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2020-09-11 00:00
ポスト安倍政権に望む外交
中山 太郎
非営利団体非常勤職員
第二次大戦後、大人たちはこっそりと「我が国はなんて馬鹿なことをやったのだ。相当な馬鹿だった」と述べる身近の者がいて、子供心によく覚えている。今でも、時々思い出す言葉だ。
戦後色々あったが、一つはBC級戦犯に対する世界の軍事法廷での裁判だ。1千人以上が死刑になった。死刑理由には色々な戦争犯罪が付与されたが、捕虜の食事に木の根などの劣悪なものを出したとゆうのもあった。最近、新聞、雑誌広告に「ごぼう茶」の宣伝をよく見かけ、如何に健康に良いか力説している。70、80年代香港のみならず、大陸の北京と上海に出張の際、現地の友達に土産に何が良いか聞くと、野菜のごぼうが見つからない、持参してきてくれと言う者も少なからずいた。最近では中国大陸でもごぼうは、ビタミンに富み、食物繊維も多く健康に良いと知る人は知る食品だそうだ。しかし、白人の多い西側諸国では、私の狭い接触の範囲ではまだ「木の根」の段階で、ごぼうへの理解は今一つ進んでいないようだ。
ポスト安倍政権での指導者への希望することは、後のことを考えず第二次大戦へやみくもに突っ込んでいったことを深く反省し、こうしたことが起きないことに尽きるが、9月10日付読売新聞の記事における五百旗頭真氏の以下の発言は、まさに我が意を得た思いだ。全面的に賛成する。
「国の指導者は、日本が危機の最前線にいることを自覚すべき」、「日本と欧州は、比較的世界を見ることが出来、それなりの国力も持っている」、「『米中新冷戦』」の先にあり得る世界の破綻を避けるには、日欧が頑張らねばならない」、「新型コロナ対策でも重要な国際協調を粘り強く訴え、米中両国を説得する必要がある」そして次のように示唆する。「自由、民主主議など「正義の御旗」を振りかざすだけでなく、時には無節操なほど柔軟に異なる文化を理解し、様々が国と仲良くつきあう。そんなしたたかな外交が重要だ」。
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