新型コロナウイルス肺炎の全世界的な感染拡大を受け、アメリカ政府が、入国禁止措置を採ったことに対して、中国政府は、‘困っている時の友が真の友’だと憤慨しているそうです。‘困っている時の友が真の友’という言い方は、おそらく英語の諺である‘a friend in need is a friend indeed’に由来し、日本語では「まさかの時の友こそ真の友」と一般に訳されています。その後、中国系メディアも、同表現を以って日本国の支援を称賛するようになりました。しかしながら、この言葉、一旦、言葉として口に出た途端に色褪せてしまうようにも思えます。