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2015-09-24 00:00
(連載1)非常に残念だった民主党の旧社会党化
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
平和安全法制に関する法律が18日未明、参議院でも成立しました。私がこれまでもいろいろなところで主張してきたところでもありますが、今現在自衛隊がPKO等様々なところで国際協力活動に貢献しており、かつわが国も中国の軍拡や北朝鮮の不安定な情勢など危機に直面している状況の下にあっては、日本が国際的に非難され孤立する、あるいは日米同盟を危機にさらすことは、わが国の安全に致命的であり、それを避けることは極めて重要であって、そのための環境整備は日本の政治家として極めて大きな責務です。
この不安要素を解消するために、最低限の集団的自衛権の行使を可能にすること、そしてその行使に当たって必要な方整備を行うことは極めて重要なことでした。ひとまずこの成立により、わが国の安全がより確保される状況となったことを歓迎したいと思います。そしてそれは決して、中国や北朝鮮が煽るような危険なものでも、戦争法案でも何でも無い。そのことは今回の改正の中身を詳細に検証すれば明らかなことです。
むしろ、わが国の周辺での国連の命令のもとでの臨検について、国連に働きかけをして他国に要請しながらわが国だけは依然としてその活動が出来ないという矛盾については、周辺事態という括りの中で、その解消が今回は見送られるなど、まだまだ検討をしていかねばならない点が残されているのも事実です。足りない点、あるいは現実に即していない点など、実際のオペレーションの中で問題が今後生じることもあり得るわけで、不断の検証が今後は必要になってくると思います。
こうした様々な点について、まだまだ理解も拡がっていないとも思われますので、いろいろな場面で内外にきちんと引き続き丁寧な説明を行っていきたいと思います。それにしても、今回残念だったのは、民主党の動きでした。一度政権を担い、責任政党となったかという期待がありましたが、もろくも崩れ去った印象です。(つづく)
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