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2022-10-17 00:00
北朝鮮のミサイルとJアラートと日本の防衛
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
「北朝鮮による10月4日の弾道ミサイルの発射をめぐり、Jアラート=全国瞬時警報システムの発信がこれまでで最も遅かったことがわかりました。政府は速やかな発信に向けて改善策を検討する方針です。」(Jアラートの発信 これまでで最も遅く 改善策検討へ 政府. NHK)
さて、Jアラートが鳴った時に、日本人はどのように行動をすべきであろうか。基本的にミサイルが上空を飛んで太平洋側に向かうという前提と、ミサイルが落ちてくる、つまり北朝鮮が日本を攻撃する前提とで全く異なった内容になる。
先ずは相手の戦略を考えなければならない。ミサイルを落とした後、北朝鮮はどのような行動をとるであろうか。北朝鮮が日本に軍を率いて日本を占領することはあまり現実的ではないと考える。つまり、「北朝鮮がミサイルを飛ばし、その後中国かロシアが日本を占領する」ことになるのではないか。そのように考えた場合、北朝鮮のミサイルを撃墜するということはもちろん重要なのだが、しかし、その後にロシアか中国が攻めてくると考えるべきであろう。もっと言えば、北朝鮮とロシアと中国が一体化した場合に備えて、日本は三正面の戦略を立てなければならない。そして、このミサイルによって次に何が行われるのかを考えるべきであろう。
以上を踏まえた上でJアラートのことを考えてみれば、ミサイルが着弾するということが在れば、その後どこの国かが侵攻してくると考えられる。そして、ミサイルの着弾地点は都市部ではなく、駐屯地ということになるのであろう。その後、日本側の抵抗力を失わせてどこかほかの国が侵略してくる。例えば、ロシアはその侵略に関しては北海道を狙っているということが想定され、既に「アイヌはロシアの先住民族である」といっているように、ウクライナの東部4州と同じようなことになっていくのかもしれない。
以上のように、ロシアと北朝鮮が協力してくる可能性は高いと考えて良い。そして、Jアラートの役割は、駐屯地の近隣住民とそれ以外の都市部の人たちとで変わってくるということになろう。そのことを議論してゆかなければならない。その内容を踏まえ、まずは相手が多数の国であるということを想定した上で外交交渉を行い、国民の保護という観点で物事を見るべきではないか。そして守るべき人、戦うべき人を分類し、その中で議論を重ねていくということが重要になってくるのである。そのような準備が日本にはまだできていない。
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