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2022-02-12 00:00
石原慎太郎さんの死去について
荒木 和博
特定失踪者問題調査会代表
2月1日、石原慎太郎・元東京都知事が亡くなりました。調査会では、石原知事の在任中に様々な形でお世話になりました。事務所までおいでいただき、
「しおかぜ」のスタジオで北朝鮮向けメッセージの収録
をして下さったこともありました。ちなみに幹事長の村尾は直前の1月31日、偶然にこのときのメッセージを聞いており、「今はこんなことを言ってくれる人はいないなあ」と思っていたそうです。
東京都が作成、駅や各公共施設に掲出してくれている「東京へ、返せ」という独自の失踪者ポスターも石原都知事の決断でできたものですし、都庁ラウンジでの写真展も同様です。私たちは政府に対して何度も個別具体的な要請をしていますが、ほとんど何も答えようとしません。それから考えると石原都知事時代の東京都は着実にできることを実行してくれました。
平成22年(2010)10月23日には都庁前広場をお借りして「北朝鮮による拉致被害者救出のための集い」(10・23集会)を開催しましたが、このときは次の予定があるにもかかわらず壇上に残り都庁の担当者がパニックになったということもありました。ちなみにこのときは特定失踪者の67家族と家族会4家族、合計71家族(若干漏れがあるかも知れませんが)120人余の方々が壇上に上がり訴えました。今では、これらご家族の中でも多数の方々が鬼籍に入り、来賓で登壇された方の中でも飯塚繁雄家族会代表、古賀俊明都議会拉致議連会長が亡くなられています。
若干息子さんたちのことになると弱いかな、と思うときもあったのですが、記者会見での対応や、拉致問題で具体的にやってくれたことを考えると、ああいうリーダーがいてくれたら、と思わざるを得ません。ちなみに石原都知事はたびたび映画「風とライオン」を引き合いに出して、米国なら軍艦を出しても助けに行くと言っていました。いっそのこと「自衛隊がだめなら東京都で部隊を作って取り返しに」と相談してみれば良かったかもしれません。とにかく様々な形でお世話になりました。あらためて生前のご厚意に御礼申し上げ、ご冥福をお祈りする次第です。
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