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2022-07-11 15:48
(連載1)安倍元首相銃撃事件にみる「粗暴の連鎖」
中村 仁
元全国紙記者
「安倍元首相が撃たれ出血、心肺停止」の速報がスマホに流れてきて、テレビをつけてみると現場中継をしていました。「日本ではまさかそんなことは起きまい」は通用しなくなりました。犯行の動機の解明はこれからで、すでに無数の論点、視点、解説が流されています。その多くはそれぞれポイントを突いているのでしょう。 ...
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2022-07-08 09:12
細分化した政治学諸理論を統合した大戦略が必要
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
今回は少し難しい話になる。と言っても、「そんなことは当たり前ではないか」というテーマでもある。そして、「学者たちは物事をどんどん細かくしていって、かえって物事が見えなくなり、大きな理解ができなくなっているんだ」ということが分かってもらえる話になると思う。政治学という学問は大きなくくりであり、その中...
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2022-07-07 07:16
(連載2)外交好きの岸田首相と国民の距離感
岡本 裕明
海外事業経営者
アメリカはバイデン氏自身の低支持率もありますが、むしろ彼の政権幹部の評価が今一つなのだと思います。そして冒頭に述べたようにアメリカは今後、更に混沌とする可能性を秘めています。オーストラリアでは労働党が政権を取ったため、中国への一定の宥和が起きる可能性は否定できません。インドは自国中心主義です。6月...
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2022-07-06 22:08
(連載1)外交好きの岸田首相と国民の距離感
岡本 裕明
海外事業経営者
私はこのところ、ある確信があります。それは日本が外交的にキーになれる立場にある、ということです。消去法的帰着のみではなく、西側諸国や東南アジア諸国にとって岸田首相が良い意味でも悪い意味でも与しやすい相手なのだとみています。
秋の中間選挙でバイデン大統領はレームダック化する予想となって...
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2022-07-06 20:01
(連載2)途上国インフラ支援は中国への対抗策になるのか
倉西 雅子
政治学者
途上国の中には、既に海外金融機関等からの借入等により債務超過の状態にある国も多く、インフラ事業ともなれば、たとえ完成したとしても必ずしもそれ自体に収益性が期待できるわけでもありません。特に、「一帯一路構想」にあっては、中国を起点としてヨーロッパへ繋がる大陸運輸構想ですので、通過地点に当たる諸国内...
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2022-07-05 21:52
(連載1)途上国インフラ支援は中国への対抗策になるのか
倉西 雅子
政治学者
先日ドイツで開催されていたG7で、岸田文雄首相が途上国におけるインフラ建設のために5年間で8.8兆円もの資金を拠出する旨を表明しました。同方針に対してネット上では批判の声が湧き上がっており、参議院選挙の行方にも影響しかねない様相を呈しています。
そもそも、岸田首相の’鶴の一声’で8....
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2022-07-02 17:38
(連載2)なぜ日銀の緩和継続に新聞社説は切り込まないのか
中村 仁
元全国紙記者
読売社説も似ています。「円安進行に警戒を」(18日)見出しで、「日米の間で、金融政策の方向性の違いが一段と鮮明になった。日銀は金融緩和を続ける狙いを説明するとともに、為替相場の動向に警戒を強めるべきだ」と、主張しています。「金融緩和に伴う円安が物価高の一因となっている中で緩和策を続ける場合、事態を...
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2022-07-01 18:46
(連載1)なぜ日銀の緩和継続に新聞社説は切り込まないのか
中村 仁
元全国紙記者
世界がインフレ防止で一斉に金利を引き上げている中で日本だけ一国が動かず、円安が1㌦=150円程度まで進むとの観測です。景気後退を覚悟しても引き締めにかかっている欧米とは真逆のスタンスです。異次元の金融緩和と財政出動を続けてきた日本は、「進むも地獄、退くも地獄」という出口のない泥沼に陥っています。身...
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2022-06-29 21:26
ロシアの「ユーラシア主義」と現実
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
ロシアのウラジミール・プーティン大統領の「頭脳」と呼ばれるアレクサンドル・ドゥーギンという学者については日本でも報道されている。ドゥーギンの「ユーラシア主義」という考えを基にしたシナリオ通りにプーティン大統領が動いているというものだ。ドゥーギンの主張するユーラシア主義とは、ユーラシア大陸の多くの部...
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2022-06-28 17:32
(連載2)バイデンのアメリカと意志なき力
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
さて、世界情勢を見ながら様々な人と話していると、中国もロシアもアメリカと本気で戦う気はないということがその言動でわかる、という点ではおおかた一致する。「核で威嚇」をするということは、逆に言えば「核を使わなければ対抗できない」ということであるから、通常の戦略や戦術においては戦うことができないという自...
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2022-06-27 21:54
(連載1)バイデンのアメリカと意志なき力
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
ロシアによるウクライナ侵攻で、世界が一つではなくなったことを改めて実感させられる。横綱が前頭に容赦のないかち上げを食らわせたような戦いの結果など火を見るより明らかと思われたが、前頭がかなり善戦しており「金星」もありうるとする意見も出始めている。
少なくとも2月24日から今日まで約4カ...
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2022-06-25 17:28
(連載2)NPT再検討会議が人類の未来を変えるか
倉西 雅子
政治学者
同改正が効力を生じるには、その後、同会議において全ての締約国の過半数の賛成票を得、かつ、改正の批准書の寄託を要するのですが、過半数の賛成票には、核保有国等の票が含まれなければならず(安保理常任理事国の拒否権と同様…)、同改正が成立する見込みは薄いと言わざるを得ません。しかも、条約の具体的改正案は、...
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2022-06-24 20:08
(連載1)NPT再検討会議が人類の未来を変えるか
倉西 雅子
政治学者
コロナ禍の影響を受けて延期となっていたNPT(核兵器不拡散条約)の再検討会議は、今年8月にアメリカで開催される予定です。ウクライナ危機により核戦争のリスクが高まっている中での開催となりますと、否が応でも関心が高まります。
NPT体制が地政学的思考を強化すると共に大国による寡頭支配体制...
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2022-06-23 17:23
(連載2)9党党首論戦、どう見るか
岡本 裕明
海外事業経営者
今、金利をいじれないのは国民や中小企業への影響が大きいからと察しています。つまり、低金利をこれほど長期間維持したことで国民と企業に物価への耐性がなくなったというのが海外に住む私の見方です。日本は変わることをことごとく嫌うのです。税金をほとんど払っていない中小企業を温存するのはなぜだろう、日本はゾン...
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2022-06-22 23:58
(連載1)9党党首論戦、どう見るか
岡本 裕明
海外事業経営者
昨夜6月21日、韓国と台湾の人たちとの定例になった食事会の席で話題になったのが「日本の円はどうなっているんだ」ということです。円安に怒っているのではなく、心配しているというトーンであります。世界の動きとはあまりにもかけ離れた状況に「日本だけ何処か違うところに向かっているのではないか」という懸念があ...
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2022-06-22 16:06
エネルギー開発と核兵器対策
古閑 比斗志
医師
石油は1バレル100ドルをとっくに超えている。天然ガスの価格も石油価格にリンクしている。この価格であれば日本近海での化石燃料開発であっても赤字にはならない。中国が東シナ海ガス田を開発したいのも、もっともである。日本もこのチャンスを逃してはならない。今こそ開発すべきであろう。日本は、欧米とバランスを...
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2022-06-20 10:06
円安の今が回帰
古閑 比斗志
医師
現在135円の円安である。円高のため、かつて日本企業は海外に進出せざるを得なかった。しかし今は25年ぶりの円安。
今が日本本国へ回帰のチャンスである。ピンチはチャンス。
日銀黒田総裁は欧米とは異なり、景気回復の為金利を維持して旗をふっている。日本企業に国内回帰を進めるべく政...
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2022-06-17 22:33
韓国の対日・対中関係について
真田 幸光
大学教員
ユン新政権から韓国の新しい駐日大使に任命されたユンドンミン・元韓国国立外交院長は知日派で知られている。ユン政権は、「駐日大使の最も重要な業務は韓日関係の改善である。大使として関係改善に重点を置くと考えている」との考え方を示している。また、ユン・ソクヨル大統領は6月9日、今月末にスペインで開かれる北...
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2022-06-16 20:40
(連載2)国連人権高等弁務官のウイグル視察に思う
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
中国がどのように自国の人権状況に対する批判に対抗するのかという疑問に対する一つの答えが最近、示された。すなわち、「個人的な買収」による世論工作というアプローチである。2022年5月28日の産経新聞の報道によると、中国政府は、人権侵害が懸念されている新疆ウイグル自治区の視察を目的としてバチェレ国連人...
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2022-06-15 22:20
(連載1)国連人権高等弁務官のウイグル視察に思う
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
人権問題は国際的な関心事である。人権問題でケチが付けばその国(政府)は国際的な信用を失うため、各国政府は「人権」で失点しないように非常に重要な問題と位置づけ、その問題に取り組んでいる姿を見せている。逆に反政府団体や与野党の攻防をしている非主流派の人々にとっては、「人権に違反している」という主張は主...
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