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2020-04-13 00:00
北朝鮮で何かが起きている
荒木 和博
特定失踪者問題調査会代表
北朝鮮の最高人民会議(国会)が14月12日に開催されました。当初10日に開催されるとしていたものが何らかの理由で2日遅れたものです。しかも金正恩は出席しませんでした。金与正が政治局員候補になったのも含め、何かが起きていることは間違いないと思います。
昨年末の4日続いた党中央委員会以降、武漢コロナウイルスの感染なども含め、間違いなく北朝鮮の中枢部は揺れています。私が代表を務める特定失踪者問題調査会が、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)向けに行っている短波放送である「しおかぜ」に対する妨害電波もそれを反映してのことでしょう。こんなときだからこそ、韓国からの大型風船に付けてビラを十万枚くらい飛ばせたら間違いなく何らかの効果はあるはずなのですが、コロナ以前に親北政権のもとではほとんど不可能なのが残念です。
その韓国は15日が総選挙です。1院制の韓国ではこれが来年の大統領選挙を占うといいますが、現状では与党有利のようです(とは言っても韓国の政治は突然激変するので予測できませんが)。南北は同じ民族で、色々なことがシンクロします。南で変動があれば、今の状況だと北朝鮮にも何らかの形で伝播すると思います。休戦ラインの警備が南側はかつてより格段に手薄になっている現状で、もし北朝鮮側に異変があって難民が流れ込むことが起きたらどうなるか、危機感を持って向き合うべきです。
不思議と韓国の人は「休戦ラインは厳重に警備しているから」と言って心配しないのですが、だからといって日本人も心配しなくていいということではありません。日本にとって対岸の火事で済まされる問題ではありません。北朝鮮で何が起きているのか、どう対処する必要があるのか、私たち民間も含めて今のうちから最低限シミュレーションくらいはしておく必要があると思います。
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