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2024-07-17 00:00
中比関係と中国本土・南太平洋諸国関係について
真田 幸光
大学教員
中国本土は、「25年前にフィリピンは軍艦を故意に座礁させたが、これにより、南シナ海のサンゴ礁生態系が深刻な被害を受けている。」とコメントしている。中国本土政府・天然資源部は、4月から6月にかけて南シナ海のサンゴ礁生態系が受けた被害に関する報告書を発表する中、こうした内容の発表をしている。
中国本土は、フィリピンは1999年に南シナ海の北で軍艦を故意に座礁させ、フィリピン軍はその後、そこに駐留していると主張している。南シナ海の島々を埋め立て繋ぎ、自国領土と主張している中国本土がこうした批判をフィリピンに対して行う権利があるのか、極めて疑問である。
習近平国家主席は、南太平洋の島国2カ国の首脳との会談で、ソロモン諸島とバヌアツとの絆を強化する意向を表明している。中国本土政府・外交部によると、習近平国家主席は、北京でソロモン諸島のジェレミア・マネレ、バヌアツのシャルロット・サルワイ両国とそれぞれ会談したと報告している。
習国家主席は、中国本土は太平洋島嶼国の発展を心から支援したいとしていると明言している。更にまた、農村地域やインフラの開発を通じて、これらの国との絆を一層強化する用意があることも表明している。習国家主席は、中国本土は地政学的な勢力圏を求めておらず、他国の内政に干渉しないと述べてはいる。今後の動向をフォローしたい。
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