を無視するものだ。北方領土での軍事演習や9月2日の戦勝記念日制定に関...
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2010-09-01 07:36
民主党早くも末期症状の分裂指向
杉浦 正章
政治評論家
民主党分裂回避のための鳩山由紀夫の調停が失敗したのだから、代表選挙は分裂含みの激突段階に突入したということだろう。国民の8割が首相になることを期待していない世論無視の「小沢暴走」が根底にある。壊し屋小沢一郎がその本領を発揮して、民主党政権まで壊しかねない状況を作った。これほど国民不在の党首選挙を知...
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2010-08-30 10:34
アメリカを二分する話題:モスク建設と同性婚の可否
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
久しぶりにアメリカを訪れて、先ず驚いたのが国内線の飛行機だ。チェックインした荷物であろうが、持ち込み手荷物であろうが、一個25ドルを徴収する、という仕組みだ。やれ自由競争だ、低運賃の過当競争(cut throat)だ、のあげくの果てに、乗客にツケを回している感なしとしない。入国審査もこの間までは指...
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2010-08-27 07:34
政界大連立含みの流動性も:小沢立候補
杉浦 正章
政治評論家
「政治とカネ」で3か月前に辞任した鳩山由紀夫と小沢一郎が、今度は手を組んで政権を目指す構図を「破廉恥」と呼ばずにに何と呼ぶのか。民主党代表選は「脱小沢」対「親小沢」の戦いになるが、政治の本質論から言えば、「小沢首相」を認めるかどうかの戦いである。そして「小沢首相」が実現してもしなくても、政界は再編含...
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2010-08-26 18:06
「村田良平大使を偲ぶ会」のご案内
岡崎研究所
シンクタンク
「村田良平大使を偲ぶ会」のご案内
村田良平大使が本年3月18日にご逝去されましてから、約6ヶ月が過ぎました。村田大使は外務事務次官、駐米大使、駐独大使などを歴任されたほか、外務省退官後も、日本の将来について発言をされるなど、日本の外交に大きな足跡を残されました。
我々発起人は、村田...
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2010-08-25 15:52
アジア通貨基金よりアジア重視のIMFのほうが望ましい
岡崎研究所
シンクタンク
「IMF は世界経済の重心が移りつつあるアジアを重視すべきだ」という IMF 専務理事の発言がありましたが、インターナショナル・ヘラルド・トリビューンのコラムニスト、Philip Bowring が、それを踏まえて、ニューヨーク・タイムズ の7月20日付でアジア通貨基金のことを論じています。
...
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2010-08-24 11:04
政治を動かす「自然災害」
川上 高司
拓殖大学教授
世界中の異常気候とそれによって発生する自然災害が、政治に影響を与える新たな要因として浮上してきている。パキスタン政府は3万人以上の軍を投入して救助に当たるが、全く追いついていない。スワット地区はパシュトゥ人の地元でタリバンの支配地域であったが、過去に大規模な軍を投入してタリバンを追い出したばかり。...
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2010-08-23 07:36
小沢出馬なら民主政権は崩壊の危機に突入
杉浦 正章
政治評論家
火を見るより明らかなことが、小沢一郎擁立グループには分かっていないようなので、小沢が立候補したらどうなるかを説明しよう。まず「小沢立候補と小沢首相」の実現は、民主党政権が発足1年で崩壊過程に突入することを意味する。「小沢首相」では秋の臨時国会は「政治とカネ」で冒頭から紛糾し、審議は微動だにしなくな...
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2010-08-13 00:39
国会議員立候補者に検定試験を課すべし
河東哲夫
大学教授
この頃は、やたらなんでも「検定」ばやり。どこかの誰かが、「これは『検定』です」と言って出題すると、それが即、検定になってしまう不可思議さ。こりゃ、検定の検定でも作ってもらわないと、信用できる検定はどれなのかわからない。この頃家を買うと、姉歯事件のあおりで、やたら当局の規制が厳しく、土台から工法まで...
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2010-08-11 10:38
WikiLeaks による『アフガニスタン戦争日記』暴露の衝撃
川上 高司
拓殖大学教授
WikiLeaks(ネット)が さる7月25日に、9万2千点から成るアフガニスタン戦争に関する機密文書『アフガニスタン戦争日記(Afghan War Diary, 2004-2010)』を暴露、掲載した。しかも、その発表にあわせ New York Times(米)、Guardian(英)、Spie...
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