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2015-05-19 12:45
AIIBは借金大国中国の偽装銀行
田村 秀男
ジャーナリスト
「借金と経済」を、米国と中国の「2大経済超大国」にあてはめてみよう。米国の経済モデルとは、家計が借金して消費することで景気をよくする。その借金の財源は国内では賄えないので、海外から借り入れる。その資金調達は難なくできる。ドルは世界の基軸通貨だし、ニューヨーク金融市場という世界最強、最大の金融取引場...
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2015-05-18 11:19
世界は歴史戦争の時代へ
加藤 朗
桜美林大学教授
戦後70年の世界の安全保障環境の変遷を振り返ると、おおよそ次の三つの時代に大別できる。1945年から1989年の冷戦時代、1990年から2009年までの対テロ戦争の時代そして2010年以後である。中国がGDPで世界第二位に躍進しアメリカの覇権に挑戦し始めた2010年以降を、歴史戦争の時代と名付けた...
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2015-05-15 10:14
(連載2)朝日の安保法制論は欺瞞的
中村 仁
元全国紙記者
安倍政権は選挙に何度か大勝し、選挙に強い政権ではあります。どうなのでしょうか。選挙に自信があるなら、今回のような戦後最大級の改革の構想をもっと早くまとめ、有権者の判断を問うべきところでした。二度にわたる衆院選、今春の統一地方選という政治的な節目を意図的に避けてきたように思います。選挙が終わり、当分...
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2015-05-15 06:05
「一国平和ぼけ」の反対論を戒める
杉浦 正章
政治評論家
1960年の安保条約改定に匹敵する重要法案の国会提出である。外国軍隊への後方支援のための新たな恒久法「国際平和支援法案」と、自衛隊法など10の法改正を一括して1本の法案にまとめた「平和安全法制整備法案」の合わせて2本が、俎上(そじょう)に上る。既に国会内外では激しい舌戦が展開されているが、反対派の...
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2015-05-14 14:45
(連載1)朝日の安保法制論は欺瞞的
中村 仁
元全国紙記者
安倍政権は安全保障政策の強化のために、自衛隊の任務の海外活動を大幅に拡充し、米国など関係国との連携を進めることなどを閣議で決め、法案化する予定です。新聞紙で何ページにもわたる特集、解説を書かねばならないほど、膨大な内容です。読めば読むほど、こんがらかってきて、難解で、安全保障の専門家を除けば、「要...
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2015-05-14 11:39
借金が増えないと景気は回復しない
田村 秀男
ジャーナリスト
借金を、少し上品に言えば「債務」と呼び、「金融」とは債務のやりとりで、その場を金融市場と言う。市場を構成するのは、中央銀行が発行する無期限無返済無保証の永久債務証書(つまりお札)、政府の期限付き債務証券(国債)、企業による無期限債務証券(株式)、期限付き債務証券(社債)。さらに債務のやりとりに伴う...
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2015-05-12 06:38
中露の「法秩序無視」が「歴史認識」をかすませる
杉浦 正章
政治評論家
このところ目まぐるしく展開する世界情勢を鳥瞰(ちょうかん)するなら、注目されるのは、ナチスや日本軍と戦っていない中国共産党政権が、「戦後70年」をプロパガンダに活用してロシアに急接近し、米欧に対抗し始めたことであろう。ロシアは北朝鮮にも急接近し、ロシアを軸とする中国、北朝鮮との「悪意の枢軸」を形作...
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2015-05-11 10:32
「システム」としての新幹線輸出の推進に向けて
鈴木 馨祐
衆議院議員
総理の訪米にタイミングを合わせる形で、4月30日からサンフランシスコに出張しました。ちなみに、現地はここ3年以上干ばつ気味で降雨量が相当少なくなっているとのことで、気候変動・温暖化への危機感も高まっているようです。4月30日にカリフォルニア州知事が温室効果ガス削減についての行政命令を発出したことが...
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2015-05-09 17:48
百田尚樹氏の小説『永遠の0』をどう読むか。
若林 洋介
自営業
百田尚樹氏による小説『永遠の0』をどう読むのかについて述べたい。『永遠の0』の主人公・宮部久蔵は、もともとイデオロギーとは無縁のところで生きている。だから彼は「素朴に家族を愛し、素朴に祖国を愛した」人物で、ある意味であの時代を生きた日本人の大多数の庶民感覚の中に生きている。彼にとっては「所与の時代...
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2015-05-08 12:37
「訪米成功に浮かれてはいけない」を読んで思う
中山 太郎
団体非常勤職員
5月7日付けの姉妹e-論壇「百花斉放」に掲載された鍋島敬三氏の投稿「訪米成功に浮かれてはいけない」の内容に大賛成だ。鍋島氏が述べるように、今年8月15日の安倍談話は、今回の安倍総理の米議会での演説に勝るとも劣らない日本の今後にとり重要な談話だ。ただ、私の長い中国やアジアでの生活体験から、草の根の皮...
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2015-05-08 12:02
イスラム国は2003年のイラク侵攻から始まった
川上 高司
拓殖大学教授
2014年1月のある朝、シリア北部の小さな街で、一人のイラク人が殺害された。彼のことを知る者はおらず、後になってようやく通称「ハジ・バクル」と名乗る者だと判明した。だが、誰も知らないということが彼のアイデンティティを物語る。ハジ・バルク、本名はサミル・アブド・ムハマンド・アル・カリファイといい、サ...
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2015-04-28 15:40
「国際通貨人民元」という虚構にだまされるな
田村 秀男
ジャーナリスト
筆者が再三にわたって警告してきた通り、中国は人民元を「国際通貨」として認定するよう国際通貨基金(IMF)に求めてきた。習近平国家主席はここにきて、対IMF工作を本格化させている。世界の代表的な国際通貨は、IMF特別引き出し権(SDR)を構成するドル、ユーロ、円、ポンドの4大通貨で、その一角に食い込...
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2015-04-27 11:49
政治が国際競争の中で果たすべき役割
鈴木 馨祐
衆議院議員
地方選挙を終えて、また国会や公務に追われる日々が続いています。先日も横浜港の南本牧埠頭にMC-3という新しいコンテナターミナルが供用開始となりましたので、その開業式典で祝辞を述べさせていただいたところです。この新たな港は水深18メートルと、最大級の船にも対応できる最新式の港湾で、アジアにあってもま...
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2015-04-24 06:17
こわもて二階の豹変で安倍再選不動の流れ
杉浦 正章
政治評論家
メディアで自民党総務会長・二階俊博の「存在感」の論議が盛んだ。安倍一強の中で、富士山のまわりの山が存在感を示すと言っても余り説得力はないが、若い記者には高く見えるのだろう。確かに昔のように自民党内は実力者が群雄割拠する時代ではない。小選挙区制がなせる業で、政治家が小粒になった。そうした中では二階が...
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2015-04-23 10:15
安倍首相の発言に感じる危うさ
中村 仁
元全国紙記者
安倍首相の言動に不安を感じています。そろそろ収まるのかなと、思っていましたら違うのです。アジア外交に影響がでるのではないかと心配になってきました。首相の周辺には、止めたり、助言したりする人はいないのでしょうか。まず4月22日のアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念会議での首相演説を聴いて...
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2015-04-22 11:11
韓国“対中実利外交”は大失敗に終わる
田村 秀男
ジャーナリスト
韓国は、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創立メンバーとなった。韓国はどうしてこうも中国に傾斜するのだろうか。そこで思い当たったのは、韓国の対外経済関係の変化である。韓国経済は、輸出が国内総生産(GDP)に占める比率が約5割になる。輸出のうち中国向けは25%、米国12%、日本は5%強と...
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2015-04-21 06:34
安倍が過去の文言からの離脱を宣言
杉浦 正章
政治評論家
首相・安倍晋三が歴代内閣の「首相談話の軛(くびき)」からの離脱を宣言した。村山富市が出し、小泉純一郎がそれをコピー・アンド・ペーストした「植民地支配と侵略」「痛切な反省」「心からのお詫び」の“キーワード三点セット”を自らの「70年談話」には使わない方向を鮮明にさせたのだ。たしかに村山談話は、結果的...
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2015-04-20 12:50
アメリカ史上初めての女性大統領は誕生するのか
川上 高司
拓殖大学教授
ヒラリー・クリントンがいよいよ次期大統領選挙レースに名乗りを挙げた。2分ほどのビデオで参戦を表明したが、オバマの大統領選挙レースでもそうだったように、いかに若者を掴むかが大きく勝敗を左右する。そのために、多くの若者が利用するソーシャルメディアを使ったのだろうが、そこには勝つための明確な戦略がすでに...
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2015-04-18 12:47
(連載2)アジアを荒廃させる中国のためのインフラ銀行
田村 秀男
ジャーナリスト
米国の制止を振り切って参加を決めた英国のメディアも「中国が3兆8000億ドルに上る外貨準備高のごく一部をAIIBに投じたいと思っている。中国が強い発言力を持っても、多国間機関で行いたいと言っていることは、良いニュースだ」(3月25日付フィナンシャル・タイムズ紙)と持ち上げるが、何とも中国に甘い。
...
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2015-04-17 13:00
(連載1)アジアを荒廃させる中国のためのインフラ銀行
田村 秀男
ジャーナリスト
国力を高めた国の資本が発展の遅れた国の開発に乗り出すとき、自国のやり方をそっくり相手国に持っていくのが常である。10数年前のことだが、インドに進出したスズキを訪ねたら、幹部も平社員も同じ部屋、フロアで働き、社員食堂で歓談する。日本型経営が移植、身分差別の厳しいカースト制は一掃、経営は順調、地域経済...
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