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2016-09-24 11:24
日本国は韓国に対して「債権」を保持するべき
倉西 雅子
政治学者
先日、日韓財務相対話で協議開始が合意された日韓通貨スワップ協定については、日本国内では反対の声が強く、その仕組みにも疑問が投げかけられています。昨年終了した旧スワップ協定を刷新する内容とも伝わりますが、直近の情報によりますと、この協定、どうやら円・ウォンの交換ではなく、外貨準備として保有されている...
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2016-09-24 11:22
(連載1)新たな発想で国際安全保障の枠組みを
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
日本人は国連が好きだ。国連は世界の最高機関で強大で、正義の味方と思っている。確かに国連が果たしている役割を過小評価することはできない。しかし、現実は理想とははるかに異なる状態であることも認識しておく必要がある。UNはUnited Nonsenseの略だとスウェーデンの研究者が冗談を言っていた。半分...
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2016-09-23 17:05
最近の中国の脅威への対応
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
9月20日付の本欄への鈴木馨祐議員の「東シナ海・南シナ海で起きていることの意味」をはじめ、鈴木議員の論考はいつもながら簡潔明快で考えさせられるものだ。
本稿では、最近会話した中国知識人のソフトな日中関係を望む本音を紹介し、それと我が国とるべき「中国の力による現状変更を断じて容認しない」をど...
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2016-09-23 13:06
シリアの停戦は平和の入り口なのか
川上 高司
拓殖大学教授
9月12日から、シリアでは7日間の停戦に入った。ケリー国務長官とラブロフ外相が何日もわたる交渉の末の合意でようやく実現した。この停戦期間中に、国連の人道支援が行われる。すでにトルコとシリアの国境には、支援物資を積んだ国連のトラック40台が列をなして、シリアに入るのを今か今かと待っている。支援物資の...
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2016-09-20 12:52
東シナ海・南シナ海で起きていることの意味
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
ここ数年、アジアの国々の政府高官などと意見交換すると、中国の脅威についての言及が先方からあることが非常に増えてきました。南シナ海、あるいは東シナ海での中国の軍事的な挑発行為を含む様々な行動は、アジアの地域の平和安定に極めて大きな脅威です。力による現状変更を少しでも認めるようなことがあれば、国境、境...
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2016-09-17 09:55
(連載2)米中パリ協定批准をめぐって
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
地球温暖化防止のためには、温室効果ガスの削減が必要だ。これには3つのポイントがある。まずは削減目標の決定、その目標を守る義務化、できない場合の罰則である。まずは削減目標の決定は各国に任された。つまり低く設定することも高く設定することも可能なのだ。この目標値は公表されるので、あまりに低ければNGOな...
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2016-09-16 18:37
(連載1)米中パリ協定批准をめぐって
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
アメリカと中国が気候変動パリ協定に批准した。アメリカと中国は二酸化炭素排出量の世界のトップ2。2国だけで世界の総排出量の計38%を占める。この2国の参加がなければパリ協定は発効するのはほぼ不可能な状況であるし、この2国なしの温暖化対策は意味があまりないいくらいだ。この2国の批准により、パリ協定の年...
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2016-09-14 06:51
ぼろ続出で“蓮舫ブーム”とはほど遠い
杉浦 正章
政治評論家
蓮舫二重国籍問題のポイントは、次期代表に民進党が選出した場合に政治的なディスアドバンテージが目立つことである。1つは公選法に抵触する恐れのある議員を、党首に推戴することのマイナス。他の1つは政党の代表は大小を問わず首相の座を目指すのが憲政の常道だが、蓮舫の場合きわめて難しい。この2つのいわば“致命...
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2016-09-13 10:17
9月11日で何が変わり、何が変わらなかったのか
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
9月11日。あの日から15年が経ちました。当時ワシントンのジョージタウン大学の外交大学院においてVisiting Fellowであった私は、ペンタゴンのすぐ横のペンタゴンシティという町に住んでいました。アメリカを襲った同時多発テロ、その後の世界にも大きな影響を与えたあのテロから15年、非常に感慨深...
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2016-09-11 11:06
(連載2)日韓スワップ協定で日本は何を得るのか
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
今回、韓国がスワップ協定を持ち出してきたことの背景と意味についても考えたい。第1に、韓国政府は否定するものの、現在の韓国の経済状態は悪く、資金運用が困る事態が想定されていることが考えられる。韓国銀行(中央銀行)が8月3日公表した7月末現在の外貨準備高は3713億8000万ドル(約37兆8000億円...
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2016-09-10 12:03
(連載1)日韓スワップ協定で日本は何を得るのか
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
8月27日に「日韓財務対話」がソウルで開かれた。これは日本と韓国の財務当局が経済・金融問題を協議するもので、通貨交換(スワップ)協定の再開に向けての議論が始まるかどうかが注目された。日本は日本側からこのことを持ち出すことはないが、韓国からの要請があれば検討するというスタンスをとり続けてきた。今回は...
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2016-09-09 18:48
シリア問題をめぐるケリー長官のつぶやき
川上 高司
拓殖大学教授
8月26日、ジュネーブでアメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外相が会談を持った。議題は、当然ながらシリア問題である。シリアではISの劣勢が伝えられるものの、アレッポでの戦闘が激化するなど一向に内戦が沈静化していない。ISの勢力が衰えれば別の戦闘グループが勢力を伸ばす。アルカイダ系のアルヌスラ...
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2016-09-09 13:26
日韓スワップ要請の狙いは中韓一体化路線の墨守
田村 秀男
ジャーナリスト
財務省は韓国企画財政部との間で、緊急時に通貨を相互融通する通貨スワップの再開に向けて協議に入る。韓国側は最近の国際金融市場の不確実性に備えるため、お互いに一致したと言っているが、通貨危機に脅えているのは韓国側であり、日本側は円資金を提供する一方通行になる。「スワップ」ではなく「支援」とでも呼ぶべき...
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2016-09-07 14:29
(連載2) 日本国政府は急ぎ尖閣危機への対応を
倉西 雅子
政治学者
第4に、日本国政府は、国連の加盟国として国連安保理にこの問題を訴えることができます(まずは、同問題の司法解決を訴える…)。現段階であれば、第6章の平和的紛争の解決として扱うことができますので、紛争の当事国となる中国は拒否権を行使することができません。しかし、仮に、実際に侵略されてしまいますと、中国...
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2016-09-06 18:14
(連載1)日本国政府は急ぎ尖閣危機への対応を
倉西 雅子
政治学者
7月12日の仲裁判決後にあっても、中国の軍事侵略行動は抑制される気配はなく、尖閣諸島の領海に自国の漁船を保護する目的で中国海警局の公船2隻が侵入したと報じられております。つまり、中国が、自らの管轄権を以って尖閣諸島の領海の海上警備を実施することで、同諸島の支配を既成事実化しようとしているのです。
...
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2016-09-03 14:10
(連載2)台湾・蔡英文政権の展望
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
既に中国から台湾への観光客は激減している。これまで中国からの台湾旅行者数は急速に増えてきた。2008年から8年間続いた国民党政権は親中路線をとり、中台の人的交流は盛んになった。2015年には中国からの旅行者数は418万人となり、6年間で4.3倍に膨らんだ。2015年に日本への外国人旅行者数は200...
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2016-09-02 21:27
(連載1)台湾・蔡英文政権の展望
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
5月20日に、馬英九・国民党政権から蔡英文・民進党政権への政権交代が行われてから3ヶ月以上が経った。蔡総統への期待は高い。ただこの期待の高さは失望へと変わる可能性もあり、注意が必要だ。世論調査会社「台湾指標民調」は8月15日に世論調査を発表している。
蔡総統への支持率は、5月下(59.3%...
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2016-09-01 18:54
南シナ海仲裁判決の反応にみる中国国民の迷い
倉西 雅子
政治学者
南シナ海仲裁判決直後の中国国内の世論を見ますと、当初は、米国製品のボイコットの呼びかけや対フィリピン批判が起きるなど、凡そ政府支持の反応一色であったようです。果たして、中国国民の民意は、どこにあるのでしょうか。現実として、非民主国家である中国では、当局により情報が徹底的に統制されており、情報空間に...
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2016-08-31 23:29
米国に振り回されると円高は加速する
田村 秀男
ジャーナリスト
円高が続いている。夏場で外国為替市場の商いが薄くなり、投機筋が操作しやすくなっているのだが、投機筋は国際金融の流れに棹さしているだけである。流れとは、日米の実質金利差である。実質金利は、日米の10年物国債の利回りからそれぞれの消費者物価上昇率を差し引く。米国の実質金利は日本を上回っているが、その幅...
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2016-08-28 15:17
(連載2)問題多発でも未来があるブラジル
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
現在の混迷だけをみるととんでもない国というイメージだが、5年、10年というスパンでみれば、ブラジルは世界で有数の潜在的優良国だ。豊富な資源がある。現在、原油や天然ガスを含めた天然資源の価格が下がっているが、これがずっと続くわけではない。資源大国であることは非常に大きな価値がある。広大な土地を持って...
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