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2008-11-20 00:00
(連載)民主党は得点を稼いだのか(1)
花岡 信昭
ジャーナリスト
田母神俊雄・前空幕長の参院招致は、結果として田母神氏の一貫した姿勢が浮き彫りにされたことで終わった。民主党はあれほどいきまいた割には、いったい何を引き出したのか、どうも定かではない。勝負あった、というのもおかしいが、どうも民主党にはマイナスになったような気がする。文民統制のあり方をとことん追求するのが民主党の役割だったと思うが、生煮えのまま終始した。幕僚長を国会同意人事にせよ、と主張する民主党だが、その一事をもってしても、「政治と(事実上の)軍」の関係をめぐる見解のおかしさがついてまわる。
自衛隊のトップはそのときの政権、首相が決めるべきことだ。その人事が政争に巻き込まれるようなことになったら、国際社会であなどられるだけだ。ただでさえ国会同意人事が多すぎる、と指摘されているのだから、幕僚長も国会同意をと主張する民主党は、「悪乗り」しているだけに見える。そのあたりの不徹底さが、参考人質疑にもにじんでしまった。それにしても、この注目される田母神氏招致を地上波テレビのどこも中継しないというのは、どういうことか。当然、NHKが中継するものと思っていたら、時間になってもやらない。あわてて、パソコンを開き、国会テレビを見ようとしたら、このところしばらく見ていなかったためか、あるいは料金を支払っていなかったのか、パスワードなどを入れても出てこない。
わが家はケーブルテレビだが、あちこち探しまくって、やっと「日テレニュース24」で中継しているのを見つけた。ところがここも途中で定時ニュースに切り替わってしまった。知人からのメールだと、参院テレビもパンクして見られなかったという。これだけ多チャンネル時代になったというのに、関心を呼んだ国会中継を十分にやらない。これは日本のテレビの世界がどこかおかしいことを意味する。(つづく)
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