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2024-12-21 11:54
石破首相面会前に安倍昭恵さんがトランプ氏と会食の意味
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
さて今回は、様々な意味で話題になっている「安倍晋三夫人昭恵さんのトランプ次期大統領面会」について話をしてみたいと思います。まず、大前提として、トランプ次期大統領も、今は大統領ではない。また安倍昭恵三も、元首相夫人であるとはいえ、夫人でしかない。要するにトランプ次期大統領も安倍昭恵さんも私人でしかない。世の中の左翼の人々や、テレビでは、「安倍昭恵さんがトランプ次期大統領に会うのに、外務省にも石破首相にも何も言わないのはおかしい」などと言っていた(たしか、フジテレビの番組であったが長谷川ミラという、何の職業かわからない人がそのように言っていたが、他にもそのようなことを言っている人がネットの中に入るようである。ちなみに、長谷川ミラという人は、横にいた橋下徹に「普段は夫婦は別人格問い言っているのに矛盾している。こういうときだけ同一視するのはおかしい」と、左翼特有の二重基準を指摘されていたことを付記する)。
トランプ次期大統領は、当然に、「今、私人の間に会いたい友人たちに会っておく。自分の身体が自由の間に、個人的な面会をすべて終わらせておく」ということになる。一方で、このタイミングに面会が実現したということになるのではないか。一方良く解釈すれば、石破首相は大統領になってから会う事でも遅くないということになる。しかし、優先順位があまり高くないということは間違いがないということになるのである。さて、この会談に関しては「あくまでも、安倍晋三氏を懐かしむ」ということを話したということである。しかし、その様にプライベートでの信頼関係がないのが石破内閣の最大の弱点であるということになるのではないか。さて、安倍昭恵さんがトランプ次期大統領と何を話したかということは、そのうちどこからか何らかの形で出てくることになるのであろう。しかし、その内容が本当にその内容が話されたのか、また、そうではなく、その内容がすべてなのかということは永久にわからないしその場にいた人しか知らないという事であろう。
この内容は安倍昭恵さんとトランプ次期大統領の会談の時に外務省や政府からは誰も一緒に行っていない。同時に在アメリカ日本大使館からも参加していないのである。この状態を見て、考えなければならない。まずは日本政府は、在アメリカ日本大使館を含めてトランプ次期大統領にアクセスしていないということになる。いや、本来であれば、アクセスしているはずである。しかし、そのアクセスしているにもかかわらず、まったく会うことができなかった、アポイントが取れなかったということは、まさにそのように今の日本政府は見られているということになる。本来岸田内閣、そして石破内閣は、アメリカとの信頼関係を亡くしてしまったということを考えるべきではないか。安全保障などを政策として掲げているが、残念ながら、安倍内閣の様に日米で連携した内容ができなくなってしまっている。日米関係は全く関係ないかもしれないが、韓国の大統領による弾劾ということもあり、日韓関係もうまくゆくものではない。このような時に中谷防衛大臣は沖縄県知事と話をして何もできないということになる。このような状態でいえば、石破内閣になってから安全保障というか、日本の国力はより一層弱くねって言っている。そのうえ日米の信頼関係を失ってしまっては、話にならないのではないか。
今回は、単なる「私人の会食」でしかない。しかし、元首相の夫人と次期大統領の会食である。そして同時に、石破首相は、国家の危機であるにもかかわらず、いまだに、個人的な因縁を引きずり、政治改革とか、安倍派がどうといっている。ついでに言えば、現在も自分が最高であるというようなことを考えている。素直に頭を下げて安倍昭恵さんに話を聞けばよいし、メッセージを伝えてもらえればよい。何のアクセスもしていない、何もできていないということは日米同盟の片側の首相であるにも関わらず、おかしいということになる。まだ石破氏は国家のために働く覚悟ができていないということに他ならない。このままで大丈夫なのか。日本は大丈夫なのか。日米同盟はどうなるのか。友達がいないということは、それだけ他の人と付き合うことができないということになるのである。そのような人がこれから外交ができるのか。同じ国民の安倍元首相夫人に頭を下げることのできない今の政権に、何ができるのであろうか。困ったものである。
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