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2006-06-21 00:00
日韓両国の指導者は関係改善の突破口を見つけてほしい
目黒秀樹
会社員
私は6月9日付けの投稿のなかで、東アジア共同体に関し「東アジア・サミットの形で新たにインド、豪州、ニュージーランドが参加してきましたし、今後ロシアや米国が参加してくる可能性も取りざたされています。しかし、まだ東アジア共同体はその具体像がほとんどまったく合意されていない揺籃期の存在です。やはりこの段階では、コア・メンバー諸国、つまりASEAN+3諸国のあいだで、しっかりした合意を固めてゆくことが先決ではないでしょうか。サミットの共同声明にもあったように東アジア共同体構築の”the Main Vehicle”がASEAN+3であるのならば、その重要な部分を占める日中韓3国間のギクシャクした関係は、一日も早く再構築されねばなりません。日本の責任は大きいはずです」と提案しました。
その直後に東アジア共同体評議会のホームページ上に掲載された「李洙勳韓国大統領諮問東北アジア時代委員会委員長との懇談メモ」を読みました。竹島問題に関連して報道された韓国マスコミの極端なナショナリズム・フィーバーとは対照的に、李委員長は冷静に日韓関係について「日本側のコメントを聞きたい」と述べておられました。私は、これを読んで、韓国側でも責任ある地位にあるひとは、今の状態を「このままで良い」とはけっして思ってはいないのだなと感じました。
日韓両国は一衣帯水の隣国であるだけでなく、人権や民主主義という普遍的価値を共有しています。加えて、最近は韓流ブームに見るように市民レベルの交流も進んでいます。政治分野だけが突出してとげとげしい関係になっているのは、どう考えても理不尽であり、両国の利益になっているとは思えません。日韓両国の利益のために、また東アジア地域全体の安定と繁栄のためにも、日韓両国の指導者は政治分野における両国関係改善の突破口を見つけてほしい、少なくともそのために努力してほしいと念願します。
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