Far Eastern Economic Review の10月15日付ウェブサイトで、米AEIのマイケル・オースリンが、日本の民主党内閣の安保政策について懸念を表明しています。冒頭、政権成立前に民主党の安保政策に関与した山口壮議員の「ミサイル防衛の対ミサイル命中率は1%だ」という趣旨の発言をとりあげ、「山口氏には既にあまり発言力は無いかもしれないが、民主党の安保政策は掴み難く、その真意を読み解くには、こうしたヒントにも頼らざるを得ない」として、北朝鮮の核の脅威や中国の軍備増強という東アジア情勢の下で安保政策が重要であるこの時期に、民主党の安保政策の前途に不安を表明しています。