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2015-12-19 17:35
(連載1)ジブチにおける中国の軍事拠点建設がもつ意味
六辻 彰二
国際政治学者
12月4日、北東アフリカ、ジブチの外相は、中国海軍が拠点を設けることを発表しました。中国がアフリカ地域で軍事拠点を設けるのは初めてのことです。これに関して、中国政府は「海賊対策」を強調しています。今回の決定は、中国の「海外膨張」の一端とみなされやすいのですが、コトはそれほど単純ではなく、同国の対ア...
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2015-12-18 17:09
パリ協定の採択と今後の展開の重要性
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
先週末パリ協定を採択して地球の気候変動に関わるCOP21は閉幕しました。当初の見込みを超える成果を残したと言える部分もかなりあった内容で、協定の採択自体は前向きな評価をされるべきものだと思います。関係者の努力に心より敬意を表したいと思います。追いかけるべき目標として2℃を上回る1.5℃ということが...
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2015-12-17 10:26
(連載2)日本の重大脅威となる「人民元SDR化」
田村 秀男
ジャーナリスト
これまで、主として国内およびごく限られた国でしか通用しないローカル通貨だった元が国際通貨に化ける。ドルなどと自由に交換できるので、元決済を受け入れる国・地域は格段に広がる。人民銀行が党の戦略に応じて元を刷る。政府と金融機関、国有企業がその資金で石油など戦略物資を入手し、軍は空母などの大型兵器の購入...
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2015-12-16 21:45
(連載1)日本の重大脅威となる「人民元SDR化」
田村 秀男
ジャーナリスト
国際通貨基金(IMF、本部ワシントン)は11月末の理事会で、中国の人民元を来年秋から特別引き出し権(SDR)への組み込みを決める情勢だ。元はドル、ユーロ、円、ポンドの既存SDR構成通貨と同様、国際通貨としてのお墨付きを得るが、日本にとって重大な脅威となる。通貨とは、覇権国通貨ドルが示すように、国家...
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2015-12-14 20:56
国際法の守護者としてのアメリカと支離滅裂な中国
倉西 雅子
政治学者
アメリカのイージス駆逐艦ラッセンが、中国が人工島に一方的に設定した「領海12カイリ」を航行したと報じられました。国際法上、人工島には領海を設定することはできませんので、アメリカは、敢えてこの海域で航行の自由を実行して見せることで、中国の領海ではないことを示したのです。
このアメリカの「航行...
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2015-12-12 17:34
(連載2)「爆買い」頼みの危ういGDP皮算用
田村 秀男
ジャーナリスト
そんな現実からすれば、安倍晋三首相がめざす20年度、名目GDP600兆円の目標の達成は外国人旅行者抜きには考えにくい。訪日外国人は14年が1341万人で、15年は政府がもともと20年達成を目標としていた2000万人を上回る勢いだ。このまま増加基調が続けば、20年には3000万~4000万人が可能と...
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2015-12-11 22:48
(連載1)「爆買い」頼みの危ういGDP皮算用
田村 秀男
ジャーナリスト
内閣府が16日に発表した2015年7~9月期の国内総生産(GDP)の速報によると、年率換算で実質成長率は0.8%減、名目成長率は0.1%増となった。4~6月期に続き、2期連続の実質マイナス成長であり、民間設備投資の失速が大きく響いた。実質マイナス成長に終わった昨年度の消費増税ショックを引きずる日本...
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2015-12-11 00:02
中国経済を占うロンドンでの「人民元建て公債」
倉西 雅子
政治学者
急速に経済関係を強めているイギリスと中国。金融面でも、中国は、国外としては初めてロンドンで50億元(950億円)相当の人民元建ての中央銀行手形を発行すると共に、将来的には国債の起債をも予定しているそうです。相次ぐ人民元建て公債”の発行の狙いは、人民元の国際通貨化の促進であり、IMFのSDR構成通貨...
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2015-12-10 00:54
(連載2)日中与党協議会と気候変動関連会議に参加して
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
日中関係については、両国間に多くの摩擦があり、かつ共産党による一党独裁の中国が中華思想と相まってどのような問題に関しても歩み寄る意志がないという現実の中で、日本として一方的に妥協することは許されませんし、すべきではない、これは大前提です。
しかし、日中両国が引っ越すことが出来ない隣国でもあ...
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2015-12-09 12:18
(連載1)日中与党協議会と気候変動関連会議に参加して
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
先週後半、谷垣幹事長に同行し、北京で開催された公明党を含む日中の与党協議会に3日、4日と出席し、その後、パリで開催されているCOP21と同時並行で行われた各国議員によるGLOBE(地球環境国際議員連盟)の会議(5日)に出席しました。1泊4日の短い日程ではありましたが、どちらも有意義な会議となりまし...
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2015-12-05 20:57
中国の「ダブル緩和」は逆効果か?
倉西 雅子
政治学者
中国の中央銀行である中国人民銀行は、国内のデフレと資金の国外逃避に歯止めをかけるために、「ダブル緩和」を実施したと報じられております。貸出金利の追加利下げに次いで、預金準備率も引き下げたというのです。この点について思い起こされるのは、米国FRBの利上げ時期をめぐる議論です。
先日、FRBは...
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2015-12-05 16:40
大統領選挙とパリ同時多発テロ
川上 高司
拓殖大学教授
フランスの首都パリでの同時多発テロを受けてフランスは「戦争状態にある」と怒りを露わにして空爆を強化している。さらにアメリカとロシアに一致団結してISISを叩くように要求する。一方でISISは「次はワシントンだ」「今後もテロは続ける」など挑発はエスカレートしており、世界には不穏な暗雲が垂れ込め始めて...
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2015-12-04 22:28
(連載2)内部留保課税の議論と法人税引き下げ
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
しかし、率直なところ、客観的に見て、そして多くの外部の方々の意見を踏まえても、データを踏まえても、日本の企業の動向は不自然なほど適切なリスクテイクや投資を出来ているとは言えない状況です。そしてそれなくしては、これまでの金融緩和も財政の刺激策もこれまで賭けてきた大きなコストが無意味な一時しのぎだった...
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2015-12-03 21:04
(連載1)内部留保課税の議論と法人税引き下げ
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
企業の内部留保に対する課税の話が報道をはじめ一部でなされはじめていますので、この点についての私の考えを若干述べさせていただきたいと思います。今回の内部留保課税の話は、若干誤解されている向きもありますが、実は昨年の法人税減税と同じ方向を向いた話です。これは極めて重要な点です。経済活動に大きな影響を与...
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2015-12-01 10:18
法人実効税率引き下げ効果に疑義あり
田村 秀男
ジャーナリスト
長引く消費税増税ショックにチャイナ・リスクが加わって、景気悪化の加速懸念が高まっているというのに、政府・与党の経済政策論議はなんともちぐはぐ。安倍晋三首相が掲げる「名目国内総生産(GDP)600兆円」達成は、眼中にないかのようだ。実質経済成長率は昨年度、今年度前半もマイナスのありさまで、頼みの設備...
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2015-11-27 10:18
(連載2)テロに屈しないということ
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
そしてもう一つ大事なことは、我々一人ひとりがテロに断じて屈しないこと。日常の生活、ビジネスを我々が日常通りに続けることがテロリストへの強いメッセージにもなります。もちろんそのためにはそれぞれの国、政府がその安全を保障するため警備や監視を最大限強化することが不可欠です。
一番警戒せねばならな...
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2015-11-27 05:46
岡田が左右から「揺さぶられっ子」症候群
杉浦 正章
政治評論家
民主党代表・岡田克也が党内、党外の右と左から揺さぶられて、まるで「揺さぶられっ子症候群」に陥りそうな状態を呈している。11月26日も、共産党委員長・志位和夫が大阪市長選で失敗したにもかかわらず選挙協力を持ちかければ、維新の党の代表・松野頼久が「来年にも新党を」と働きかける。志位に到っては、参院選へ...
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2015-11-26 22:54
(連載1)テロに屈しないということ
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
パリで13日の夜に発生した同時多発テロ、犠牲となられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。同時に真相、背景の究明を関係国には徹底的にしてほしいと思いますし、日本としても今後サミットやオリンピック・パラリンピックなど多くのイベントを控えていますので、テロ対策徹底の再確認をせねばなりません。14年前...
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2015-11-25 05:28
中国の「各個撃破」戦略不発の背景:東アジアサミット
杉浦 正章
政治評論家
毛沢東のゲリラ戦略「各個撃破」は中国共産党伝統のお家芸だ。中国は日米両国を「域外国」と決めつけ個別に多数派工作を展開、これが、G20とAPEC首脳会議までは順調にいくかに見えた。ところが、最後の東アジアサミット(EAS)で待ち構えた「安倍・オバマ連合軍」に、首相・李克強が孤立化してあえなく討ち取ら...
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2015-11-24 21:29
シリア内戦の解決が急がれるわけ
川上 高司
拓殖大学教授
11月13日の夜、パリ市内で同時多発したテロにより100人を超える犠牲者が出た。このような卑劣な行為を国際社会は許すわけにはいかない。各国首脳はいち早く哀悼とテロへの怒りを表明した。劇場を襲撃したテロは、かつてモスクワ劇場を襲撃したイスラム教徒によるテロを思い起こさせる。
プーチン大統領は...
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