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2015-12-09 00:00
(連載1)日中与党協議会と気候変動関連会議に参加して
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
先週後半、谷垣幹事長に同行し、北京で開催された公明党を含む日中の与党協議会に3日、4日と出席し、その後、パリで開催されているCOP21と同時並行で行われた各国議員によるGLOBE(地球環境国際議員連盟)の会議(5日)に出席しました。1泊4日の短い日程ではありましたが、どちらも有意義な会議となりました。
私からは、日中の与党協議会においては、知的財産権の保護について中国側に法制度の強化を求め、またSDRに人民元が加わったタイミングでもありましたので、中国に進出している企業が苦労している資本取引、金融規制についての改善を求める発言を行いました。またパリにおいては、新たな環境経済への移行について議論するセッションで、日本における経験からbest available technology やイノベーションに着目した規制を各国が厳格に行うことで、新たなマーケットが誕生し、各企業にもイノベーションを喚起し、結果として経済成長と環境の両立を果たすことが可能となる旨の発言をしたところです。
パリでの会議は、もともとアル・ゴア米副大統領と小杉隆元文部科学大臣が立ち上げた枠組みで今年が25周年になる会議ですが、常に国際政治的な色合いを帯びる気候変動対策の交渉において、少なくとも各国で環境政策に前向きな議員が国際会議を持つことで、この極めて深刻な問題の対策の前進をはかることが出来ないかというのが、その最大の意義となっています。
気候変動対策の枠組みは、各国の中でも経済部局が環境部局よりも政治力がある現実の中で必要以上にこじれてしまっている面が否定できません。地球環境の科学の議論となる前に政治の議論となってしまっている背景もその辺りにあります。その意味では今後も一定の意義が確実にある会議ですので私も一政治家として関わっていく所存です。(つづく)
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