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2018-12-20 00:00
(連載1)どうなった北朝鮮の話題
岡本 裕明
海外事業経営者
今年の夏、あれだけ盛り上がった北朝鮮問題。金正恩氏があれだけ報道され、世界中が注目し、今年中には一歩踏み込んだ協定とか、近いうちに朝鮮半島に和平がもたらされるなど、様々な憶測が飛び交いましたが、今ではニュースにすらならなくなりました。韓国の文大統領も南北間は朝鮮半島の問題とし、自分がどうにかできると単独で様々な試みをしたものの北朝鮮から何ら反応がなくなったというのが正直なところであります。何が起きているのでしょうか?
わずか数カ月の間にこれほど盛り下がる話もないと思います。個人的には何か深刻な問題が生じているような気がします。また、朝日新聞は韓国高官の話として「(米国が)崔善姫(チェソンヒ)外務次官や金英哲(キムヨンチョル)党副委員長に10回、20回以上も電話をかけても、平壌から返答がないそうだ」と報じています。仮にこれが本当の話であればこれは明らかにおかしいと思います。
金正恩氏はもともとアメリカとディールをしたくてしょうがなかったはずです。確かにシンガポール会談後、アメリカの厳しいスタンスに辟易としているとしてもここで貝を閉じるほど小さな指導者でもないはずです。アメリカからの呼びかけに対して無視するというのはどうしても返事ができない喫緊の問題が生じている可能性は一つあり得ると思います。事実、この一月ほど、北朝鮮から何の目立った報道もないし、金正恩委員長の動向も報じられていません。
次に囁かれるのがアメリカと韓国の北朝鮮をめぐる不協和音であります。文大統領は独自に南北関係を再構築したいと先走り、それが国連の制裁義務違反すれすれになっていることやアメリカと共同歩調が出来ない韓国にアメリカはいらだっているとされます。過去何度か、アメリカはこれに強く怒っていると報じられていますが、文大統領は「何の話?問題なんて一つもない」とこの噂を否定しています。(つづく)
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