すなわち、「李大統領は、Global Korea を呼号し、韓国の国防白書も世界に貢献する能力増強を謳っているが、韓国には今も 27,000 人の米兵が駐留し、沖縄には第三海兵師団が後詰として控えている。しかし、韓国は今や世界第13位の経済大国であり、それに対して、北朝鮮には中国やロシアの軍事的後ろ盾はない。韓国は、もはや米国からの援助から脱して、自らを守るべきだ。イラクやアフガニスタンなど大きな負担を担っている米国は、大国からの脅威に備えるべきであり、地方的な問題はその地域の同盟国に委ねるべきだ。つまり、韓国は世界を救う前に、自らの国民を守るべきだ」と言っています。2012年の戦時統帥権移転を前に、北朝鮮の軍事的脅威に対しては、もう韓国に主たる防衛責任を負わせたら良いではないか、という議論が本格的に出て来たということです。