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2020-05-16 00:00
(連載2)日本にシリコンバレーができない決定的な理由
岡本 裕明
海外事業経営者
もしもITのメッカになるなら交通の便、宿泊といったインフラから起業家同士が交流し切磋琢磨する土台、関係官庁が刺激を行い投資を継続するインセンティブ、そして自分たちが向かう明白な指針が必要でした。今、同町の社会動態人口動向を見ると2011年のマスコミで話題になった頃に転入が転出を12人だけ上回ります。1970年の統計開始以来2018年まで最初で最後です。つまり言われるほど田舎暮らしとITのリモート性の親和性はなかったのです。
外から見る私には日本には絶対的に世界をリードできる分野がいくつもあります。ロボテック、精密機器、高齢者の介護産業、アニメ、飲食、アートなど本質的に高いレベルを持っているのにそれを全く生かせない歯がゆさがあるのです。なぜ、それを集積して世界に発信できる規模に育て上げられないのか、不思議なのです。
もしも東京を国際金融都市にするのであれば私が考えうる案は一つだけです。仮想通貨金融の世界一を目指すことです。すべての域内投資が為替というハードルを乗り越えらえるような仮想通貨経由ですべての投資銘柄へのアクセスができる仕組みを作り出せれば圧倒的地位を築けます。つまり誰もやったことがない二の足を踏むような領域に入らないとだめだということです。
日本に世界に名だたる集積基地を設けるなら役所も企業もそこで働く人々もすべてが過去からの離脱が必要です。役所や企業は規制をするのではなく、優秀なスタッフが生み出す未知への挑戦をいかにアシストするのか、立ち位置を変えていかねばならないと思います。そうすればもっと優秀な人たちの芽が出てくることでしょう。(おわり)
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