韓国は、防衛装備品の輸入代替化と自国防衛の強化、そして防衛産業の輸出産業化を目指して、産官学金融連携で防衛産業の強化を図ってきている国である。先日も、韓国陸軍第5砲兵旅団射撃場では、5台のK9自走砲が同時に火を噴く形で、交戦状態を想定して行われた同時弾着射撃(Time on Target?TOT)訓練を行った。そして、その日の乗組員が韓国人兵士ではなく、オーストラリア軍、ひげを伸ばしたポーランド軍、茶色い肌のエジプト軍の兵士らが射撃ボタンを押していたと報告されている。韓国陸軍砲兵学校で韓国軍のK9自走砲運用ノウハウを習得したオーストラリア軍、ポーランド軍、エジプト軍の兵士14人は、12キロ離れた仮想の標的を実弾で制圧することで、3週間にわたる戦術機動実習を終え帰国した。