国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百家争鳴」
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2006-07-29 16:48

「多様性の尊重」をどう生かすか

関 士郎  会社員
>> 飯塚さやか氏が7月27日の投稿「東アジアのアイデンティティについて」において、「『多様性を認識し、尊重する』ことを東アジアのアイデンティティを育てていく上での基盤とすべきである」と論じておられることに関して私見を述べたいと思います。
>>
>> 確かに東アジアには種々の面で多様性があり、そ...▶続きはこちら
2006-07-28 11:20

中国の国境・周辺国管理方法を見抜け

四条秀雄  不動産業
 東アジア共同体が、中国にとって政治的戦術の一つに過ぎないことは、アジア全体の利益になる日本の常任理事国入りに反対したことではっきりしています。これまでは、日本の常任理事国入りに中国がどういう態度を取るのかは、推測の域を出ませんでしたが、最近の積極的外交のおかげで、相手の考えが非常にクリアに分かるよ...▶続きはこちら
2006-07-26 17:41

東アジアのアイデンティティについて

飯塚 さやか  大学院生
 東アジアのアイデンティティとは一体何なのか。「儒教的思想」や「集団性」などがそうである、と時々聞かされるが、そのような言葉に簡単には収まりきらない「多様性」を持つのが東アジア地域だ。「政策報告書『東アジア共同体構想の現状、背景と日本の国家戦』の中で述べられているように、言語、宗教だけをとっても数多...▶続きはこちら
2006-07-26 15:20

新しい現実を恐れずに古い常識を疑ってみる

進藤榮一  筑波大学大学院名誉教授
 四条秀雄氏(2006年6月29日付け投稿)と関士郎氏(2006年7月1日付け投稿)の貴重な批判と補完に感謝いたします。ただ誤解を恐れずにいえば、批判投稿コメントは、少し程度が低すぎるのでは。少なくとも『東アジア共同体と日本の針路』(NHK出版)をお読みになることを勧めます。

 関氏の補完コメ...▶続きはこちら
2006-07-26 12:16

次世代も視点に入れて議論を進めたい

福田利夫  前東アジア共同体評議会事務局長
 政策掲示板の4月7日の立ち上げ以降、その運営に関わりながら皆様の議論を拝見してきました。政治・経済・文化等の各側面に特化した議論は無論のこと、これらを有機的に統合かつ昇華させた議論も最近は見られ、当該掲示板も新たな段階を迎えつつあるようです。私の以下の問題提起が今後の議論を進める上での何らかの参考...▶続きはこちら
2006-07-24 06:11

米中軍事交流の拡大と米中世界共同管理論

浜崎真一郎  大学教授
  7月18日付け叶芳和氏の「米中による世界共同管理論の台頭:再論」と題する投稿で主張されている主要論点「日本の国際政治力は地に落ちている」との点については、すでに小宮山健二氏が7月21日付け投稿で適切に反論されているので、さらに付け加えることはない。

  他方、私は、最近報じられた米中間の...▶続きはこちら
2006-07-23 10:35

戦前グローバリズムの失敗に学べ

四条秀雄  不動産業
 実は、現在起こっているようなグローバリズムは、戦前にも起きていました。30年代の欧州や南米において、90年代のアジア危機のようなこともありましたし、南米日系人などの移民現象も大規模に起きていました。しかし戦前のそれは悲惨な失敗に終わりました。移民は米国の排日移民法などの排外主義を呼び起こし、グロー...▶続きはこちら
2006-07-21 22:43

不可逆的な東アジア地域統合の流れ

上辻 宏  大学院生
 日中・日韓の関係が冷却化し、東アジアでの地域統合について悲観論が広がっている。今後何十年もかかる将来の課題だという意見や、地域統合の深化は日本の中華経済圏への組み込みであり、日本の国益に反するという中国脅威論も台頭している。しかし、東アジアでの地域統合の流れは不可逆的な流れであり、東アジア共同体の...▶続きはこちら
2006-07-21 12:33

北朝鮮ミサイル発射事件の意味するもの

小宮山健二  元教員
 叶芳和氏による7月18日付けの投稿を読みましたが、私はほぼすべての論点において同氏と見解を異にします。しかしながら、我が国外交が強力なものであって欲しいとの思いは共有するものであり、その観点から若干の私見を述べることをお許しください。

<問題の本質>

 核兵器と運搬手段を開発し、また...▶続きはこちら
2006-07-20 21:23

米中共同管理が成立するための2つの条件

四条秀雄  不動産業
 7月18日付けの叶芳和氏の投稿「米中による世界共同管理論の台頭:再論」に関連して、米中共同管理が成立するための重要な必要条件は、つぎの2つであることを指摘したいと思います。

・日本が、政治及び経済的に中国に取り込まれていること。
・米国は、安全保障面から(中国寄りの)日本に強い姿勢を取れな...▶続きはこちら
2006-07-18 22:34

米中による世界共同管理論の台頭:再論

叶芳和  評論家
 7月14日の朝日川柳に「政治でも決定力に欠ける国」(選者の言葉「サッカー同様」)とあった。同日の朝日新聞1面トップ記事は「北朝鮮制裁 決議案の修正 政府検討」。(こういう川柳もあった「ミサイルを迎え撃つのは評論家」これも面白い)。日本の国際政治力は地に落ちている。川柳の作者はそのことに気づいている...▶続きはこちら
2006-07-18 16:24

「島国根性」からの脱皮をはかれ

目黒秀樹  会社員
 7月12日付けの井口泰教授の「CEACコラム」記事を拝見しました。井口教授の「(このままでは)高い技能を持たない外国人の大量流入が続くだろう。第二に、外国人の不安定就労の増加で、社会保険の未加入や地方税の不払いなどの問題が深刻化しよう。さらに、日本は東アジアで人材開発・移動の面で大した貢献ができな...▶続きはこちら
2006-07-17 10:15

登録制度の再定義の必要性に同感

石垣泰司  東海大学法科大学院教授
  7月12日付け「CEACコラム」所載の「外国人政策見直し:登録制度の再定義必要」と題する井口泰氏の論説は、今日急務となっている我が国の外国人政策の見直し作業について「省庁間の考え方の違いは依然として大きく、『縦割り行政』の改革に踏み込む意欲が不足している」と指摘し、とくに外国人登録制度の再定義が...▶続きはこちら
2006-07-16 12:53

望ましい三層の協定・共同体構想

四条秀雄  不動産業
 7月1、3、6日付けの「CEACコラム」に連載されたジョセフ・キャロン駐日カナダ大使の所論「アジア太平洋共同体構想-カナダの視点」に触発されて、対外資産を多く保有し、少子高齢化する日本にとって、望ましい投資環境の確保を期待する観点から、つぎのような提言をしたいと思います。

(1)ASEANは...▶続きはこちら
2006-07-15 11:25

外国人労働者関係国との協力体制を強化、整備せよ

神田昭夫  団体職員
 7月12日付け「CEACコラム」に掲載された井口泰氏の論説「外国人政策見直し:登録制度の再定義必要」を拝見した。私はそれらの多くに賛同するものであるが、2点ほど私見を付け加えてみたい。

 日本は一人の女性が生涯に出産する人数を示す、合計特殊出生率が1.25という、いまだかつてない少子化社会を...▶続きはこちら
2006-07-12 21:52

本当に重要なのは、隣人同士としての交流の歴史

東山徹三  団体職員
 四条秀雄氏の7月3日付けの投稿を拝見しました。「グローバル化で、日本にも沢山の外国人がやって来ています。そうした経験の中で、今まで知られていなかった真の言語的距離が分かってきました。それを知ることは、東アジア共同体論に重要な視角を与えます」との書き出しで、各国の来日者の日本語能力を分析し、「結論か...▶続きはこちら
2006-07-10 11:36

カナダの外交政策への注文と期待

秋月敬吾  政治研究所研究員
 7月1日より6日まで「CEACコラム」に3回にわたり掲載されたジョゼフ・キャロン駐日カナダ大使のコラム 「アジア太平洋共同体構想-カナダの視点」を、私も他の投稿者と同様、大変興味深く読みましたが、このコラム記事は、同大使が日本記者クラブで行った講演のテキストとのことでありますので、日本人の一人とし...▶続きはこちら
2006-07-07 11:59

共同体構想は手の届くところから取り組むべし

関 士郎  会社員
「CEACコラム」でジョゼフ・キャロン駐日カナダ大使が2月15日に日本記者クラブ行った講演のテキストを読みました。地域の経済統合は経済目的以外の目的を達成できるかとの問題提起を行い、「アジア太平洋経済共同体は経済発展だけでなく、政治的な絆を強め、安全保障を高めるためにも貢献している」と肯定的な結論を...▶続きはこちら
2006-07-05 16:11

東アジア諸国側に定着した役に立たないAPECの認識

斉藤欽一  会社員
 ジョゼフ・キャロン駐日カナダ大使の日本記者クラブにおける講演テキストを「CEACコラム」で拝見しました。現時点でのアジアにおける共同体形成の流れを3つに分類した分析など、傾聴に値する点が多々ありました。しかしながら、経済統合のプロセスについて、APECの役割を過大評価しているのではないかと違和感を...▶続きはこちら
2006-07-03 20:09

「日中は同文同種」、「アジアは一つ」論を見直すとき

四条秀雄  不動産業
 ここ十数年のグローバル化で、日本にも沢山の外国人がやって来ています。そうした経験の中で、今まで知られていなかった真の言語的距離が分かってきました。それを知ることは、東アジア共同体論に重要な視角を与えると思うので提起して置きたいと思います。

 結論から言いますと、中国や米国は、日本とは言語文化...▶続きはこちら
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総論稿数:4743本
東アジア共同体評議会