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2025-04-07 00:00
尹錫悦大統領解任で拉致問題への影響は
荒木 和博
特定失踪者問題調査会代表
ご案内の通り尹錫悦・韓国大統領の弾劾が憲法裁判所で認められ、解任となりました。まあ色々言いたいことはあるのですが、所詮外国人ですから、とりあえず自分たちに関係のある拉致問題について書いておきたいと思います。
尹大統領は選挙中から日本との関係改善を訴えていました。就任後もその方針は変わらず、少なくとも戒厳令発布までの2年半、ブレはありませんでした。一方次期大統領の最有力候補と言われている李在明「共に民主党」代表は過激な反日的言辞を繰り返し、尹大統領及び与党を日本に媚びているとして攻撃してきました。当然李在明政権になれば日韓関係が冷え込むことは予想されます。ただし、もう韓国も反日で票を稼げる状況ではないのと、トランプが何をするか分からない状態で日韓関係の悪化は避けたいでしょう。実際戒厳令の後で日本の大使に会ったとき李在明代表は「私は日本への愛がとても深い」とか言っています。
それまでの発言を考えればどの口が言ってるんだ、という感じですし、この人は朴槿恵・元大統領に会ったときは「私は(父親の)朴正熙元大統領を尊敬しています」と言ったそうです。しかし後で周りから「本当にそう思っているのですか」と聞かれて「そんなこと思っているわけないだろう」と否定したとのこと。まあどっちにしても言っていることを信じない方が良いかと。基本的に李在明という政治家はただのポピュリスト、権力主義者で、自分が権力を握れればそれで良いという人です。ただし取り巻きは親北左翼が多い(もちろん本人もそういう傾向はある)ので、政策的にはそちらに流れるでしょう。政権交代になればやるのは現在の与党「国民の力」・保守系叩きで、その部分は思想というより露骨な権力闘争、利権あさりになると思います。
「国民の力」の方は内部がまとまるかどうかです。尹前大統領が戒厳令に至った最大の理由は国会で多数を占める野党が政府に徹底的に反対して、国政がマヒするような状態を作ったことにあります。韓国の中ではそれへの批判も大きいので、明確な路線を打ち出して中間層を取り込めれば状況が変わる可能性はあります。なにしろ韓国の政治は分かりませんから。個人的には現在一番支持の高い金文洙・雇用労働部長官(大臣)にでもなってもらえれば面白いのですが。で、本題です。結局韓国政治はどうなるか分からないので、特に拉致問題に関しては自分でやるしかないということです。米国でもそうですが、他国に期待しても無理だと肝に銘じるべきでしょう。
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