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2018-09-12 00:00
(連載1)沖縄知事選のゆくえ
岡本 裕明
海外事業経営者
翁長知事の逝去を受け、沖縄の知事選が9月30日に行われます。週刊誌的に見れば、辺野古移設反対派と容認派との戦いとなるのでしょう。私もこの選挙には興味があり、ニュースをそれなりに読んでいるのですが、私が見る今回の切り口はそのような表面的争いというより、翁長氏の意思を継ぐ派と考え直す派と容認派の3派に分かれるような気がしています。
形勢としては移設反対派のポジションは弱い気がします。今年6月、新潟の知事選で原発反対の知事が続いた後、自公支持の花角英世氏が当選しました。なぜ、今までの流れが変わったのか、当時の解説は野党が分裂し彼らの公認候補を推すのではなく、野党が自分の好きなことを選挙期間中主張したとされます。が、もう少し考えると再稼働反対派が期待したのは原発反対のポリシーを唱える知事そのものだったのではないか、という気がするのです。ところがその米山隆一氏が格好悪い辞任のしかたをしたことで支持層の熱意が冷めてしまったということではないかと思うのです。
もう一つ、例を挙げるなら、小泉元総理が郵政解散をした際、圧倒的支持を受けて小泉氏が再選されました。なぜでしょうか?国民は郵政問題にどこまで深い興味があったか私には疑問でむしろ、小泉氏のスタイルに信奉者が多かったということではなかったでしょうか?同じことは安倍首相や都知事選の際の小池百合子氏にもいえ、個々の政策問題よりも政治家、あるいは一人間としての支持ではないかと考えるのです。
翁長氏の知事としての活動はぶれることがなく、体を張った戦いぶりであったことに県民が深く敬意を表した点において争点云々ではなく、翁長氏のスタイルが圧倒的支持基盤だったと考えています。(つづく)
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