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2021-07-31 00:00
米は親中、親韓ではないが、親日でもない
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
これはある賢者の言葉だが今よく味っている。いろいろな外交文書が、西側の場合ある年月が経つと公開される。キッシンジャーの極秘中国訪問について、彼はその当時米と関係がよかったパキスタンから北京入りしたのだが、日本の大使が、米大使に今パキスタン入りしていると聞くキッシンジャーは、消息がないがどうしているのかと質問しているのだ。友好国同士の場合は、真実を告げられなくとも、まったくの100%の嘘は言わないのが礼儀だ。しかし、米大使はシャアシャーと彼は体調を壊し入院治療中であると述べているのだ。
米国の裏切りのため、日本の政権、佐藤政権が国内でどれほどダメージを受けたか計り知れない。後任者も福田という正統的候補から、田中角栄という穴的候補に交代し、その彼も国内の米への怒りの余勢をかつての日中国交を米への根回しなく突き進め、後からしっぺ返しを受ける羽目になったのだ。
先般、米国務省高官の中国・天津での中国外交部との会合は、なかなか面白いが、アメリカはウイグル、香港、孔子学院問題など盛り沢山の、表向きの中国批判を行ったが、知人の中国人の内訳はなしでは、「台湾について」あまり言及がなかったとのことだ。米のキャンベル・インド太平洋調整官も、その直前に、米政権は、「一つの中国」政策を歴代米政権と同じく踏襲する立場を述べているのだ。知人の台湾知識人からも、米はいざというときには、助けてくれない。米のはしご外し、自国利益優先は当たり前だと考えていると冷めた見方を聞いている。
大陸の知人は、米は今、表向きは中国批判に夢中のような姿勢で、日本はじめ、西欧先進国を煽っているようだが、米にとり自国の発展繫栄も大事で、米の企業のある人物が述べるように、「真に、台湾有事」なら、中国経済のみならず、アジア経済ひいては、その影響は米にも及ぶ経済破綻への道を進むことになる。その前で止めるのが、大国同士の関係だと述べ、秋のG20における、米と中国との首脳会談を予言している。
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