=====================================================================
『メルマガ東アジア共同体評議会』(2017年1-2月号/通算第76号)
http://www.ceac.jp
2017年2月10日 東アジア共同体評議会
=====================================================================
ご挨拶
『メルマガ東アジア共同体評議会』は、東アジア共同体構想に関するオール・ジャパンの知的プラットフォームである東アジア共同体評議会の活動の最新状況を、広く当評議会内外の皆様にご報告することを目的として、隔月で発行しております。次号は2017年4月10日にお届けいたします。
本メルマガは、購読無料であり、当評議会議員を中心として、これまでご縁のあった皆様にお届けしておりますが、配信停止を希望される方は、本メルマガ最下段にあるリンク(http://www.ceac.jp/j/mailmagazine.htm)より、その旨をご連絡ください。
今回お届けする1-2月号では、下記の4つのニュースをお届けいたします。
東アジア共同体評議会 議長 石垣 泰司
1.島田晴雄新会長就任のご挨拶
2.日中対話「少子高齢化時代の日中協力のあり方」(2月20日開催)のご案内
3.『東アジア共同体評議会会報』2017年冬季号発行
4.e-論壇「百家争鳴」最近3ヵ月間の議論
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
1.島田晴雄新会長就任のご挨拶
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さる1月27日付けで、当評議会副会長の島田晴雄が、当評議会規約第6条2
項但し書の規定(「会長は日本国際フォーラム理事長が兼務する」)に基づき、
会長に就任しましたので、以下に新任のご挨拶を申し上げます。
◆島田晴雄・新会長挨拶
東アジア共同体評議会は、2004年の設立以来、伊藤憲一前会長の指導のも
とで、東アジア全域における地域協力あるいは地域統合の動向をフォローし、あ
るいはこれに参加するなどしてまいりましたが、近年地域協力あるいは統合の進
展と同時に、歴史認識や領土・領海を巡る対立も激しさを増しております。東ア
ジア共同体評議会は、トラック2による民間外交とそれを支えるオールジャパン
の議論の場として、皆様のご指導とご参加を得ながら引き続き努力してまいりま
すので、なにとぞよろしくご支援をお願いいたします。
2017年1月27日
東アジア共同体評議会会長
島田 晴雄
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2.日中対話「少子高齢化時代の日中協力のあり方」(2月20日開催)のご案内
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この度、東アジア共同体評議会は、グローバル・フォーラム、上海外国語大学日本文化経済学院、上海社会科学院日本研究センターおよび復旦大学国際関係与公共事務学院との共催により、2017年2月20日(月)に東京で日中対話「少子高齢化時代の日中協力のあり方」を開催することになりましたので、ご案内申し上げます。
現在の日中関係は、一時の首脳レベルの対話が停止した状態から比べるとはるかに関係が改善されていますが、国際社会の秩序と繁栄をともに担うような責任ある関係には程遠いのが現状です。しかしながら、国際社会、特にアジアにおいては、多くの地球規模課題が顕在化しており、日中両国の協力がますます求められるようになっています。その中でも特に重要なのが、少子高齢化社会における持続可能な発展に向けた協力です。日本では、歴史上例をみない急速なペースで少子高齢化が進展することで社会保障費が増大し、社会全体の停滞がみられつつあります。一方中国でも、一人っ子政策の影響などによる高齢化の進展で労働力が落ち、2010年以降急速に経済成長率が低下し、一人当たりの所得水準が高まる前に高齢化が進む「未富先老」社会の到来が懸念されています。ただこうした中において、日中間においては、リハビリなどの医療産業分野における貿易投資が拡大しはじめるなど、新たな関係拡大に向けた動きも随所にみられはじめています。
このような問題意識から、本「対話」では、中国より馬利中上海大学東アジア研究センター所長、廉徳瑰上海外国語大学日本文化経済学院教授などの専門家を東京に招き、高原明生東京大学教授、関志雄野村資本市場研究所シニアフェローおよび大泉啓一郎日本総合研究所上席主任研究員などの日本側の専門家と意見交換を行い、この問いに関する理解を深める場としたいと思います。
第1セッション「少子高齢化時代の持続可能な発展に向けて」では、少子高齢化社会に対応するための各種の方策とともに、持続可能な発展に向けて日中がどのような協力をすべきなのかについて、続く第2セッション「日中関係の安定化と信頼醸成に向けて」では、上記の協力を進める上に必須となる安定的な日中関係をどのように構築するのかについて、縦横に議論を交わします。本対話は、出席者全員がパネリストに伍して自由に討論することを原則としておりますが、専
ら聴衆として参加されることも歓迎致します。
なお、当日は日本語・中国語の同時通訳が入ります。
つきましては、ご出席をご希望の方は、2月17日(金)までにメール(ceac@ceac.jp)にて1.お名前、2.ご所属、3.お肩書き、4.ご住所、5.電話番号、を明記の上、事務局:菊池、田中宛にご応募ください。会場収容能力を超える応募者がある場合は、先着順で締め切らせていただきます。
記
日中対話「少子高齢化時代の日中協力のあり方」
1.日 時:2017年2月20日(月)13:00-17:00
2.場 所:国際文化会館「講堂」
(東京都港区六本木5-11-16、電話:03-3470-4611)
3.プログラム:http://www.ceac.jp/j/pdf/170220_program.pdf をご参照ください。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
3.『東アジア共同体評議会会報』2017年冬季号発行
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
当評議会の印刷メディアの機関紙(季刊)である『東アジア共同体評議会会報』の最新号(2017年冬季号)が、1月1日付けで発行されましたので、以下のリンクよりご覧ください。トップ記事は「NTCT国別代表者会議開催さる」、「EAF総会・NEAT総会を総括する」などです。『東アジア共同体評議会会報』の2004年秋季号から2016年秋季号までのバックナンバーも、以下のリンクよりご覧頂けます。
●『東アジア共同体評議会会報』2017年冬季号
http://www.ceac.jp/j/bulletin/50.pdf
●『東アジア共同体評議会会報』のバックナンバー
http://www.ceac.jp/j/bulletin.htm
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
4.e-論壇「百家争鳴」最近3ヵ月間の議論
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
当評議会は、東アジア共同体構想に関する産官学の知的プラットフォームとして、これまで多くのメッセージを発信してきましたが、それらはすべて一方的な発信でありました。それを双方向型の回路を工夫することによって、当評議会内外の皆様の参加を得た相互啓発の場へと発展させることができるのではないかと考え、2006年4月にそのホームページ( http://www.ceac.jp )上に電子掲示板(BBS)のネットワークe-論壇「百家争鳴」を開設しました。e-論壇「百家争鳴」は、本名を名乗った冷静かつ紳士的な討議の場としても、他の掲示板(BBS)とは自ずから異なるものとして高く評価されています。
このようなe-論壇「百家争鳴」の直近3カ月間(2016年12月10日~2017年2月8日)の議論を下記のとおりご案内いたしますので、ぜひ以下のリンクによりご覧いただきたく、また、ご感想や賛否のご意見等があれば、ご投稿を歓迎いたします。ぜひ議論の輪に加わっていただきたく、お願いいたします。トップページ( http://www.ceac.jp )の「e-論壇『百家争鳴』」欄の左上にある
「Click」をクリックして、「投稿一覧」欄に入り、各投稿タイトルの右側にある「この投稿にコメントする」をクリックして、ご投稿ください。新規のテーマについて投稿を希望する場合は、「新規投稿する」をクリックして、ご投稿ください。
なお、e-論壇は、東アジア共同体評議会の姉妹団体である日本国際フォーラム、グローバル・フォーラムのホームページ上においても、それぞれ「百花斉放」「議論百出」の名前で展開されており、3団体で立体的に運営されております。
◇◆◇ 2月 ◇◆◇
●(連載2)グローバリズムと保護主義の狭間で揺れる中国
児玉 克哉(社会貢献推進機構理事長)(2017年2月8日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3128
●(連載1)グローバリズムと保護主義の狭間で揺れる中国
児玉 克哉(社会貢献推進機構理事長)(2017年2月7日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3127
●トランプ・ブームが誘う中国の自滅
田村 秀男(ジャーナリスト)(2017年2月4日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3126
●イスラム7か国の国民に関するトランプ大統領令
鈴木 馨祐(衆議院議員(自由民主党))(2017年2月3日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3125
●「日韓合意」破棄の再交渉に応じてはならない
加藤 成一(元弁護士)(2017年2月3日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3124
◇◆◇ 1月 ◇◆◇
●トルコはアジアかヨーロッパか
川上 高司(拓殖大学教授)(2017年1月31日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3123
●危機的な状況になりつつある日本の財政
鈴木 馨祐(衆議院議員(自由民主党))(2017年1月31日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3122
●(連載2)アメリカの弱体化と世界の混乱の深刻なリスク
児玉 克哉 (社会貢献推進機構理事長)(2017年1月27日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3121
●トランプ大統領の対中強硬策は本物
田村 秀男(ジャーナリスト)(2017年1月26日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3120
●(連載1)アメリカの弱体化と世界の混乱の深刻なリスク
児玉 克哉(社会貢献推進機構理事長)(2017年1月26日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3119
●逆風が吹き荒れるトランプ大統領の就任
川上 高司(拓殖大学教授)(2017年1月25日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3118
●韓国とロシアへの対応が異なるのはなぜか
牛島 薫(学生)(2017年1月23日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3117
●韓国に衝撃を与えた駐韓大使の一時帰国
児玉 克哉(社会貢献推進機構理事長)(2017年1月21日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3116
●意外に適材適所な米国新長官の人選
川上 高司 (拓殖大学教授)(2017年1月20日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3115
●トランプ政権の通商政策「中貨排斥」に踏み切るか
田村 秀男(ジャーナリスト)(2017年1月19日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3114
●トランプ政権発足を前にして
鈴木 馨祐(衆議院議員(自由民主党))(2017年1月18日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3113
●“真剣”抜いた「小池正雪」に自民の優柔不断
杉浦 正章(政治評論家)(2017年1月17日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3112
●崖っぷちのレックス・テラーソン
川上 高司(拓殖大学教授)(2017年1月14日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3111
●平成29年の年頭を迎えるにあたって
鈴木 馨祐(衆議院議員(自由民主党))(2017年1月13日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3110
●秋解散が本命、年前半なら“奇想天外”解散か
杉浦 正章(政治評論家)(2017年1月12日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3108
●トランプノミクスの帰結は米中版プラザ合意
田村 秀男(ジャーナリスト)(2017年1月10日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3107
●ASEAN経済新時代と日本
池尾 愛子(早稲田大学教授)(2017年1月9日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3106
●新年明けましておめでとうございます
伊藤 憲一(東アジア共同体評議会会長)(2017年1月1日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3105
◇◆◇ 12月 ◇◆◇
●生物多様性の取り組みについて考える
鈴木 馨祐(衆議院議員(自由民主党))(2016年12月27日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3104
●(連載2)北方領土返還への危険な賭け
児玉 克哉(社会貢献推進機構理事長)(2016年12月24日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3103
●(連載1)北方領土返還への危険な賭け
児玉 克哉(社会貢献推進機構理事長)(2016年12月23日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3102
●異色で強面の交渉人が国務長官に指名
川上 高司(拓殖大学教授)(2016年12月22日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3101
●日露首脳会談は重要な第一歩
松井 啓(外交評論家)(2016年12月20日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3100
●(連載2)宇宙開発は六次産業化を目指せ
鈴木 一人(北海道大学公共政策大学院教授)(2016年12月18日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3099
●(連載1)宇宙開発は六次産業化を目指せ
鈴木 一人(北海道大学公共政策大学院教授)(2016年12月17日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3098
●安倍は居丈高のプーチンに甘い顔を見せるな
杉浦 正章(政治評論家)(2016年12月15日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3097
●物議を醸すトランプ政権の閣僚人事
川上 高司(拓殖大学教授)(2016月12月15日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3096
●厚木騒音訴訟「飛行差止棄却」最高裁判決は妥当
加藤 成一(元弁護士)(2016年12月13日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3095
●プーチン大統領来日について
中山 太郎(非営利団体非常勤職員)(2016年12月13日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3094
●トランプ相場に待ち受ける危ういシナリオ
田村 秀男(ジャーナリスト)(2016年12月10日)
http://www.ceac.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form[no]=3093
__________________________________
■『メルマガ東アジア共同体評議会』は、隔月の発行です。
次号は2017年4月10日にお届けします。
■ご連絡先 本メルマガに関するお問い合わせは、メールアドレスinfo@ceac.jp へお願いします。
本メルマガの配信登録、配信停止およびバックナンバーについては、『メルマガ東アジア共同体評議会』 ( http://www.ceac.jp/j/mailmagazine.htm)をご覧ください。
東アジア共同体評議会事務局(担当 菊池)
〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-12-1301
電話03-3584-2193、FAX03-3505-4406
__________________________________