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2009-02-20 00:00
北朝鮮には、経済制裁を強化し、政権瓦解を待て
角田英明
会社役員
結論をまず述べるならば、金正日及びその後継一派が北朝鮮の権力を保持し続ける限り、北朝鮮が核及びミサイルを放棄したり、それらの開発を中断したりすることは、ありえないであろう。何故なら北朝鮮が国際政治上存在し得ている理由は、核とミサイルを保持していることのみであり、金正日はこれあるを目的に乏しい財源を投入してきた。頭をたれることなく独裁共産国家が生き延びる戦略は、これしかない。金正日はまなじりを決してこの選択をなした。従って「6カ国協議」は、言葉の正確な意味における「ゲーム」に過ぎない。
我国を含む関係各国は、この冷厳な現実を直視し、改めて北朝鮮政策を仕切り直さなければ、いたずらに時間が経過するのみであるばかりか、北朝鮮のねらう術中に陥るだけである。北朝鮮は、拉致問題の解決を図ることなどは、小指の先ほども考えてはいない。われわれが北朝鮮に対してとるべき手段は、今やただ一つである。冷徹には冷徹をもって報い、経済制裁を強化して北朝鮮内部での政権瓦解を待つこと、これのみが良策である。
案ずることはない。いくら核を保持していても、これを使うことが自らを崩壊させることであることは、北朝鮮も承知している。問題は北朝鮮からの「不安定国家」への核の拡散の危険であるが、これは徹底した監視により、未然に防ぐしかない。大事なことは、最悪の場合は常に北朝鮮の核施設及び貯蔵施設への直接攻撃の選択枝を確保をしておくことである。いまや北朝鮮の核とミサイルについての議論は何を言っても無意味であり、希望的観測に基ずく譲歩的対応は北朝鮮を増長させ、歓ばせるだけである。
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