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2017-11-09 00:00
アメリカの若手下院議員との意見交換
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
総選挙が終わって一週間が経った10月30日の朝、アメリカから、日米関係の強化に今後大きな役割を期待される若手の有望な下院議員二名(ホアキン・カストロ議員、アミ・ベラ議員)を迎えて、同僚議員数名とともに約二時間にわたって意見交換をしました。カストロ議員は米下院の日本議連の民主党代表を務める人物でもあり、両名とも下院外交委員会のメンバーでもあります。
特に北朝鮮情勢はもちろんのこと、中国における共産党全国代表者会議が先週閉会し、習近平体制の二期目の陣容が固まったタイミングでもあります。東アジアの安定を維持するためにも、アメリカのアジアにおけるプレゼンスが非常に重要であることを私からは強調しました。台湾やベトナム、韓国など中国周辺の国がトランプ政権のTPPからの離脱をアジアからの将来的な撤退の可能性と誤解しないように、アメリカ政府からもしっかりとしたフォローが重要であることも伝えたところです。
急速に影響力を拡大する中国、そして依然として軍事大国であるロシア、こうした大国とどうやって対峙していくか、またTPPやパリ協定などルール作りの面でのアメリカの今後の姿勢など、多岐にわたって意見交換、そして認識の共有を図ることができました。先方からも国際的ルールへの関与の重要性は少なくとも民主・共和両党の議員の間では一定程度共有されているとの認識も示されたところです。
今後情勢が緊迫化し、また目まぐるしく変化する可能性が高い今後のアジアにあっては、各国の政府はもちろんのこと、政治家同士でも認識の共有を密にしていくことが非常に重要です。今後とも次世代を担う政治家同士の関係構築に向けて努力してまいります。
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