ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
2020-12-22 17:38
谷内正太郎氏の発言内容を考える
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
雑誌『公研』12号で、安倍内閣において国家安全保障局長を務めた谷内正太郎氏が雑誌が主催したセミナーで「ウィズ・コロナの国際情勢と日本外交」と題し意見を表明している。詳細は是非同誌に当たって頂きたいが、筆者の注目した点を述べる。
「安倍総理は、誠実に熱意をもって外交に取り組んだ。これによ...
▶続きはこちら
2020-12-21 08:23
また米中関係について考える
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
米の新政権がトランプ時代と異なり今後どう米中関係を変化させてゆくのか、各国とも息をひそめ目守っている状況だ。各国、特に中国の周辺のアジア諸国にとり、そのインパクトは大きいからだ。米の学者などと会話をしている際に、筆者が、オバマ政権時代の中国への弱腰態度が中国を増長させたのだなど非難すると彼らはすぐ...
▶続きはこちら
2020-12-20 07:23
最近の週刊誌、テレビから
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
『週刊文春』最新号の12月24日号に、以前の小泉総理の忠実な秘書官として獅子奮迅の活躍をした飯島勲氏が、担当のコラム欄の「激辛インテリジェンス」において、小泉純一郎元首相は依然として原発ゼロを叫んでいるけれど、現実の電力供給をどう考えるかだ。向こう十年、二十年、三十年のエネルギー確保の絵図面を見せ...
▶続きはこちら
2020-12-19 18:04
第三国への歴史認識問題での広報について
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
最近、東京の某シンクタンクが中国人ジャーナリスト馬立誠の著作である「憎しみに未来はない」の英訳を出した。これを受けて、歴史認識問題での第三国への広報について考えてみたい。馬は、元「人民日報」の記者で、その後中国の社会変革、ナショナリズムについての執筆をしている。この著作はその一つで、すでに日本では...
▶続きはこちら
2020-12-19 16:45
(連載2)急速に弱体化する日本の外交
岡本 裕明
海外事業経営者
王毅外相のこの挑発は非常に大きな意味がありました。日本が常日頃、日中間の最大のトゲの一つである尖閣問題についてどの程度のクッションを持っているのか、王毅氏はブラフをかませたとみています。ところが面と向かって反発すらなく、王毅外相は高笑い、習近平国家主席はさぞかし喜んだことでしょう。会談後、しばらく...
▶続きはこちら
2020-12-18 22:02
(連載1)急速に弱体化する日本の外交
岡本 裕明
海外事業経営者
私は茂木外相にがっかりしています。キャリア的には東大、ハーバードからマッキンゼーというゴールデンルートで英語もできるのでしょうけれど外務大臣としての力量を発揮できないのであれば交代していただくしかないと思います。どうせなら外務大臣に安倍元首相を持ってくる仰天人事もアリだと思います。茂木外相の直近の...
▶続きはこちら
2020-12-18 08:43
最近の中国情勢について考える
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
中国情勢は益々不透明で読みにくくなりつつある。最近筆者が注目したのは、12月10日ベトナムが開催したオンラインによる「拡大ASEAN国防会議」で、これには中国も米もそして日本も参加している。その会議で、アジア太平洋、インド洋を含む地域での自由、開放の自由を歌う「共同宣言」が出されたことだ。これは、...
▶続きはこちら
2020-12-17 19:38
柳の下に泥鰌は2匹いるのか
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
12月14日の米における選挙人投票で、米の新しい大統領は確定したと報道は伝えている。バイデンはケネディに次ぐ米における2人目のカトリック教徒の大統領だ。ケネディの頃はまだ少数派として、WASP、白人、アングロサクソン系、プロテスタント全盛だったせいもあり、彼もカトリック色は出さないようにしていた。...
▶続きはこちら
2020-12-16 07:53
世界は繋がっている
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
もう亡くなられた文芸評論家の丸谷才一さんが、谷崎潤一郎さんの『文章読本』(これは文章指導の本みたいなものでひところ流行した)の中で「文法」という用語が出てくるが、これは英文法と見ると良く分かる、と述べておられた。谷崎のような日本の古典に精通し、伝統に沿った文章を書いているが、西洋文明の影響を多分に...
▶続きはこちら
2020-12-14 07:55
中国におけるクリスマス
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
間もなくクリスマスだが、知り合いの中国人学者に、最近の中国の知識人層の若者の愛読書を聞いたところ、意外にも聖書という答えを得た。クリスマスにも教会へ行きミサにあずかる若者も多いそうだ。司馬遼太郎が、夏目漱石の本の中で「三四郎」を推薦していたのを思い出した。読まれた方はご存じだろうが、ストレイシープ...
▶続きはこちら
2020-12-13 07:30
菅政権に望むしたたかで二枚腰の外交
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
2019年に安倍総理が訪中し、中国と第三国での経済協力につき合意を見た。それに対し、今、米国が中国と経済戦争の真っ最中に、日本は裏切り者と見られないか等の心配の声も強かった。今般妥結を見たRCEPについても、中国に乗っ取られるとの危惧の声も聞かれる。日本としては、今の中国の対日微笑外交は便宜的なも...
▶続きはこちら
2020-12-12 17:47
日本の対中仲介論について
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
年を取ると頻りに昔のことを思い出す。文芸春秋11月号に作家で数学者の藤原正彦氏が、陸軍と海軍の暗号について書いておられる。前者はそれなりに秘密を保持出来たが、後者は米側に見事に抜かれ、太平洋への兵員輸送船がボカボカ沈められた旨、細かい数字をあげて述べている。筆者の幼児期の最大の話題は東京裁判の新聞...
▶続きはこちら
2020-12-11 09:33
国際情勢はあざなえる縄のごとし
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
国際情勢はあざなえる縄のごとしで、明日はどうなるか分からないが正解なのだ。モリソン豪首相がコロナ禍の最中、帰国後の2週間の隔離生活の規則をものともせず訪日し、経済、安全保障などに連携を歌った。米の知り合いの専門家は、こうした流れは必ず反動が来ると述べていたが、果たして閣僚の一人財政担当のJosh ...
▶続きはこちら
2020-12-10 08:26
(連載2)イスラム教とフランス社会の融和のために
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
この主張の是非は別として、イスラム教徒がフランス人に対して特別な悪感情を持っているということを端的に示している。そしてそれが「歴史的」問題であり、なおかつ「何年も解決されないものとして現在も残っている」のである。もちろん「人を殺す権利」などということは存在しないと思う。しかし、「神々の価値観をわか...
▶続きはこちら
2020-12-09 22:22
(連載1)イスラム教とフランス社会の融和のために
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
フランス社会とイスラム教世界との対立は「当分の間埋まらないのではないか」という気がしてならない。フランスという国がそのプライドの高さと自分たち以外の価値観を受け入れなければ、基本的にはそれらが埋まることはないだろう。2016年のシャルルエブドにおける銃乱射事件では、イスラム教の「神への冒涜」と「言...
▶続きはこちら
2020-12-09 08:32
独断と偏見での日中関係史回顧
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
古代・中世から一つ、近現代史から一つ、日中関係の大きなイベントを私の独断と偏見で取り上げて考えたい。古い時代では、鎌倉幕府時代の元寇の役であろう。時の政治の担当者は執権北条時宗である。2回にわたる侵攻を神風もあったかもしれないが何とかしのげた。その父の時頼時代から元の動きは幕府につたわっており、日...
▶続きはこちら
2020-12-07 01:26
豪の学者との会話
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
豪州の学者と、最近の豪州の対中関係悪化などについて会話したところ、その要旨を次の通りご紹介します。海外市場の4割も一つの国に頼り、ひたすら儲かればよいのだということがいかに愚かであるか、今改めて後悔している。米の関係者からは、折の振れこの点に忠告されてはいた。Raby 駐豪前米大使は、豪は、中国へ...
▶続きはこちら
2020-12-06 01:17
(連載2)王毅外相発言で動揺する政府の尖閣戦略
倉西 雅子
政治学者
それでは、日本国政府は、この難局をどのように乗り切るべきなのでしょうか。最も重要なポイントとなるのは、中国の武力による尖閣諸島の奪取を、国際社会から国際法上の侵略行為として認定してもらうことです。それは、日本国政府が、中国の主張を一切認めることなく、国際法上において日本国の領有権を確立させることを...
▶続きはこちら
2020-12-05 11:26
(連載1)王毅外相発言で動揺する政府の尖閣戦略
倉西 雅子
政治学者
中国の習政権が戦争の準備に着手したとする情報が囁かれる中、尖閣諸島にも荒波が押し寄せています。中国公船による周辺海域での活動が活発化してきており、領海侵犯も頻繁に起きているようなのです。日本国側の再三にわたる停止要求をよそに、先日来日した際に王毅外相は、記者団を前にして日本漁船が同海域に入らぬよう...
▶続きはこちら
2020-12-03 05:13
「全米580万人が住宅ローン危機」の深刻さ
大井 幸子
国際金融アナリスト
感謝祭からクリスマスにかけては1年で一番楽しい季節だが、今年の様相は違っている。実体経済はかなり厳しい。11月24日付ブルームバーグ記事(Millions of Americans Expect to Lose Their Homes as Covid Rages)は、年末までに数百万人が家を失う...
▶続きはこちら
«最初
«前
31
32
33
34
35
次»
最後»
総論稿数:4661本
東アジア共同体評議会