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2015-04-05 00:00
(連載2)AIIB、エネルギーミックスの自民党内の議論
鈴木 馨祐
衆議院議員
エネルギーミックスの議論については、今朝の党本部での会議で「エネルギーミックスに関する提言(案)」が示され、私からは「各国の議論の中で、安全、安定供給、コスト、気候変動のバランスの中で議論されているエネルギーミックスであるが、我が国においては環境についての危機意識の優先順位が他国と比べて低い。ベースロード電源6割を確保するとの原案の記述は、原子力と石炭の二択しかないと言っているに等しく、石炭火力を増やすという世界の潮流からかけ離れた方向を示すことになりかねない。今後COP21における2020年以降の温暖化対策の枠組みが議論され各国がその主導権争いをしている中で、サミットにおける安倍総理の手足を縛ることになりかねず国益にも反するので6割という数値は明記すべきではない」と申し上げたところです。
他の多くの出席者の発言も、国際的に各国が原子力・水力・石炭といったベースロード電源については低減させていく流れの中で6割という数値を明記することへの反対論が多く、最終的には額賀調査会長がこうした議論を受けて、自分への一任とするとし議論が閉じられました。
同時にベースロード電源6割という記述については、党の環境・温暖化対策調査会と協議して記述を検討するとの発言もされたところです。わが国の国益、そして地球環境問題や経済問題に大きな影響を与えるトピックですので、今後の動きをしっかりと見たいと思います。
今後は、これまでも行われてきた安保法制の議論なども引き続き行われますし、内政外政ともに課題が山積しています。政府・党双方の立場でしっかりと責任ある議論をしていきたいと思います。(おわり)
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