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2017-08-25 21:59
(連載1)一帯一路に対する日本のスタンス
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
8月8日の総務会において、青年局長の再任が決定されました。自民党にとって、という以上に内外の諸課題が山積する中で、日本の政治、日本の将来にとって正念場とも言える時期でもあります。若手政治家、そして若者の意見を代弁して、あるときには党内野党として党本部を突き上げる役割を期待される青年局が果たさねばならない役割は極めて大きいと言えます。二期務めるのは、少し前の小泉進次郎局長以来とのことですので、青年局の活動強化に向けて全力で頑張っていきたいと思います。
特に自民党はこれまで、逆風になるとより内向きの政策に走る傾向があって、そのためにさらに無党派と言われる多くの有権者の信任を失うという悪循環にはまるのが常でした。特に、都市部でその傾向は顕著で、過去の政権交代の時にはいずれもこうした状況がおこっていました。しかし今や、野党第一党の民進党が共産党と事実上の連立を組んでいる以上、政権が交代するようなことがあれば、様々な意味で瀬戸際ともいえる今の日本が置かれている環境を考えれば、取り返しがつかないことになりかねません。10年前、20年前と比べても、今の日本には停滞することが許されるような余裕はありません。
そうした意味で、きちんとした経済政策、安全保障政策、震災の復興等を確実に進めていくためには、自民党が原点に立ち返って自らを改め、改革を断行していくより他に選択肢はありません。我々がどう「内向き政治」に陥ることなく、真に必要な改革を断行する、本当の意味での「国民のための政治」を行えるかが問われています。こうした観点から、与えられた職責をきちんと果たしていきたいと思います。
さて、そんな中、8日の午前には来日中の、台湾の民進党の次世代のエースとも言われている頼清徳台南市長と党本部で会談し、両岸関係やTPP、安全保障をはじめとした東アジア情勢等について幅広く意見交換しました。緊迫する東アジア情勢にあって、価値と利益を共有するパートナーである台湾との関係の強化・深化は我が国にとっても極めて重要です。自民党においては歴史的に対台湾関係にあっては総裁や幹事長ではなく青年局長が党を代表するため、私も頼市長とはこの1年間で既に三回会談や会食を重ね個人的な信頼関係を深めているところです。今のリーダー、将来のリーダー、幅広く一層の関係強化に努めていきたいと思います。(つづく)
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(連載1)一帯一路に対する日本のスタンス
鈴木 馨祐 2017-08-25 21:59
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鈴木 馨祐 2017-08-26 14:15
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