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2020-01-22 00:00
(連載1)2020年日本展望
岡本 裕明
海外事業経営者
日本は島国でかつては鎖国もしていたこともあり、外で起きている激しい戦いや社会の変化を情報としては知っていても肌で感じることは少なかった歴史があります。そのギャップは海外から見ても同様で、日本が神秘の国であり、日本を理解できず、摩擦が生じたこともありました。我々はこの世界とのギャップをどうとらえていくべきでしょうか。
ギャップを埋めるのか、我々独自の道を歩むのか、大きな問題に直面するでしょう。私はその両面をうまくとらえて日本らしい立場から国際社会の中で畏敬の念を抱いてもらえるような国家と国民になれればと考えています。そのためには教育を見直すべきです。日本人故に日本をもっと知り、歴史をしっかり勉強する気持ちを持ってもらうべきだろうと思います。それが国際人への第一歩なのです。
さて、2020年の日本はどう展開するでしょうか?経済についてはマインド設定がとても悪い気がします。オリンピックに全ての焦点が当たっていて、秋から腑抜けになるようなイメージすら持たせるメディアもあります。しかし、オリンピックはわずか2-3週間のイベントであり、東京近辺での経済的便益が中心です。気持ちと経済は別物であり、日本経済が低位ながらも安定成長を続けるという前提はしっかり押さえておきましょう。多くの企業はオリンピック後の投資(建設コストの問題)を考えています。新たな取り組みも数多くあります。万博だってあります。20年代という新たな10年のスタートが8カ月後に萎んでしまう訳がありません。
政治は面白いかもしれません。都知事選がオリンピック直前に行われますが、現状からすれば小池百合子氏の都知事再選はほぼ確実です。更にはその後、彼女は首相を狙う可能性があるとみています。つまり、安倍首相の後継者は岸田、石破、菅…といったありそうでなさそうな候補者各氏ではなく、安倍首相の後継狙いの筆頭に小池氏がなりえるということです。(首相の座を巡る争いは今年ではありませんが)オリンピックを成功裏に終わらせ、都政に一定の道筋をつければ小池氏の他にこれほど強力な対抗馬はいないでしょう。(つづく)
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