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2010-12-14 12:58
ウィキリークス情報で分かる北をめぐる米中韓日関係
田村 秀男
ジャーナリスト
北朝鮮関連を例にとると、金正日労働党総書記について北京の外務次官が「駄々っ子のようだ」と米外交官に打ち明けている。日本側の論者が、この公電情報だけを手がかりにして、北京も平壌を持て余しているかのような解説をするのは、何ともお粗末だ。中国政府の対北政策は極めて実利優先で、この駄々っ子にアメを与え、そ...
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2010-12-13 08:20
「安定的な衰退」のために求められる思考と論理
四条秀雄
不動産業
筆者は、11月11日付けの本欄への投稿で「グローバル化する世界において、日本はどのような未来を志向すべきか。成長を志向するか?安定を志向するか?それが問われている。小泉時代までで成長路線のほとんどはテストされ、すべて要求を満たさなかった。成長路線は捨てるべきである。『いかに安定的に衰退するか?』を...
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2010-12-10 07:32
「小沢招致」も「仙谷更迭」も、ともに実現すべきもの
杉浦 正章
政治評論家
「目糞鼻糞を笑う」か、「猿の尻笑い」か、「腐れ柿が熟柿を笑う」か。いずれも民主党内の抗争を表現して的を射ている。元代表・小沢一郎が「菅総裁では選挙が戦えない」と言えば、幹事長・岡田克也が「小沢氏が統一地方選の障害」と反論する、といった具合だ。大局から見れば「小沢国会招致」も、「仙谷更迭」も、両方実...
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2010-12-09 11:56
尖閣外交は、自民党政権の方がヒドかった
若林 洋介
学習塾経営
先月(11月)末の「朝まで生テレビ」で、桜井よしこ女史(政治評論家)は「2004年3月の尖閣不法上陸事件においては、小泉首相は『自らの政治判断で強制送還を指示した』と記者会見で表明した。今回の菅首相のように、政治家としての責任回避はしなかった」と述べていた。すなわち「民主党政権よりも、自民党政権時...
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2010-12-09 10:17
ほどほどのところで世代交代が起こる仕掛けは、生活の知恵
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
「総論賛成」「各論反対」というのは、別に珍しい話ではない。世代交代というのも、一般論としては当然の話だし、自然の摂理とも言うべきことだから、反対のしようがない。しかし、具体的にこの私のポスト(特にトップになったような時が典型なのだが)について、「いま」それをやりましょう、ということになると、断然物...
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2010-12-07 07:38
福島瑞穂との“危うい復縁”は政権の致命傷になりうる
杉浦 正章
政治評論家
俳句の冬の季語に「鎌鼬(かまいたち)」がある。小旋風でいつの間にか切り傷が出来るそうだが、菅政権はその「女鎌鼬」に取り付かれた。首相・菅直人が社民党代表の福島瑞穂との“危うい復縁”へとかじを切ったのだ。菅は「旧連立」対「自公」の構図で通常国会を乗りきろうという構えだが、果たして乗り切れるか。歴史は...
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2010-12-05 13:12
(連載)対露政策失敗の責任(4)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
残念ながら、今日に至るまで、ロシア側はこの発言を、日本側のホンネととらえているフシがある。つまり、日本政府は領土問題解決に真剣ではない、あるいは主権問題に鈍感、との見方だ。2003年1月に小泉首相とプーチン大統領がもっぱら経済関係を重視した「日露行動計画」に調印したときも、2009年5月にプーチン...
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2010-12-05 09:31
自民党の国会対策の致命的なミス
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
臨時国会は当初の予定通り、12月3日に閉幕した。補正予算も成立した。菅政権はガタガタだが、予算を成立させたのだから、いわれるほどへたってはいない、という見方もできる。政府提出法案の成立率はここ10年で最低の37・8%だが、補正予算成立ならあまり支障はない。支持率急落というのに、なぜこういう展開にな...
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2010-12-04 09:13
(連載)対露政策失敗の責任(3)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
では次に、「外務省の情報能力の低下が日露関係の悪化や今日の事態を招いた」との論はどうだろうか。自民党の石原伸晃議員は11月21日のNHK日曜討論で、「政府は自らの責任を駐露大使や外務官僚に転嫁している」と批判した。これは正論だが、私は、問題の根はもっと深いところにあると考えている。今の民主党政権だ...
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2010-12-03 10:10
(連載)対露政策失敗の責任(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
新たな独創的アプローチと言うとき、日本側がロシア側に求めることは最低でも、プーチンが認めた日ソ共同宣言だけでなく、東京宣言で双方が合意した「4島の帰属問題の解決」という「古い」立場に復帰すること、さらにその先に新たな一歩を踏み出すことを意味する。つまり、少なくとも国後、択捉の交渉を開始し、それを先...
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2010-12-02 10:13
(連載)対露政策失敗の責任(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
メドベージェフ大統領の北方領土訪問を許した責任に関して、あるいは日露関係を大きく後退させた責任問題に関して、客観的事実を無視した、あるいは根本的原因に目を向けない筋違いの批判論が流布している。ひとつは、本来メドベージェフ大統領は平和条約問題に関して前向きの柔軟姿勢を有していたのに、日本側の硬直した...
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2010-12-02 07:42
大事争わぬ「些事国会」の閉幕
杉浦正章
政治評論家
2か月余にわたる臨時国会の論戦を見て、「政治家達は目の前だけが薄暗く見えるに過ぎない。洞穴の中に住んでいる」と述べたインドの詩人であり思想家のラビンドラナート・タゴールの言葉を思いだした。1924年の来日時に当時の日本の政治・軍事を批判した言葉とされる。まさに今次臨時国会は不毛の論議の場であった。...
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2010-11-29 22:30
苦し紛れの中国「6カ国協議」提案
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
北朝鮮の韓国砲撃によって、一番困っているのは中国ではないか。そう感じてきたが、打つ手がなくなったのか、中国は6カ国協議の緊急代表者会合を提案した。これを伝える産経ネット配信記事。
<【北京=矢板明夫】中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表は11月28日、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の緊急首席代...
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2010-11-29 07:34
菅首相の「支持率1%でも」発言は政権末期症状
杉浦正章
政治評論家
どうも首相官邸の主というのは、政権が末期症状をきたすと、サイレント・マジョリティに期待したくなるものらしい。物言わぬ多数派が必ずどこかにいて、支持してくれるはずだ、と思いたくなるのだ。首相・菅直人の「内閣支持率が1%になっても辞めない」発言もその部類にはいる。言葉とは裏腹に、相当心理的に追い詰めら...
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2010-11-25 09:59
今こそ、日本は「アジア太平洋平和構想」を提唱せよ
吉田 重信
歴史研究者
最近、欧州情勢は、NATOのロシアへ接近の動きもあって、冷戦体制から協調体制へと移行しつつあるようだ。ところが、アジア太平洋情勢には、今回の朝鮮半島情勢の悪化も加わって、1950年代以降の「冷戦体制」の復帰へ向かう動きが加速されている。半島情勢の緊張に加えて、米中間にも緊張が高まっている。また、中...
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2010-11-24 07:40
北の砲撃は「狙い澄ました」暴走だ
杉浦 正章
政治評論家
一見偶発のように見えるが、明らかに狙い澄ました常軌逸脱の軍事行動である。民間人殺戮も辞さない北朝鮮による大延坪島(ヨンビョンド)砲撃事件の背景には、米国との直接対話実現を促す従来からの側面がまず挙げられる。加えて、後継者で大将の金正恩に“初陣”を飾らせて、北の外交・軍事路線を“学習”させるとともに...
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2010-11-23 22:21
北朝鮮砲撃で、成田、羽田ハブ空港化の緊急性浮上
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
本日23日、北朝鮮は韓国北西の延坪島(ヨンピョンド)に100発以上の砲弾を撃ち込んだ。『中央日報』紙によると、この交戦で韓国兵2人と非戦闘員の住民21人の死者が出ている。現時点では、北朝鮮が攻撃におよんだ理由は明らかになっていない。
ヨンピョン島が北朝鮮の攻撃を受けたのは、これが初めてでは...
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2010-11-22 11:05
日中首脳「交談」でよだれを垂らす日本国総理大臣
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
逢いたい見たいと夜もすがら。やっとかなった三十分、というのは片思いの高校生のデートではない。報道機関の伝える日本国総理大臣の中国国家主席との会談の話だ。もちろん逢いたがったのは向こうさんではない。何をそんなに擦り寄って辞を低くする必要があるのか、と思う。誰が蒔いたタネなのかは別にして、隣国との間が...
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2010-11-22 08:27
「羊飼い」不在の民主党の「羊の政治」
四条 秀雄
不動産業
「羊の政治」とは「羊飼いの政治」に対比した表現です。私は、民主党の政治を「羊の政治」という一言で形容したいと思います。人間とは「考える動物」であるとか、「理性がある」とか言われますが、実際には人生のほとんどは何も考えていません。寝ているときは、考えていません。食べているときも、歩いているときも、ほ...
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2010-11-21 14:20
自民党は、自衛隊を「政治利用」してはいけない。
若林 洋介
学習塾経営
昨年12月13日に自民党広報本部が主催した「小泉進次郎議員と共に自衛隊横須賀基地を見学するツアー」は、自衛隊の政治利用にはならないのか。「○○議員と共に国会を見学するツアー」とは、わけが違う。相手は「暴力装置」なのである。このことをマスコミは全く指摘せず、報道だけしているのは何事か。北沢防衛大臣も...
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