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2015-09-14 11:30
責任ある大国としての国際貢献
川上 高司
拓殖大学教授
シリアからの難民問題が国際的な注目を集める中、ヨーロッパ各国も対応はさまざまである。シリアからの難民は、今年に入ってすでに85万人に達する。彼らは主としてドイツやスエーデンを目指しており、通過国には関心がない。そのためか通過国にあたる国々では越境を黙認する場面も少なくない。
デンマークにい...
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2015-09-14 09:09
(連載1)日本は中国景気に振り回されないよう内需拡大策を
田村 秀男
ジャーナリスト
9月3日、「抗日戦勝記念日」の北京・天安門。習近平中国共産党総書記・国家主席と並んで立つ、ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵大統領の顔が青空のもとで映えた。まるでブラックジョークだ。青天は8月下旬から北京とその周辺の工場、2万社近くに操業停止させた党中央の強権の成果だが、党指令による経済・金融政...
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2015-09-11 13:40
北京での軍事パレードが意味するもの
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
さる9月3日、北京の天安門広場で「抗日戦勝70年」の記念式典と軍事パレードが行われました。国内ではあまり指摘されていませんが、この一連の動きは「アメリカのアジア・西太平洋での軍事的プレゼンスをどう逓減させていくか」という中国共産党の大戦略に沿った動きという方が正確なような気がします。習近平主席が間...
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2015-09-11 06:19
戦う石破と禅譲の岸田の戦いが軸
杉浦 正章
政治評論家
号砲は「ドン」とならなければならないが、なにやら「プシュッ」と湿った花火のように音がくすんでいる。しかし安倍が再選を果たした途端に「ポスト安倍」というのだから、自民党は面白い。今のところ手を挙げたのは地方創生相・石破茂だけだが、ライバルは外相・岸田文男だ。当面はこの2人を軸に展開する流れだろう。基...
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2015-09-10 16:02
難民問題はシリア内戦問題を映す鏡
川上 高司
拓殖大学教授
ヨーロッパでは難民問題が深刻化している。71人の難民を載せたトラックがオーストリアの道路沿いで発見されたが、残念なことに彼らはすべて死亡していた。また、3才の幼児の遺体が海岸に打ち寄せられている写真が公開されると世界中から関心が寄せられ、ヨーロッパの難民問題は国際問題となった。難民はシリアやイラク...
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2015-09-09 09:03
市場介入して自壊する中国
田村 秀男
ジャーナリスト
G20財務相会議のトルコ・アンカラで麻生財務相は上海株式市場の株価統制について「普通の国の市場介入ではない」と批判したようだが、「市場介入して自壊する国」と警告すれば、グサリと北京を刺せただろう。上海株は下落基調が収まらない。以前から指摘しているように、党主導で図体だけを膨張させた異形の市場経済を...
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2015-09-08 06:31
“平成の乱”を目指した「野田正雪」
杉浦 正章
政治評論家
度し難い女を古典落語で「怒れば泣く。ほめておだてりゃつけあがる。 いっそ殺せば化けて出る」と表現しているが、聖子ちゃんをこんな風に表現してはいけない。女性団体から怒られる。言うなら講談の「平成の女正雪」であろう。由井正雪は三代将軍家光亡き後徳川幕藩体制を覆そうとクーデターを謀った。さしずめ参謀の丸...
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2015-09-04 11:32
(連載2)チャイナ幻想から覚めないメディア
田村 秀男
ジャーナリスト
これまでの4~5%の元切り下げ幅程度で、輸出を大幅に伸ばし、過剰生産を緩和できるはずはない。人民銀行がもう一段の元安に踏み出そうとすれば資本逃避はさらに加速しよう。どう転んでも、中国経済も上海株にも回復の見込みはどこにも見当たらない。日本を含む世界はいかにチャイナリスクを自国経済から遮断するか、リ...
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2015-09-03 09:03
(連載1)チャイナ幻想から覚めないメディア
田村 秀男
ジャーナリスト
日本のメディアはとにかく「国際協調」という言葉を安易に使いたがる。米欧、中国だって自己利益実現という戦略のもとに、国際協調という方便を考え出すのに、日本メディアは国際協調がすべてだ。中国主導銀行に協調せよという日経や朝日のAIIB参加論は典型例だが、この期に及んでもミスリードを恥じる気配もない。
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2015-09-02 06:36
デモの若者よ民主、共産のデマを見極めよ
杉浦 正章
政治評論家
60年安保闘争の時に樺美智子が死んだ6月15日のデモが警視庁発表で13万人だったが、今回8月30日のデモは警視庁発表が3万人。主催者発表が12万人。「だいぶん開きがあると思う」と官房長官・菅義偉が皮肉るのももっともだ。しかし、60年安保闘争の13万人は55年たった今も左翼が使って、数字として定着し...
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2015-08-29 11:14
(連載2)人民元切り下げで市場自壊
田村 秀男
ジャーナリスト
興味深いのは、国際金融の総本山、国際通貨基金(IMF)の反応である。IMFは、今回の元安調整は前日の元の取引相場を基準値にするので「市場実勢を反映させる措置」として歓迎している。米財務省もIMFの評価を黙認するのだが、なんとも奇妙だ。基準値の参考指標である前日の「市場相場」なるものは人民銀行が介入...
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2015-08-28 14:11
(連載1)人民元切り下げで市場自壊
田村 秀男
ジャーナリスト
中国人民銀行が人民元切り下げに踏み切ると、大量の資本が海外に逃げ出した。中国は市場自壊を防げるのか。習近平政権はもともと「強い元」策を続けてきた。元をドル、ユーロや円と並ぶ国際通貨の地位に押し上げるという、1990年代半ば以来の中国共産党の悲願達成のためだ。国際通貨になれば、中国の国際的威信が高ま...
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2015-08-27 06:36
バブル崩壊がもたらす中国内・外政の激変
杉浦 正章
政治評論家
中国の株価大暴落に端を発した世界同時株安が意味するものは、中国のバブル崩壊が早くも現実化したということだ。もう中国はかつての高度成長期に戻ることはなく、米国や日本が歩んできた低成長時代に移行する。しかし米国や日本の高度成長は極端な貧富の差をもたらさなかったが、中国のバブル終焉は則ち「格差の置き去り...
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2015-08-26 10:33
人道的危機に陥っているイエメン
川上 高司
拓殖大学教授
1年前、イエメンでシーア派であるホーシが立ち上がったのはハディ政権に改革を求めるという平和的なものだった。その当時は彼らは政権を奪取するつもりはなかった。だが、30年間独裁政治を敷いたサレハ元大統領が権力の奪取をしたいという野望からサレハ派がホーシ派と結びついて力を増し、ついにはハディ大統領を追放...
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2015-08-25 14:23
元切り下げは習近平自滅の道
田村 秀男
ジャーナリスト
中国人民銀行が12日に人民元切り下げに踏み切ると、世界のメディアが、通貨切り下げ競争が始まると騒ぎ立てたが、的外れだ。習近平政権は「国際通貨」の地位に押し上げる野望を抱き、「強い元」を掲げてきた。国際通貨になれば、元に対する世界の需要が増えるので、中国の国際的威信が高まる。半面で国内にはデフレ圧力...
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2015-08-22 15:16
中東の安定の鍵を握る小国オマーン
川上 高司
拓殖大学教授
アメリカとイランがイランの核問題で合意に達し、両国の外交路線が宥和に転換したのは多くの外交上の努力の積み重ねがあったのはもちろんだが、中でも湾岸諸国のオマーンが果たした役割は大きかった。外交が途絶えていたアメリカとイランの対話の仲介をしたのがオマーンの国王だった。そこから交渉が始まったのである。
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2015-08-21 13:09
第2次「通貨戦争」の局面にある日中
田村 秀男
ジャーナリスト
「人民元切り下げ」でも、中国は元の国際通貨化の野望を捨ててはいない。元安誘導策に踏み切っても、国際通貨基金(IMF)とオバマ政権は特別引き出し権(SDR)構成通貨の認定には影響しない、とみなしている。北京の対ワシントン工作はあなどれない。歴史からすれば米英と中国は親和性が高いのだ。戦後70年。戦争...
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2015-08-19 13:23
安倍談話および各国の反応についての私見
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
8月17日付けの姉妹e-論壇「議論百出」に掲載された倉西雅子氏の投稿「戦後70年談話に対する中韓の反応から真意を読む」の内容は、談話に対して真正面から考えられており、また日本人の一部の意見を代表する内容だと思われるので、これを土台に私の考えを述べてみたい。
まず、安倍総理の談話についての立...
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2015-08-18 10:36
70年目の8月15日に思う
鈴木 馨祐
衆議院議員
今年も8月15日、特別な日がやってきました。70年前のこの日、終わった戦争。ソ連軍の侵略等の犠牲となった方々もおられたことを考えれば、この日以降も含め、多くの方々がこの戦争において命を落とされました。今のわれわれが、日本があるのはこうした先人の方々の尊い犠牲の上にある、そのことは疑いようのない事実...
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2015-08-17 15:06
崩壊する中国“成長の方程式”
田村 秀男
ジャーナリスト
中国では不動産市況の低迷や景気の停滞を受けて、流入していた投機資金などが逃げている。資本逃避が目立ち始めたのは昨年秋からで、習近平政権は株価を押し上げることで、資金をつなぎ止めようとしたが、株価暴落でそのもくろみがつぶれた。景気てこ入れのためには、大幅な金融緩和と人民元安誘導しかないが、そうすると...
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