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2021-06-18 00:00
(連載2)小池都知事は都知事に留まるのか
岡本 裕明
海外事業経営者
彼女は政治家ではなく、タレント素養だと思います。名を売るための政治であり、政治家を踏み台にし、舛添、細川、小泉、小沢、前原、安倍各氏らを怒らせました。いや、もっと言えば短期間であるけれど学生時代に結婚したとされる相手さえ利用しました。「政界の渡り鳥」と言われるのは逆に言えば口のウマいタレントに政界を代表する人たちが掌の上でコロコロされてしまった、ということでしょう。では今、コロコロされているのは誰か、といえば二階さんに見えます。但し、感性が鋭い彼女としては踏み台としてそろそろガタが来ていると感じ取っているはずで、私の予想が正しければこの秋が彼女の次のサプライズ(=ちゃぶ台返し)になるような感じがします。もうひとつ、都知事に留まらない可能性を感じている理由は7月の都知事選で都民ファの劣勢が見込まれ、議会において自分が居心地の良い場所とならなければ、彼女にとってモチベーションが下がるからです。
では総理を狙うルートはあるのか、これは私にはわかりません。パッと見た限りではなさそうです。秋の衆議院選挙に打って出るには都知事を辞め、何らかの形で立候補するする必要があります。私が考え得る可能性のひとつは最近ブレの見える枝野氏率いる立憲から将来の党首含みでの挑戦でしょうか?政策的には維新の方が良いのですが、そもそもポリシー無き政治家であまのじゃくの性格、かつ弱いところに入り込み、巣を作るのが得意ですから立憲はおいしそうに見えるかもしれません。もう一つは仮に自民党が分裂した場合、分裂した側につくというのもアリです。あらゆるオプションをテーブルの上に広げ、そのタイミングを鷹のような鋭い目でチャンスを狙っているともいえます。
もちろん私の大胆予測こそ奇をてらったところだと思いますが、彼女の人生はすべてがあり得ない展開で進んでいること、日本で最初の女性総理を狙っているであろうことは容易に想像がつくのでいつまでも都知事に留まるのは不自然に見えるのです。もちろん、彼女の野望が10代、20代の時のようにがっついたものではなくなっていれば、彼女は「都知事が頂上として十分だ」と思い始めているかもしれません。今のポジションを捨てて更にビッグチャレンジをするには手持ちカードが十分ではないのかもしれません。
最後に、お前は昔、小池百合子をイチオシしていたじゃないか、という件ですが、都知事としての役割、特にコロナ対策における都知事の腕前を見ていて個人的に「がっかりした」と申し上げておきます。ただ、小池百合子人気は根強いものがあり、仮にどんなレベルの発言をしようと熱狂的なファンとマスコミをうまく引き込めば小池劇場の満員御礼は続くのでしょう。(おわり)
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