私は6月9日付けの投稿のなかで、東アジア共同体に関し「東アジア・サミットの形で新たにインド、豪州、ニュージーランドが参加してきましたし、今後ロシアや米国が参加してくる可能性も取りざたされています。しかし、まだ東アジア共同体はその具体像がほとんどまったく合意されていない揺籃期の存在です。やはりこの段階では、コア・メンバー諸国、つまりASEAN+3諸国のあいだで、しっかりした合意を固めてゆくことが先決ではないでしょうか。サミットの共同声明にもあったように東アジア共同体構築の”the Main Vehicle”がASEAN+3であるのならば、その重要な部分を占める日中韓3国間のギクシャクした関係は、一日も早く再構築されねばなりません。日本の責任は大きいはずです」と提案しました。