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2006-04-30 17:58
日本国内のセクショナリズムを越えて議論してほしい
斉藤良一
会社員
第14回政策本会議の「メモ」を拝読しました。「東アジア・シンクタンク・ネットワーク(NEAT)」の枠組みのなかで、いろいろの議論が交わされていることが分かり、勉強になりました。その議論のうち、「通貨・金融」と「貿易・投資」の分野で日本が作業部会を主催し、議論をリードしているようで、ご苦労様です。ただ、せっかくNEAT全体の議論に貢献しようということであれば、日本国内の縦割りのセクショナリズムの弊害を国際的な議論の場に持ち込まないようにご注意願いたいと思います。
東アジア経済統合に向けての貿易促進というと、とかく自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)をできるだけ多数締結してネットワーク網を構築しようという発想が先行しがちですが、東アジアの国際貿易の発展のためにはFTAやEPAの数だけではなく、それらの質を高める必要があると思います。ただその場合、「質を高める」ためには、日本国内で言えば、農林省や厚生労働省など多くの省庁と連携プレーをする必要があると思います。それらの点については、作業部会の議論はどうなっていたのでしょうか。まもなくこの政策本会議の議論の「速記録」が発表されるということですので、それを楽しみにしています。
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