NEATは「Network of East Asian Think-tanks」の略称で、「ASEAN+3首脳会議」によってその傘下に設立された、東アジア13カ国のシンクタンクのネットワークです。2003年に北京で開催された設立総会を第1回年次総会として、以後回を重ね、今回はその第6回でした。今回の年次総会には、ASEAN+3各国から約50名が参加しましたが、日本からは伊藤憲一団長など当評議会議員計9名が参加しました。日本代表団は人数の面で大代表団であるだけでなく、会議中における発言の積極さでも屈指の代表団でした。団員に論客をそろえた所為もありますが、「日本人は国際会議であまり発言しない」との定評があるなかで、NEATだけはその例外だったことは確実です。