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2006-08-09 23:49

中国の情報工作活動で、日本は2025年に滅亡する

四条秀雄  不動産業
 2000年頃に、中国の李鵬首相が、オーストラリア首相に、「日本は、あと20年で無くなる」と言ったそうです。日本の国会議員は、毎年300人近く中国を訪問し、米国に訪問する議員は片手で余るのではないでしょうか?訪中議員のうちで何人が、噂されているハニートラップに掛かっているでしょうか?また、日米同盟の空洞化と、中国への属国化は、この数字の比較だけで傍証できるのではないでしょうか。共産主義の世界革命闘争では、プロパガンダが重視されます。そして、そのプロパガンダの実務を担う工作員は、情報の伝達変換機能を果たすところに、重点的に置かれます。

 通訳や、新聞社の編集、著名人・有力者の親族・家族、特派員、翻訳家、映画制作会社、新聞、テレビなどなどこういうところを押さえれば、情報は効率的効果的に操作できるわけです。また、相手つまり日本の味方を敵に変更させれば、二倍三倍の効果があります。こういう視点で見ると、例えば、台湾の馬英九氏などは、通訳出身であり、中国と世界の連絡場所であった香港出身であり、しかも、親日台湾の次期総統候補のわけですから、私などからみると、教科書どおりの「工作員」候補に見えるわけです。同じく台湾の先住民族代表の高金素梅も、北京民族大学留学、親日的な先住民族を反日に変える運動をしているわけですから、教科書どおりの工作員候補条件を備えているわけです。日本でも、富田メモなどが出てきましたが、これも富田氏の親族が工作対象になってはじめて可能なわけです。

 ちなみに、戦後、天皇が政治利用されたのは、これで2度目になります。天安門事件で国際的孤立から脱出するための天皇訪中と、今回の件。二度とも中国が絡み。最初の件では、当時の中国のリーダーが、天皇利用の目的を手記に残しています。「天安門事件の窮地を脱するために、日本の政治家を動かして天皇を訪中させ、首尾よく目標を達成した」と。本日(2006.8.9)、また出ましたね。「三笠宮さまが日中戦争「謝罪」、江主席外遊録に記述」と。中国が、皇室を利用すること3度。いつまで、こんな侮辱に耐えなければいけないのでしょう?(1)工作員を情報の伝達変換機能に置く。(2)工作を通じて敵国の味方を優先的重点的に潰す。この二つをもって、中国の対日工作を分析予想してみるわけです。国としては、タイやインドネシアなど、こういうところを潰すわけですね。見えないところで、日本の行動を曲解させるように讒言を繰り返すわけです。文脈を変えて、曲解しやすいようにするわけです。一つの事柄を文脈を変更することで、読者に曲解させるのは、新聞社の編集が好んでやる方法ですね。

 日本とインドネシアでは、最近、手続き上の行き違いが非常に増えてきています。スムーズにいかなくなっている。インドネシアとフィリピンの政府関係者から同じ言葉が発せられています。「今後、日本の援助は減り、中国がその代わりを果たす」。これはおそらく、中国が裏で讒言をしているんじゃないかと私は思うわけです。日本が、中央アジアや南アジアにも援助を振り向けるという文脈を、ASEANを見捨てるという文脈に置き換えるわけです。インドネシアは今困っているが、日本はもうインドネシアを助けないよと囁くわけです。援助も日本の利益になるものだけに限られる。こう囁くわけです。そうすると、インドネシアも疑心暗鬼になって、ODA等の手続きがギクシャクしだす。タイは、国王が高齢で不安定化する時期に入りつつあります。非常に要注意な時代に入ってきているわけですね。

 今日本では、東アジア共同体などと騒いでいますが、私は、違うんじゃないかと思うわけです。現実に進行しているのは、そういうことではないんじゃないかと思うわけです。靖国や東アジア共同体など、どうでもいい話題に日本の資源を投入させることで、別のことが進行しているんじゃないかと思うわけです。従って、東アジア共同体の議論が進む過程で、そういう思惑が働いて議論が屈折すると予想しているわけです。話が収斂していくのではなく、反日感情を高めるために会議プロセスが利用されると言うことです。小泉首相は、この9月に退陣されます。中国とは政冷状態を5年間維持しました。ですから、日本の滅亡は2025年になった、と言えるのではないかと思います。
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