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2021-10-07 00:00
(連載2)バランスが取れた日本的な政治家、岸田文雄宰相の時代
岡本 裕明
海外事業経営者
さて、岸田氏です。バランスが取れた日本的な政治家です。案外野党は苦手意識を持つかもしれません。野党は与党とのギャップや小さな綻び、ミスやエラーを穿り出すのを得手としています。意地悪ばあさんのような枝野氏がねちねちと悪口を言い、蓮舫議員が白いスーツで怖い顔して早口でまくし立て、安住国対委員長に至っては中国の外交部副局長の趙立堅氏そっくりな嫌味男です。
岸田氏はオールマイティでわかりやすく言えば一流企業のエリートサラリーマン型です。安倍氏のようなちょっとグレーゾーンも攻め込むタイプや菅氏のようなぶきっちょなトークで隙間を作りすぎるタイプとは違いますので野党はやりにくいでしょう。河野氏のような中国問題も出てこないし、高市氏のようなガチガチの保守とも違います。つまり何も出てこないので攻めようがないと思います。
経済対策は、岸田氏は富の再分配を考えています。枝野氏も同じことを考えており、その分配先が岸田氏は中間層、枝野氏はより下の層をターゲットにしている点でも攻めにくいでしょう。経済対策をどう打ち出すか、ここに私は期待をしたいと思います。経済、産業界を見ると日本はあまりにもガラパゴス化し失うものが大きすぎました。その対策として次々と新たな新技術に手を出しています。6Gなんていうのはその典型ですが、各種世界ランキングで日本製品のダウンするスピードの方が早くなっています。なぜか、それは変化対応が遅い、それに尽きます。岸田氏が速く回せるようなきっかけを作ることが大事だと思います。
最後に二階氏が今後、どのようになるのか。選挙の前日でしたか、二階氏のインタビューを見ていて急速に老化が進み「おぼつかない」状態に見えました。権力が無くなり、活力のエキスが抜けたからでしょうか?日本には100日ルールがあるのかどうかわかりませんが、岸田政権を今年いっぱいはじっくり見守ってみたいと思っています。(おわり)
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